2021年10月02日

ウッドデッキのメンテナンス

by DCM株式会社

公開:2021.10.02 19:10 更新:2022.01.11 13:48

やってみよう!

●木部用洗浄剤

●デッキブラシ

●軍手

●古新聞

●マスキングテープ

●皮スキ・サンドペーパーなど

●木部用パテ

●刷毛

●防虫・防腐塗料

●うすめ液

●コテ刷毛

●ペイント受け皿

●全体に汚れがひどくなっていませんか。

●ところどころ塗装が落ちていませんか。

●木部の破損・ヒビ割れや腐食はありませんか。

汚れが目に付くようなら、木部用の洗浄剤を付けたデッキブラシで、

ウッドデッキやラティス・トレリスの気になる部分をこすり、汚れを落とします。

【!】注意

洗浄剤は仕様書に従い、薄めてご利用ください。

破損・ヒビ割れの気になる部分は、木部用のパテで穴埋めをします。修復後に塗料を塗れば、新品同様の美しさになります。木のささくれなどでケガをしないように、軍手などを着用して作業を行いましょう。

【!】注意

破損・ヒビ割れ・老化がひどくなると、安全上の問題が生じます。ひどい場合は補修ではなく、新しいものに交換しましょう。

汚れやホコリを十分に落とし、カビやはがれかかった塗料は皮スキ・サンドペーパーなどで取り除きます。ひどい汚れはうすめ液で拭きとり、十分に乾燥させます。また、塗料を付けたくないところは、マスキングテープや古新聞を使ってマスキングしておきます。

防虫・防腐効果のある塗料を使って作業を行います。

①色ムラが出ないように、塗料をよくかき混ぜ、均一にします。

【!】注意

塗装中も常にかき混ぜながら作業します。

②細部の塗りにくいところから先に、刷毛で木目に沿って、たっぷりと塗料をしみ込ませるように塗ります。

③広い面はコテ刷毛で塗装します。

④1回目の塗装がよく乾いたら、再度同じ作業を繰り返します。

2回目を塗り終わったら、乾く前にマスキングテープを取り除きます。使った刷毛はできるだけ早くうすめ液または刷毛洗い液で洗い、残った塗料はふたをしっかり閉めて保管しましょう。

新しい刷毛を使う前には、よくしごいて抜け毛をとっておきます。抜けかかった毛をそのままにして塗装を始めると、塗装面に抜けた毛が付いて、汚くなってしまうからです。

柄を両手に挟んで回すと、付いていない毛が浮いてきます。

浮いた毛をしごいて抜きます。

100番ぐらいのサンドペーパーを使って毛先を揃えます。

刷毛に付いている塗料を割り箸などで落とし、さらに新聞紙などになすりつけて、残りの塗料をできるだけ落としておきます。

洗う時、油性塗料はペイントうすめ液で何度も洗います。また灯油で下洗いすると、うすめ液を使う量が少なくてすみ、経済的です。

このままでは、せっかく洗っても次に使う時に固いことが多いので、きれいに洗った後、台所用洗剤で洗うのがコツです。そして最後に水洗いして陰干しします。

水性塗料はきっちりと缶にふたをしておけばOKです。ただし、水を加えたものは、水が腐ってしまうので、約6カ月しか持ちません。薄める時は、別の容器に移すと良いでしょう。油性塗料は空気に触れると固まるので、ペイントうすめ液を少し入れ、混ぜずにそのままふたをしておきます。缶のふたはきつく閉めますが、プラスチックの容器はきちんとふたをすれば大丈夫です。

提供元:DCM株式会社

https://www.dcm-hc.co.jp/

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