2021年11月15日
by DCM 編集部 |
公開:2021.11.15 11:00 更新:2021.12.21 09:57
冬のキャンプを快適に過ごすためには、何を準備すればよいか悩むことはありませんか?電源を使えるキャンプ場はありますが、場所が限られます。
そこで活躍するのが、電源がないところでも使用できる湯たんぽです。湯たんぽは、水とやかんさえあれば使用できるので、冬のキャンプアイテムとして意外に人気があるのです。
この記事では、湯たんぽの種類や特徴、使うときの注意点を紹介していきます。温かくて快適な冬キャンプを過ごして、楽しい思い出を作りましょう。
キャンプにストーブを持っていくかたもいるでしょう。しかし、テント内では一酸化炭素中毒の危険性がありますので、ストーブを使用するためには換気が重要になります。
ストーブが消えたテントの中は、外の気温と同じくらい冷え込んでしまいます。寒くて眠れない経験をしたかたもいるでしょう。
保温性が高い寝袋や、ストーブは高価なので、安価な湯たんぽは初心者でも手軽に取り入れることができます。
ベテランキャンパーであってもひとつは持ち歩くほど、湯たんぽは冬キャンプで重宝されているのです。
湯たんぽの作り方はとても簡単で、やかんや鍋でお湯を沸かし注ぐだけで完成。湯たんぽカバーは必ず使用しましょう。
体に直接当てる場合は、腰や太ももを温めると全身がぽかぽかしてきます。冷めてきたときは、中のお湯を温め直せば何度でも使えます。
湯たんぽの中のお湯を捨てず、朝に洗顔などで使用すれば、冬キャンプで冷たい思いをしないですみます。
湯たんぽの使用方法を是非覚えておいてくださいね。
眠る15分~30分前にシュラフや寝袋の中にいれておけば、寝袋全体が温まるので、寝付きがよくなります。
寝袋の中で使えば、湯たんぽのお湯は朝まで温かいです。大きいサイズの湯たんぽのほうが、保温時間が長くなるので好みで選んでみてください。
焚き火をしているときに、背中が寒いと感じたことはありませんか?焚き火をしても体が冷えると感じる人は、湯たんぽで膝や背中を温めましょう。
夕方以降は気温が急に下がるので、焚き火をしているとはいえ、冷え対策に使用してみてください。
テーブルに毛布や筒型のシェルフを広げて、湯たんぽを使うとこたつの代わりになります。
テーブルの大きさによっては、2個以上必要になりますが、湯たんぽ自体かさばらないので是非試してみてくださいね。
湯たんぽの種類や特徴がわかれば、冬のキャンプがさらに快適になります。直火にかけられるものや、持ち運びがしやすいものなど便利なものがあります。
素材の種類も豊富で、金属製やプラスチック製、ゴム製のものがよく使われています。
ここではその素材にフォーカスをあてて、使用方法を紹介していきます。
ひとくちに金属製といっても、トタン製、ステンレス製、ブリキ製などがあります。トタン製やブリキ製は、直火にかけられるので、やかんや鍋がなくても使えるので便利です。
金属製の湯たんぽは、温かい時間が長く、保温性の高さがメリットです。しかし、保温性が高いぶん、やけどには十分注意してください。
プラスチック製の湯たんぽは、軽くて持ち運びのしやすさが特徴です。透明なものは、湯量が見やすく、はじめて使う人でも扱いやすいです。
保温時間は短めですが、お子さんと一緒に過ごすキャンプでは、やけどの心配が少ないのでおすすめです。
ゴム製の湯たんぽは、やわらかい素材なので体にフィットしやすく人気があります。使い終わったらお湯を抜いてたためるので、キャンプの荷物がコンパクトにまとまります。
また、氷を入れると氷のうとしても使えるため、利便性が高いのが特徴です。
湯たんぽをキャンプ場で温めるには、ケトルや鍋、やかんを準備してお湯を沸かしましょう。鍋のお水から小さな気泡が出てきたら火を止め、湯たんぽに注ぎます。
沸騰したお湯を使用すると、湯たんぽの表面温度が上がりすぎてしまうため、沸騰する前に火を止めるようにしてください。
直火で使える金属製の湯たんぽは、あらかじめ水を入れておき、湯たんぽのふたをはずしてガスコンロなどで直火にかけます。
お湯が沸きはじめたら、湯たんぽからグラグラと音がしますので、火から下ろし、ふたをしましょう。熱くなっているので、軍手や耐熱グローブを使用してください。
湯たんぽの素材によって温め方は異なりますが、どちらも温めすぎるとやけどをしてしまうので十分に注意しましょう。
やけどに注意と前述したとおり、湯たんぽは火やお湯を使うので扱いには気をつけましょう。
湯たんぽにお湯を注ぐときにこぼれたり、ふたがきちんと閉まっていなかったり、お湯が体にかかる可能性は十分にあります。
湯たんぽに入れるお湯の温度に気をつけたり、湯たんぽの正しい使用方法は守るようにしてください。
湯たんぽを使うときに注意したいことは、低温やけどです。同じ場所に長く当たらないようにして使いましょう。
湯たんぽの表面の温度が40度以上の際は、使用時間に注意してください。低温やけどは、湯たんぽの表面温度が「44度で4時間」「46度で90分」「50度で2~3分」で発生します。
湯たんぽカバーを使用し、寝袋の中に入れるときは、さらにバスタオルでくるむようにしましょう。
体に密着しないようにして、足下に置くか寝袋の外から温めます。寝返りができない小さいお子さんとキャンプに行く場合は、とくに注意してあげてください。
湯たんぽに入れるお湯の温度は60〜70度です。湯たんぽを使うなら、中に入れるお湯の温度にも気をつけましょう。
47度くらいで湯気が出はじめ、75度になれば小さな泡が出てきます。このとき、火を止めることがベストです。
大きな泡が出始めると90度ほどになっています。寒い日は熱いお湯を使いたくなりますが、沸かしすぎに注意しましょう。
血液は体の中心に集まり、大切な内臓を先に温め、その後、手先などの末端に血液が行き渡ります。
背中やお腹を中心に温めると体全体がぽかぽかしてきます。足先や手先は冷えを感じやすいかたは、小さい湯たんぽで足先だけを温めることがおすすめです。
湯たんぽの種類や特徴、使用方法がわかれば、冬のキャンプで温かく快適な夜を過ごせます。
直火で使う湯たんぽは、温め直しをするときに便利です。表面の温度が高いのでやけどに十分気をつけましょう。
寝袋に入れるときは低温やけどにならないように、バスタオルなどを活用し、同じ場所に当たらないように使用してください。
魅力がいっぱいの冬キャンプに行く際は、湯たんぽを上手に活用してみてはいかがでしょうか。
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