2021年10月28日

ガーデニング初心者が庭造りを成功させるコツ2つ!おすすめの花も紹介

by DCM 編集部

公開:2021.10.28 00:00 更新:2021.12.07 16:03

「ガーデニング初心者で庭造りが成功するか不安…」

「ガーデニング初心者におすすめの花が知りたい」

とお悩みのかたもいるでしょう。

自宅の庭に植物を植えたり、飾ったりすることで楽しめるガーデニングですが、どのようにガーデニングを庭に施せば良いのか迷っているかたも多いと思います。

そこで今回は、ガーデニング初心者が庭造りを成功させるコツを2つ紹介します。

ガーデニングのデザインや初心者におすすめの花も紹介するため、これからはじめようと思っているかたは是非参考にしてください。

ガーデニング初心者が庭造りを成功させるコツ2つ

ここでは、ガーデニング初心者が庭造りを成功させるコツを2つ紹介します。

ガーデニングをおこなう際は、以下で紹介するコツを意識して作業しましょう。

完成イメージを明確にする

ガーデニングをおこなう際は、完成イメージを明確にしましょう。

どの色でまとめたいか、どんなデザインで統一したいかを決めておくと、ガーデニングをスムーズにおこなうことができます。

完成イメージを明確にしないまま進めてしまうと、イメージとのずれが生じる可能性があります。

せっかくガーデニングを始めるのであれば「洗練されたデザインにしたい」というかたが多いでしょう。

そのため、ガーデニングをおこなう際は理想の庭に近い画像を検索して、完成イメージを明確にしましょう。

理想を明確にすることによって、使用する資材の色や素材も簡単に決めることができます。

植物の特性を理解する

ガーデニングで植物を植える前に、植物の特性を必ず理解しておきましょう。植物によって特徴が異なり、世話の仕方によっては十分に育たない可能性があります。

植物によっては高温や低温に弱い植物があります。そういった植物を高温や低温となる場所に置いてしまったり、熱が伝わりやすい鉢やプランターで育てたりすると、その植物は弱ってしまいます。

また、縦に長く育つ植物を狭いところで育てた場合は、途中で植え替えないといけない、などの面倒もでてきます。

そのため、ガーデニングで植物を植える前に「どのような弱点があるのか」「将来どの高さまで伸びるのか」など特性を調べておきましょう。

ガーデニングのデザイン6つ

これまでガーデニング初心者が庭造りを成功させるコツとして、完成イメージを明確にすることを紹介しました。

しかし、完成イメージにはどのような種類があるのかわからないかたも多いと思います。

そこで、ここではガーデニングの主なデザイン6つを紹介します。

和風庭園

和風庭園の特徴は、「見立て」と呼ばれる自然風景を再現した演出が特徴です。具体的には、池の中に岩を配置して島を表現したり、土を盛って山並みを表現したりします。

和風庭園は静かな雰囲気が魅力ですが、実際に自宅の限られた庭のスペースでは和風庭園を再現することは難しいと考えるかたもいるでしょう。

そんなかたには、簡単に和風庭園のような雰囲気を出せるアイテムを取り入れることがおすすめです。竹垣や手水鉢・砂利・石などを配置するだけで、一気に和の空間となります。

スペースに余裕があれば自然風景を再現するように凝ってみても良いですが、スペースに余裕がなければ、和の雰囲気を出せるアイテムだけでも取り入れてみましょう。

北欧風ガーデン

北欧風ガーデンは、まるで森の中に住んでいるかのような演出が特徴です。具体的には、植物を左右対称に整えるのではなく、自然に生えてきたかのようなナチュラルさを表現します。

自宅の中に森ができたかのような空間が魅力で、心を穏やかにし、リフレッシュできるので、多くの人に人気があります。

また、植物だけではなく、雑貨で北欧風ガーデンを再現することも可能です。レンガや枕木、ウッドフェンスやアンティーク小物などを取り入れると、さらに北欧の雰囲気に近づけることができます。

庭を北欧風ガーデンにしたい人は、植物を整え過ぎないことや北欧風の雑貨を取り入れることを意識してください。

ロックガーデン

ロックガーデンとは、岩石や砂を組み合わせることで自然の荒々しさを再現した演出が特徴です。石と石の間に植物を植えることで、まるで自然に生えてきたかのように表現します。

ロックガーデンで使用する石には、種類の決まりがありません。溶岩石や軽石でもよく、川や公園で拾ってきた石でも問題がないのです。

角があるような粗い岩や石を選ぶと、よりロックガーデンを演出しやすくなります。庭をロックガーデンにしたいのであれば大きめの岩を配置して、石の隙間から植物を生やしましょう。

