2022年01月04日

多肉植物のセダムは個性派ぞろい!育て方やおすすめ人気品種7選も紹介

by DCM 編集部

公開:2022.01.04 07:00 更新:2022.01.05 14:54

ミニサイズで人気のセダムは、部屋のちょっとしたスペースでも育てられる、かわいらしい見た目が特徴の多肉植物です。

セダムは、室内だけではなく、屋外でも重宝されています。とくにお庭の隙間植えにおすすめです。小さいサイズのセダムが大きいサイズの草花と並ぶと、大きさのコントラストが、互いの魅力を引き立てあいます。

また、セダムは種類も豊富です。つる性の茎を持つセダムをプラントハンガーにつるして、部屋をおしゃれに飾りつけたり、紅葉する品種で四季のうつろいを感じたりと、さまざまな楽しみ方ができます。

見た目がかわいく、使い勝手もいい、そして初心者でも育てやすいセダム。今回は、セダムの魅力、育て方や増やし方、さらに人気の品種まで詳しく紹介します。

多肉植物の中でも人気のセダム

セダムが人気の理由は、見た目以外にもあります。品種の豊富さと、バリエーション豊かな花が咲くことです。セダムには、日本原産の品種もあります。

種類が豊富なセダム

セダム属は、ベンケイソウ科の中で最も品種の多い属種の多肉植物です。生育型は春秋型で、耐暑性、耐寒性ともに強く、丈夫なため、個人での栽培以外に、グランドカバーとしてもよく利用されています。原産地が全世界に広がっているのも特徴です。

セダムの品種は、日本だけでも30種類以上あり、世界の園芸品種も合わせると、その数は400種類以上にものぼります。

葉の形や厚み、色が品種によって大きく異なるのもセダムの大きな特徴です。同じセダム属でも、とがった葉の品種もありますし、丸みを帯びた葉の品種もあります。豊富な品種を楽しめるのもセダムの魅力の1つです。

背丈も品種によってさまざまで、3センチほどの小さいものから、ほふく(植物の茎や枝が、地面をはうようにして伸びる性質のこと)しつつ、50センチまで生長する品種もあります。

セダムは花もバリエーション豊か

セダムの花は、星型の花、菊似の花など、バリエーション豊かです。花の色で多いのは、黄色や白色ですが、品種によっては、赤、紫、オレンジ、ピンクといった鮮やかな色のものもあり、カラフルな色彩を楽しめます。

また、品種によって開花時期が異なるので、開花時期の違う品種を寄せ植えにするのもおすすめです。紅葉する品種も合わせると、さまざまな色の変化を楽しめますよ。

セダムの育て方と増やし方

セダムは丈夫なので、初心者でも育てやすい多肉植物です。

一般的な多肉植物用の土で栽培可能で、置き場所に関しても、日光さえ当たれば、それほど気を配る必要はありません。

また、病害虫に強く、水やりも少なくて済むため、忙しい方でも安心して栽培できます。さらに、繁殖力が強いのもセダムの特徴の1つです。挿し木、葉挿しで簡単に増やせます。

土や置き場所などの環境

セダムに限らず、多肉植物は排水性と通気性のいい土を好みます。ただ、水はけさえよければ、セダムは特に土を選ばないので、ホームセンターなどで販売している多肉植物用の土で十分です。

ただし、多肉植物用ではない、園芸用の土を使用する場合は、水はけをよくする資材を配合する必要があります。

セダムの置き場所には、それほど神経質になる必要はありません。暑さ、寒さに比較的強いセダムは、風通しがよく、定期的に日光に当たる場所であれば、屋内外問わずどこに置いていても育ちます。

ただし、真夏の炎天下には注意が必要です。強い日差しは、セダムが葉焼けを起こす原因になります。真夏の猛暑日は、半日陰の場所に移動するか、日除けを設置しましょう。

また、いくら耐寒性が強いといっても、霜や雪の影響が出るほどの寒冷地であれば、冬場は屋内にいれるなどの寒さ対策が必要です。

水やりは生育期を意識する

分厚い葉に、水分をため込んでいるセダムは、基本的にあまり多くの水を必要としません。

多肉植物の水やりのタイミングや量は、生育型によって異なります。春秋型のセダムは、春と秋が生育期で、夏と冬が休眠期です。

生育期となる春と秋は、2~3日に1回のペースで水を与えます。土の乾燥を目安に、たっぷりと与えましょう。

一方、夏と冬の休眠期は、水やりはほとんど必要ありません。月に1~4回、霧吹きで水やりをします。

また、セダムを庭植えで育てる場合は、自然の雨のみで十分です。水やりは不要です。

セダムは増やせる

セダムは、3つの方法で増やせます。挿し木、葉挿し、株分けです。生命力の強いセダムであれば、手軽な挿し木と葉挿しをおすすめします。

【挿し木】

挿し木は、元株からカットした茎を新しい土に挿して増やします。

手順は簡単です。まず、セダムの茎を先端から5センチ程度のところで、殺菌したハサミでカットします。ハサミを殺菌する理由は、茎の切り口に、雑菌が侵入するのを防ぐためです。

