2022年01月10日
by DCM 編集部 |
公開:2022.01.10 00:00 更新:2022.01.12 11:46
「水耕栽培でレタスを育てる方法が知りたい」と、気になって いるかたもいるでしょう。結論、レタスは水耕栽培で簡単に作れます。
また、水耕栽培であれば、虫の発生を気にすることなく育てることが可能です。
この記事では、水耕栽培でレタスを育てる方法や注意点を解説していきます。記事を読むことで 、レタスを水耕栽培で育てられるようになれるため、ぜひ最後までご覧ください。
レタスを水耕栽培する場合には、以下のものを揃えておいてください。
・水耕栽培用の容器(ペットボトルやコップでもOK)
・プラスチック製の容器
・レタスの種子
・スポンジ
・液体肥料
・バーミキュライト
ただし、レタスを水耕栽培する場合は、「種」と「苗」で育て方が異なります。それぞれの違いをしっかりと理解して、レタスを水耕栽培で育ててみてください。
まずは、レタスを「種」から水耕栽培する手順を解説します。
①スポンジに切り込みをつけて、その隙間にレタスの種をまく
②プラスチック製の容器に水を入れて、①のスポンジを水に浸す(約1/3が水に浸かる程度)
③スポンジを覆うようにトイレットペーパーをかぶせて、霧吹きで湿らせる
④日当たりの良いところで、スポンジが乾燥しないように水を追加しながら、管理する
⑤発芽して本葉が2〜3枚ほどになったら、水耕栽培用の容器に移す
発芽したら、「苗」から水耕栽培する場合を参考にしてください。
次に、レタスを「苗」から水耕栽培する手順を解説します。
①本葉がしっかりしている苗を選ぶ
②水耕栽培用の容器にバーミキュライトを入れる
③バーミキュライトにレタスの苗を植える
④水耕栽培用の容器の下に、液体肥料を混ぜた水を入れる
⑤春や秋は1週間に1回、夏場は4日に1回、液体肥料入りの水を入れ替えて管理する
⑥レタスの葉が15〜20枚くらいになったら収穫する
収穫する時は、外側の葉から収穫して内側の葉を残して収穫することで、より長く収穫を楽しむことが可能です。
ただし、収穫する際は、レタスの根を傷つけないように気を付けましょう。
水耕栽培で、レタスを育て始める時期に関しても、「種」と「苗」で異なります。それぞれに適する時期をしっかりと理解して、レタスの水耕栽培を始めてみてください。
レタスを種から水耕栽培する場合は、3〜4月、9〜10月にまくようにしましょう。気温は、15℃以上が目安です。
ただし、真夏や真冬は種まきに適していないので、控えるようにしてください。
レタスを苗から水耕栽培する場合は、気温が15度以上であれば、時期にこだわる必要はありません。
水耕栽培でレタスを育てる際には、以下の注意点に気を付けましょう。
・液体肥料の量に注意する
・きれいな水を循環させてあげる
・有機肥料は使わない
注意点をしっかりと抑えておくことで、美味しいレタスを育てられるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
液体肥料は、多すぎても少なすぎてもいけません。その作物に合った肥料の量を、適応表などで確認し、調整するようにしてください。
また、液体肥料には高濃度の窒素が含まれているため、肥料の量が多くなりすぎると、窒素過剰によって大きく育ちます。
しかし、大きく育ったレタスは苦味もあるので、おすすめはできません。
水耕栽培では、水が命と言っても過言ではないので、水の入れ替えはしっかりとおこなうようにしましょう。
水の中に有機物を入れることは、水を腐らせるおそれがあるため、有機肥料は使わないようにしてください。
レタスは水耕栽培で簡単に育てられます。ただし、「種」から育てる場合と「苗」から育てる場合で、育てかたが異なることを覚えておきましょう。
この記事で紹介した、レタスを水耕栽培する際の注意点もしっかりと覚えて、美味しいレタスを育ててみてくださいね。
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