2021年07月08日
by エーモン工業株式会社 |
公開:2021.07.08 21:10 更新:2021.11.02 13:35
ドア連動(ルームランプ連動)とは?「ドアを開けたらLEDが光る」「ドアを閉めたら消える」という純正風の光らせ方です。
ドア連動にするには、ルームランプのドアオープンマイナス(マイナスコントロール)線から取り出す必要があります。
検電テスターを使ってルームランプ(ドアオープン)に連動したマイナス線の取り出し方法をご紹介します。
※ルームランプがマイナスコントロールの場合に限ります
検電テスター1527
内張りはがしやレンズリムーバーの当たる位置にキズ防止の為、マスキングテープや養生テープなどを貼り、内張りはがしやレンズリムーバーをレンズカバーのすき間に入れます。
※ルームランプを点灯させたままの作業や点灯直後の作業は非常に危険です。必ず電球が冷えているのを確認してから作業を行って下さい。
ロック部分が外れるので、手でレンズカバーを外します。
ドライバーを使い固定ネジを外す。
ルームランプを外します。
※ボルトで固定されていない場合は、内張りはがしやレンズリムーバーを使用して外します。
これでルームランプの取り外しが完了です。
マイナスコントロール線やボディーアースを調べる時は検電テスターのワニグチをプラス電源部分、テスターの測定箇所部分(検電針)をマイナスに接続します。
検電テスターのワニグチをプラス電源部分に接続します。
※この時ワニグチが金属部分に当たらないように注意してください。
ワニグチを絶縁テープを使用して絶縁します。
プラス電源が正常に取り出しできているかと、車両金属部分(ボディアース)に検電テスターの測定箇所部分(検電針)を当てた時に緑色に光るか確認する。
ルームランプを外し、検電テスターの測定箇所部分をカプラー端子部分または、直接配線コードに突き刺す。
ドアが開いている状態で通電していれば柄の部分が緑に発光します。
この時は常時アースなのか、マイナスコントロール線なのかは分かりません。
残光機能付車はドアを閉め少し時間が経ってから徐々に消えていきます。
ドアを閉め、時間が経っても常時点灯している場合は常時アースとなります。
検電テスターの柄の部分が消えれば、マイナスコントロール線です。
ショート防止の為、ルームランプの電源をOFFにし、ルームランプマイナス線にLEDのマイナス線を接続、LEDのプラス線に常時電源を接続します。
ルームランプの電源をONにし、ドアを開け、ルームランプと連動しLEDが点灯するか確認します。
ドアを閉め、一定時間経過するのを待ちます。
徐々にルームランプと連動して消灯していきます。
ルームランプとLEDが消灯すれば完成です。
ルームランプ(ドアオープン)マイナス線から電源取り出しをすると、カンタンにルームランプ・ドア開閉に連動したフットライト(足元照明)ができます。
提供元:エーモン工業株式会社
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