2021年11月15日
by DCM 編集部 |
公開:2021.11.15 06:00 更新:2021.12.20 10:10
キャンプの醍醐味といえば料理ではないでしょうか。料理をするための包丁は欠かすことのできない道具と言えるでしょう。
「キャンプ用の包丁は必要なの?」
「キャンプで使う包丁の選び方が知りたい!」
という悩みをもつかたも少なくないはず。
今回は、キャンプ用包丁の使い方や選び方、注意点を詳しく解説していきます。料理時間を楽しめるおすすめの調理器具もあわせて紹介します。キャンプ用包丁の知識を増やし、キャンプライフを楽しんでいきましょう。
キャンプで調理する際に、一般家庭で使われる包丁を使えばいいのではと考えるかたも多いでしょう。一般家庭用の包丁は、使える用途が料理しかないため、いざというときに対処しづらくなります。
キャンプで使える包丁を最低一つは持っておきましょう。料理のみならず、キャンプ設営で使うロープを切ったり、火起こしのための木を削ったりできるものもあります。さまざまな用途で使えるので大変便利です。
キャンプは沢山の荷物を持ちすぎると、必要なものを取り出すことに時間がかかり、作業がなかなかはかどらなくなります。必要なものだけを選び、コンパクトな荷造りが大切です。
キャンプ用の包丁を持っておけば、キャンプ料理がスムーズに作れます。また、キャンプで使うことを重点的に考えられているため、コンパクトで持ち運びに優れているのが特徴です。
キャンプ用の包丁には大小さまざまな種類があり、使用用途によって使いやすい包丁が変わります。目的に合わせた、キャンプ用包丁の選び方を紹介しますので、参考にしてください。
カットする食材によっても、切りやすい包丁は変わってきます。肉や野菜を切る場合は、小さい包丁だと何度も刃を入れなければならないので、大きく長い包丁が便利です。
持っていく荷物を最小限にするために、三徳包丁タイプを使うといいでしょう。肉や野菜以外に魚を切ることにも使えるので、キャンプで使う包丁のマストアイテムです。
果物の皮や野菜の皮を剥くのに使いたい場合は、小さいサイズの包丁を使うのがおすすめです。小さく小回りがきくので、軽いものや小さいものを切るときに重宝します。
魚を調理したいと考えているのであれば、重たくサイズのある包丁を選択しましょう。重たい包丁は、魚の骨も簡単に切れるためおすすめです。
包丁のサイズを選ぶ際には、使用するまな板の大きさに合わせて選ぶようにしましょう。まな板より包丁が大きくなると、使いにくい上危険なので注意してください。
キャンプは持ち運べる荷物に限界があるので、基本的には持ち運びに便利なサイズを選ぶのがおすすめです。
どうしても大きいものを切る機会が多いのであれば、大きいサイズの包丁を選ぶようにしましょう。
キャンプ用の包丁では、まな板とセットになっているのもあります。まな板とセットになっているため、どちらかを忘れる心配がなく、料理がしやすい人気のアイテムです。
セットになっている包丁は、コンパクトで収納しやすく持ち運びにも便利です。包丁がまな板のなかに収まるため、安全で携行しやすい点が魅力のひとつ。セットタイプの包丁はキャンプ初心者にとくにおすすめです。
キャンプで包丁を使うのであれば、耐久性にもこだわりましょう。包丁の素材により、耐久性が変わるため、サビたり刃こぼれしやすいことがでてきます。
キャンプ用の包丁は大きく分けて「ステンレス製」と「セラミック製」があります。
ステンレス製の包丁は、サビにくく丈夫な点が特徴です。調理以外の使用もできるため、幅広く利用できるのも魅力のひとつでしょう。ただし、定期的なメンテナンスをおこなわないと、サビてくるので気をつけてください。
セラミック製の包丁は、ステンレス製よりもサビにくいのが特徴です。ただし、刃こぼれしやすいため、硬い食材を切るときは注意が必要です。
キャンプ料理をおこなう際は、さまざまな道具が必要です。ここでは包丁以外のキャンプに必要な調理道具を紹介していきます。
包丁とセットで必要な道具です。まな板がないと食材をカットすることできないため、忘れないようにしてください。キャンプ用の包丁とセットになっているまな板を選択すると、忘れることがないため、おすすめです。
キャンプ料理には欠かせないアイテムのひとつです。「スキレット」という厚手のフライパンは、キャンプで使う調理道具として需要が高まっています。
スキレットは、熱を通しやすく、冷めにくい特徴があります。ただし、重量があるため、持ち運びの際は、注意しましょう。
メスティンとは、ご飯を炊く道具の総称を指します。ご飯を炊く以外にも、調理に必要な「焼く・煮る・揚げる・蒸す」ことができ、万能クッカーとも呼ばれています。
サイズもコンパクトなものが多く、使用するかたを選ばない点が魅力のひとつです。
バーベキューの炭に火をつけたり、飲みものを温めれるのが、キャンプ用バーナーです。バーベキューをしない、ソロキャンパーに重宝されているアイテムでもあります。
キャンプ料理を手軽にワンランク上にするアイテムが、燻製機です。キャンプ用の燻製機は手軽なものも多く、荷物になることが少ないため、幅広いキャンパーにおすすめの調理道具です。
「燻製機をわざわざ購入したくない!」というかたは、ダンボールで簡単に燻製機をDIYできるので、試してみてはいかがでしょうか。
キャンプ用の包丁を持ち運ぶ際に注意しなければならないことは、銃刀法違反です。銃刀法違反には、「刃渡り6cm以上の刃物の正当な理由なく携行を禁止」とされています。
刃渡り6cm以上の包丁を持っていても、キャンプに行くことを証明できれば携帯できます。キャンプで使用した包丁をそのまま車に置いておくと、法律違反になるので注意しましょう。
持ち運びの際には、タオルなどで包丁を梱包して、かばんやパックパックの一番底の方においてください。すぐに取り出せない位置に配置し、包丁から目を離さないように管理をするようにしましょう。
キャンプをおこなう際には厳重な管理のもとで、「カバンに入れたままにしない」「車に積んだままにしない」という2点に注意し、包丁を管理しましょう。
キャンプ用の包丁や必要な調理器具について説明してきました。キャンプは自然の中でおこなうものなので、事前の準備が大切です。
料理を楽しむためにも、一般家庭用の包丁ではなく、アウトドアに特化したキャンプ用包丁を選んでいきましょう。
キャンプ用包丁の選び方は「食材に合わせる」「サイズで選ぶ」「セットアイテムを選ぶ」「耐久性から選ぶ」の4つの観点があります。
またキャンプで使った包丁を車などに放置しておくと、銃刀法違反の可能性があるため、キャンプが終わった際の片付けが大切です。
キャンプの醍醐味である、自然を感じながら調理することを満喫し、キャンプライフを思う存分楽しんでいきましょう。
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