ドライガーデン

ドライガーデンとは、乾燥に強い植物でまとめることで砂漠地帯の雰囲気を再現した演出が特徴です。サボテンなどの乾燥地帯に生息している植物を植えることで、庭に小さな砂漠を表現します。

乾燥に強い植物を植えるため、水やりの手間があまりかからない点が魅力です。ガーデニング初心者でも挑戦しやすいデザインといえるでしょう。

ドライガーデンでよく植えられる植物には、サボテンやアロエ、ユーカリにユッカ、ニューサイランなどです。ランダムに配置するだけでおしゃれなドライガーデンが完成します。

イングリッシュガーデン

イングリッシュガーデンとは、イギリスの田舎の自然を再現した演出が特徴です。ナチュラルさを大事にするために、あえて色やサイズ、形の違う花を混ぜて植えます。

イングリッシュガーデンでは、ボーダーガーデンと呼ばれる植物の配置方法が代表的です。ボーダーガーデンでは、奥になるほど背の高い植物を配置することで、広さや奥行を演出します。

また、自然素材の雑貨を取り入れると、さらにイングリッシュガーデンのような雰囲気にすることが可能です。ベンチや棚、フェンスなど自然素材で統一しましょう。

コンテナガーデン

コンテナガーデンとは、コンテナやプランター、植木鉢などの容器を使用して植物を植える点が特徴です。

コンテナガーデンが指す範囲は広くブロックやレンガに、コンクリートで囲んだ花壇も含まれます。

使用する容器にルールはなく、気軽に挑戦しやすいデザインが魅力です。地面に植える必要がないため、屋内でもガーデニングを楽しめるでしょう。

また、植物の植えかたにもルールはありません。一つの容器に複数の植物を植えてもよいですし、一つの植物を植えた容器を複数集めてもよいです。

ガーデニング初心者でも簡単に演出できる点が魅力でしょう。配置に飽きたら簡単に並び替えができるため、いつまでも新鮮な気持ちでガーデニングを楽しめます。

ガーデニング初心者におすすめの花3選

次に、ガーデニング初心者でも育てやすい花を3つ紹介します。あまり聞いたことがない花もあるかもしれませんが、是非参考にしてみてくださいね。

クリスマスローズ

クリスマスローズとは、キンポウゲ科の植物です。多年草であることから、植えたままでも毎年花を楽しめます。

クリスマスローズという言葉に劣らないように、寒さに強い点が特徴です。暑さには弱いため、育てる際は木の陰など日陰で育てる必要があります。

また、ひとことでクリスマスローズと言っても、品種はさまざまです。

1つの花で2色以上楽しめるものや斑点があるもの・網目状に脈が入っているものなどがあるため、好みのデザインの品種を選びましょう。

【クリスマスローズの特徴】

・科:キンポウゲ科

・高さ:30~60センチ

・開花時期:1~4月

エキナセア

エキナセアとは、キク科ムラサキバレンギク属の植物です。エキナセアも多年草なので、毎年花を植え直す手間を削減できます。

さらには、暑さにも寒さにも強いため、ガーデニング初心者でも育てやすい点が魅力です。

花が満開になると、花びらがひっくり返って垂れ下がる点が特徴で、花の中心はまるで栗のように盛り上がります。

【エキナセアの特徴】

・科:キク科ムラサキバレンギク属

・高さ:50~100センチ

・開花時期:6~10月

小菊

小菊は見たことがあるかたも多いのではないでしょうか。植えたままでもシーズンがくれば、花を咲かせる多年草です。小菊という名前の通り、菊の中でもサイズが小さい点が特徴です。

菊というと大きな花をイメージするかたも多いでしょうが、小菊は花の直径が9センチ以下でとても可愛らしい見た目をしています。

成長期になると枝分かれをして、複数の花を探せる点が魅力です。小さくて可愛い花が多く育つため、庭のイメージがパッと明るくなります。

【小菊の特徴】

・科:キク科ムラサキバレンギク属

・高さ:5~20センチ

・開花時期:9~11月

まとめ:庭の完成イメージを明確にして、ガーデニングを成功させよう

今回の記事では、ガーデニング初心者でも庭造りを失敗しないコツを紹介してきました。

ガーデニングをはじめたいと思っているかたは、まず、自分が求めているイメージ、そして家自体の雰囲気を考えるようにしてください。

イメージや色合いなどが決まったら、本やネットでたくさんガーデニングの写真を見てみましょう。

イメージが決まったら必要なものを順番に揃えていけばいいだけです。一気にではなく、徐々に完成していく様子を見れるのも、ガーデニングの楽しみです。

この記事を参考に、ガーデニングの庭造りをゆっくりと始めてみてはいかがでしょうか。

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