2021年02月04日
by シンワ測定株式会社 |
公開:2021.02.04 14:10 更新:2021.10.04 16:23
さまざまなモノをはかる道具と、よくあるQ&Aをご紹介します。
一般的には「水平器」とも呼ばれています。水平や垂直などを確認する測定器で、気泡の位置によって読み取るタイプや、針で目盛を読み取るタイプがあります。
一般的なレベル(水平器)です。
機械、器具の設置などに使用します。
建築用、土木用勾配や角度をみることができます。
「感度」とは、レベルや水平器に取り付けられている気泡管内の気泡が動き出すときの反応の度合いのことです。
「精度」とは、正確さや精密さの度合いのことです。
「角度」とは、2本の直線や平面が交わってつくる角の大きさです。
「勾配」とは、水平面に対する傾きの度合いです。
どちらも、測定物の水平面に対する角度や傾斜(水平、垂直45°など)を確認するための道具です。
建築勾配は屋根の勾配をつける際に用いられる勾配で水平距離10を基準とし、高さの変化によって勾配をつけます。
たとえば水平距離10に対して垂直距離3高くなっている勾配を3寸勾配といいます。
土木勾配は土手の勾配をつける際に用いられる勾配で垂直距離1を基準とし、水平距離の変化によって勾配をつけます。
たとえば垂直距離1のとき水平距離が1.25の勾配を1割2分5厘勾配といいます。
用途に違いはありませんが、青色の気泡管はクリアブルーの溶液と極太ホワイトラインの組み合わせで裏面のラインが正面から重なって見えにくくしてあるので、確認に必要なラインが見やすくなっています。
提供元:シンワ測定株式会社
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