カットした茎は、下部についた葉が土に埋もれないよう取り除き、切り口を3、4日間乾燥させてから、新しい土(赤玉土の小粒)に挿します。

風通しのいい、明るい日陰、あるいは半日陰が置き場所として最適です。挿し木直後には水やりはせず、1週間〜10日後からたっぷりと与えます。

【葉挿し】

葉挿しは、新しい土の上に、セダムの葉を寝かせて増やす方法です。

まずは葉挿しに使用する、元気な葉を準備します。色がきれいで、健康な葉であれば、落ちた葉でも大丈夫です。

葉挿し用の土は、挿し木と同じ、赤玉土(小粒)を用意します。新しい土を底の浅い容器にいれ、表面をならし終わったら、土の上に、葉を仰向けの状態で寝かせていきます。このとき、葉のつけ根が、土の中に浅く埋まるように並べていきましょう。

発根するまでは水やりをせず、半日陰に置いておきます。

紅葉やつるして飾れるものもあるおすすめセダム7選

インテリアグリーンにおすすめの、かわいらしいセダムは、品種によって異なる魅力があります。

赤い果物のように紅葉する品種や、室内につるして飾るユニークな形の品種など、個性派ぞろいのセダムの中から、特に人気の高い品種を厳選して紹介します。特徴的な品種を紹介しているので、お気に入りのセダムをぜひ見つけてくださいね。

アトランティス

アトランティスは、白い斑入りの緑葉が美しいセダムです。季節によって、斑が白からクリーム色に変わります。

丈は15センチくらいに生長し、1年中緑を楽しめる品種です。6月ごろになると、ゴージャスな黄色い花を、美しく咲かせます。

また、美しい見た目のアトランティスは、世界的なフラワーショーで、受賞履歴もあるブランド品種です。

乙女心

乙女心は、光沢が控えめで、ぷっくりとしたかわいらしい葉が特徴です。秋が深まると、葉先のみが紅葉します。根元の緑と調和した美しさは必見です。

開花時期は春ごろで、株脇から花芽を伸ばし、黄色い花を咲かせます。寄せ植えや、リース(花輪)としても人気の高い品種です。

虹の玉

虹の玉は、艶のあるぷっくりとした葉が特徴の、セダムの代表的な品種です。葉の形は、お菓子のゼリービーンズそっくりで、「ゼリービーンズプラント」と呼ばれることもあります。

紅葉時のグラデーションは、環境や個体によって異なるのも特徴です。葉先だけ赤く染まるものや、全体が真っ赤に染まるものなど、複数栽培すれば、色彩の変化を楽しめます。

開花時期は春ごろです。生長点から花芽を伸ばし、黄色い花を咲かせます。季節ごとに違う味わいを楽しめる品種です。

玉つづり

玉つづりは、隙間なく連なるぷっくりと丸い翡翠色の葉が特徴です。生長した茎を、鉢からこぼれるように伸ばします。

プラントハンガーなどを使用し、つるして飾るのがおすすめです。また、秋には紅葉するので、みずみずしく色づく様子が楽しめます。

三日月ネックレス

三日月ネックレスは、ネックレスのように連なる玉状の緑葉が特徴です。つる性の多肉植物ですが、自ら何かに巻き付くことはありません。春ごろになると、1センチほどの、白く小さな花を咲かせます。

玉状の葉を、下に垂らす姿がかわいいので、棚に置くより、プラントハンガーなどを使用し、つるして飾るといいでしょう。

オーロラ

オーロラは、セダムの中でも、とくに人気の高い品種です。ぷっくりとした丸い葉が、茎の生育に伴い連なりながら生長します。秋が深まると、美しいサンゴ色の紅葉を楽しむことができます。

開花時期は春ごろです。淡い黄色の花を咲かせ、緑色の葉との調和を楽しめます。

レッドベリー

レッドベリーは、ブドウが実ったように生長する、コロンとした丸い葉が特徴です。紅葉時期になると、株全体がまっ赤に染まり、輝きを放ちます。

小ぶりな品種なので、隙間植えとしても人気です。

寄せ植えも楽しめるセダムは魅力がいっぱい

品種が多く、バリエーション豊かなセダムは、人気の高い多肉植物です。

単体で栽培しても十分魅力的ですが、小ぶりな品種が多いので、寄せ植えにするとさらに楽しめます。品種によって色彩も異なるので、セダムだけで寄せ植えにするのもアイデアの1つです。

他の種類の多肉植物と組み合わせる場合も、選択肢の広いセダムなら、イメージにぴったりの品種が必ず見つかります。

寄せ植えの手順は、植え替えの手順とほぼ同様です。お好みの鉢に、多肉植物用の土を半分程度いれ、大小、高低、色味のバランスを見ながら、多肉植物を仮置きします。

多肉植物の配置が決まったら、大きいものから順に、土をうえから被せて固定していきます。植え付け終わったら、水をたっぷり与えましょう。

栽培も簡単で、表情豊かなセダムを育ててみてくださいね。

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