2022年01月04日
by DCM 編集部 |
公開:2022.01.04 09:00 更新:2022.01.05 14:58
多肉植物は初心者でも育てやすく、その種類の多さや育てやすさから、インテリアとしても人気があります。
そのままでもとても可愛い見た目の多肉植物ですが、色々な品種を一つの鉢に植える、寄せ植えをすることで、さらにおしゃれに飾ることができます。
今回は、多肉植物の寄せ植えをおしゃれに仕上げるポイントを紹介します。ちょっとした工夫で、よりオリジナリティの高い寄せ植えが楽しめるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
一つの鉢に、さまざまな種類の植物を複数寄せ集めて植えるアレンジ方法を、寄せ植えといいます。ユニークな色や形の多い多肉植物は、より寄せ植えが楽しめる植物です。
一方、多肉植物の寄せ植えは、どの品種を組み合わせてもいいわけではありません。さらに、寄せ植えに向かない多肉植物もあります。
いくつかの注意点に気をつけつつ、自分なりに完成イメージを持つことで、寄せ植えの成功率や完成度が一気にあがりますよ。
寄せ植えの手順は、植え替えの手順と基本的に同じです。
まず、底に軽石を入れて水はけをよくした鉢に、3分の1くらいの土をあらかじめ入れておきます。
あとは、寄せ植えをしたい多肉植物をお好みの配置で植えていくだけです。配置が決まったら、土を足しながら株を固定していきます。
寄せ植えをする品種を選ぶ際は、多肉植物の生育型を合わせる必要があります。多肉植物には3つの生育型があり、生育型が異なると、水やりのタイミングなど、育て方が変わってくるので注意が必要です。違う生育型の多肉植物を同じ鉢に植えると、根腐れなどのトラブルを引き起こし、うまく育たないケースがあります。生育型には、春秋型、夏型、冬型とあるので、それぞれ同じ生育型の植物で寄せ植えを行いましょう。
また、多肉植物の中には、寄せ植えには向かない植物があります。たとえばハオルチアという品種です。ハオルチアは蒸れに弱いので、あまり密集した場所に置いておくと弱って枯れる原因になってしまいます。
多肉植物の寄せ植えをおしゃれに仕上げるためには、どんな雰囲気の寄せ植えにしたいのかなど、テーマを決めて、そのコンセプトにあった色を取り入れることが大切です。
なんとなく好みだけで選んでしまうと、気がついたらほとんど同じ形の多肉植物ばかりになってしまって、せっかくの寄せ植えなのに、あまり見栄えがよくないといったことにもなりかねません。
たとえば「クリスマス」というテーマを決めて寄せ植えをすれば、色は赤と緑にするなど、テーマに合わせたアイデアが浮かびやすくなります。テーマやコンセプトを決めることで全体的にまとまりが出て、よりおしゃれに仕上げることができます。
多肉植物にはたくさんの品種がありますが、さらに異なる品種の多肉植物を組み合わせて寄せ植えにすると、本当に世界に一つだけの鉢が出来上がります。
主役となる多肉植物はもちろん、植木鉢や土にもこだわることで、さらに寄せ植えをおしゃれにすることができます。
寄せ植えをおしゃれにするためには、まずは鉢にこだわりましょう。寄せ植えのコンセプトや植える多肉植物の品種、飾る場所などに合わせて鉢を選べば、ぐっと雰囲気が変わります。
さらに、植木鉢として売られているものだけではなく、身の回りのさまざまなものを鉢として利用するのも、おしゃれにする1つの手段です。
たとえば、普段は処分してしまう空き缶も、多肉植物の鉢として利用することができます。きれいな空き缶をそのまま使うだけでも、普通の植木鉢とは違う雰囲気を演出できるのでおすすめです。さらに、錆加工を施した空き缶を使えば、味わい深い雰囲気を出せますし、自分でペイント加工をすれば、オリジナリティあふれる鉢になります。
空き缶を使う場合は、底全体にクギなどでいくつかの穴を開け、鉢底石を入れて、排水性と通気性を確保しましょう。
他にも、お皿やケーキ型を使うアイデアもあります。真ん中に穴の開いたケーキ型を使うと、リース状の寄せ植えができるのでおすすめです。
寄せ植えをする品種を選ぶ際に、まず選びやすいのが色です。同じ色の系統なら統一感を出せます。あえて、正反対の色を使って、メインとなる多肉植物を際立たせることもできます。
さらに、多肉植物の色の豊富さを生かして、グラデーションにするのもおすすめです。ただし、あまりたくさんの色を使いすぎるとごちゃごちゃした印象になるので、使う色は3色程度にまとめましょう。
次に変化をつけやすいのが形です。多肉植物は、それぞれユニークな形をしているので、違う種類のものを選べば、バリエーションが豊かになります。
逆に、あえて同じ種類の多肉植物で寄せ植えをする方法もおすすめです。同じ種類でも、品種によって色のつき方が変わるものもあります。同じ形で、色が違うというのも、おしゃれな寄せ植えに仕上げるアイデアの1つです。
寄せ植えにするうえで、大きさも考慮して品種を選ぶと、より立体感が出て、おしゃれに仕上がります。大きい多肉植物をメインにして、メイン以外のものは、少し小さなもので隙間をうまく埋めるのがポイントです。
葉がぷっくりとしていて、葉と葉が詰まっているものや、高さのあるものなどをメインとして選ぶと見栄えのいい寄せ植えに仕上がります。
多肉植物を植える土は、水はけがよければ多肉植物用の土以外でもいいので、自由に選ぶことができます。
寄せ植えの演出をより豊かにしてくれるのが、カラーサンドです。カラーサンドは、自然の土ではなく、ゼオライトなどを色付けした小石や砂のことで、さまざまな色が選べます。
鉢や多肉植物の色に合わせて単色で使用するだけでも、おしゃれに仕上がるのでおすすめです。さらに、こだわるのなら、違う色を交互に入れてボーダーを作ることもできますし、上級者になってくると、模様を作ることもできます。
カラーサンドのよさを最大に活かせる鉢は、便などの透明な鉢です。多肉植物の寄せ植えに合わせて、色やデザインを見せることができます。
寄せ植えは、多肉植物栽培を楽しむ方法の1つです。違う多肉植物をただ寄せ植えにするだけでも、十分に魅力的ですが、ちょっとした工夫をするだけで、寄せ植えがさらにおしゃれに仕上がります。
お部屋のコンセプトや飾る場所のテーマにあった寄せ植えにすれば、満足感もひとしおです。寄せ植えにする品種はもちろん、鉢や土にもこだわって、多肉植物の寄せ植えを存分に楽しんでくださいね。
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