2021年02月12日
by マース ジャパン リミテッド |
公開:2021.02.12 20:40 更新:2021.10.04 16:23
性ホルモンに関連する病気を予防し、ワンちゃんの長生きにつながります。また、攻撃性が低下し発情期のトラブルがなくなるメリットも。近年、手術を選択するオーナーさんが増えています。
避妊・去勢手術のメリットは大きいです。一方で、手術後は肥満や尿路結石のリスクが高まることも。オーナーさんが日頃からワンちゃんの食事や運動に気をつけてあげてください。
メス犬では乳腺腫瘍、子宮蓄膿症などの発生率を大幅に低下できるため、早めに避妊手術することは長生きにもつながります。特に乳腺腫瘍はメス犬の全腫瘍のうち50%を占め、しかも悪性である割合が50%と非常に高いのです。オス犬の場合は精巣腫瘍、前立腺肥大などの発生率を低下させることができます。
またオスメスとも攻撃性が低下し、発情期のトラブルを抑えられ、望まれない命が生まれることも防げます。手術時期の目安は初めての発情が来る前です。
●オス
・大声で吠え続ける
・メスを求めて家出する
・人や他の犬への攻撃性が増す
●メス
・年2~3回の発情期は気分が不安定
・出血をする
・巣作りをする
・偽妊娠をする
・怒りっぽく噛みやすくなる
●手術の内容
オス:去勢手術:睾丸を取り除く
メス:避妊手術:卵巣または卵巣と子宮を取り除く
●手術にかかる時間
オス:30分程度
メス:1時間程度
●手術の時期
小型犬:生後6か月前後から
大型犬:生後1年前後から
●入院期間
オス:日帰りも可能
メス:最長1週間程度
避妊・去勢手術後はホルモンバランスが変化し、運動量は減るのに食事量が増えます。手術前に比べて肥満のリスクが上がります。
・脂肪や炭水化物量を抑えたフードを選ぶ
・低カロリーのフードを選ぶ
・下部尿路の健康維持に配慮したフードを選ぶ
・給与量を守る
・きちんと運動させる
提供元:マース ジャパン リミテッド
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