2021年12月13日
by DCM 編集部 |
公開:2021.12.13 14:00 更新:2022.01.10 10:18
「夏の花でガーデニングがしたいけど、何の花を植えればいいのか分からない」と困っていませんか。
ガーデニング初心者だと、お手入れポイントを知りたい場合もあるでしょう。
本記事では、夏のガーデニングにおすすめの花を一年草・多年草・宿根草の3つに分けて合計9つ紹介します。
また、記事の最後には夏の花をガーデニングする際に使えるお手入れポイントを解説しているので、ガーデニング初心者は、ぜひ参考にしてみてください。
まずは、一年草で夏のガーデニングにおすすめの花を3つ紹介します。一年草は、種をまいたその年に発芽して花が咲き枯れていく植物のことです。
①ペチュニア
②サルビア
③マリーゴールド
夏の日差しや乾燥に強く、ガーデニング初心者におすすめの花です。また、春から晩秋まで開花する花色が豊富な夏の花でもあります。
さらに、種まきからの成長スピードも早く、色合いが豊富なため、イメージに合わせた色を選べるのが魅力です。
開花時期は4〜11月で、植え付け時期は3〜9月です。
サルビアは、品種が豊富で、その数5,000種類以上を誇ります。夏の暑さにも強く、真夏でも咲き続けられる夏の花です。
サルビアの英名は「セージ」と呼ばれており、ハーブや薬草・観賞用として幅広く知られています。丈夫な花のため、地植えでも鉢植えでも栽培が可能です。
開花時期は6〜11月で、植え付け時期は4〜6月です。
マリーゴールドはキク科の一年草で、日光を好み、強い日差しにも負けない夏の花です。黄色やオレンジ色の花を咲かせ、夏の花壇を彩ってくれます。
特別なお手入れがいらないので、ガーデニング初心者でも育てやすいのが魅力です。
マリーゴールドは根から害虫を寄せ付けない成分が出ているので、一緒に植えることで、他の野菜や植物を守ってくれます。
開花時期は6〜10月で、植え付け時期は4〜6月です。
続いて、多年草で夏のガーデニングにおすすめの花を3つ紹介します。
多年草とは、そのまま植えっぱなしにしておいても、開花期になると花を咲かせる植物です。また、一度花が咲いたら終わりではなく、2年以上、開花し結実を繰り返します。
①ゼラニウム
②桔梗(キキョウ)
③エキベキア
ゼラニウムは、香りの良い花を長く咲かせ続けるのが魅力です。また、この花の香りは、害虫などが苦手なにおいのため、虫除けにもなります。
乾燥に強い反面、過湿には弱い性質をもっているため、風通しがいい場所で乾燥気味に育てるのがおすすめです。
開花時期は3〜12月で、植え付け時期は真夏と冬を避けた3〜5月と9月です。
星型の花を咲かせて、青い花色が涼やかな雰囲気を持っているのが魅力。
桔梗は秋の七草の1つに数えられていますが、真夏の暑い時期でも涼しげに咲き続ける丈夫な花です。また、根は漢方薬としても利用されています。
開花時期は6〜10月で、植え付け時期は3月〜4月です。
エキベキアは、「ルドエキベア」と「エキナセア」を交配して作られた植物です。花びらがスパイダー咲きなことや、花色が気温によって茶色や黄色に変化するのが魅力。
一つひとつの花持ちもよく、開花時期が初夏から晩秋まで長く咲くため、切り花としても楽しめます。
開花時期は6〜10月で、植え付け時期は4〜7月です。
最後に、宿根草で夏のガーデニングにおすすめの花を3つ紹介します。宿根草は、多年草と同じで、同じ株から何年も開花〜結実を繰り返す植物です。
違いとしては、宿根草は冬になったら地上部(葉や茎)が枯れますが、多年草は地上部分に葉が存在することが挙げられます。
①エキナセア
②ルドベキア・マキシマ
③アガスターシェ
エキナセアは、白・赤・ピンク・黄色・グリーン・オレンジなど、色の数が豊富な点が魅力の夏の花です。
初夏から秋まで長く咲き続ける植物で、丈夫で手入れが簡単なことも魅力のひとつ。
また、切り花としても活用でき、花が咲いた後のクリのイガ状の玉の形が長く残るため、ドライフラワーとしてもおすすめです。
開花時期は7〜10月で、植え付け時期は3〜4月です。
アガスターシェは、シソ科の宿根草で、初夏から晩秋までたくさんの花が咲きます。赤系や紫系・オレンジ系など色幅も豊富なので、夏の花壇におすすめです。
アガスターシェは、日当たりがよく、風通しの良い場所を好むので、鉢植えの場合はベランダや玄関先などに鉢ごと置くようにしましょう。
開花時期は5月〜10月で、植え付け時期は4月〜6月です。
ここまで、夏のガーデニングにおすすめの花を9つ紹介してきましたが、ガーデニングする時のお手入れポイントもあわせて覚えておきましょう。
・花がら摘み
・切り戻し
夏の花でガーデニングする際のお手入れポイントを理解しておくことで、よりきれいな花を咲かせられるようになります。
植物は、咲き終わった花をそのまま放置しておくと、種をつける方に栄養が回ってしまい、花数が少なくなったり、株が弱ってしまったりします。
たくさんの花を咲かせるためにも、花がら摘みはマメに行うようにしましょう。
切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を切り取って、植物の姿(樹形)を整えることを指します。
不要な枝を減らした分、新芽・実・花へ栄養をまわして生長を促したり、風通しをよくして病害虫を予防したりすることが目的です。
また、夏の間、伸びっぱなしにしていると、蒸れて枯れてしまうこともあるので、風通しをよくする目的もあります。
ただし、草花によっては、切り戻しをしない方がいいものもあるので、事前に調べてから作業するようにしましょう。
今回は、夏のガーデニングにおすすめの夏の花を一年草・多年草・宿根草の3つに分けて、それぞれ3つずつ合計9つ紹介しました。
【一年草】
①ペチュニア
②サルビア
③マリーゴールド
【多年草】
①ゼラニウム
②桔梗(キキョウ)
③エキベキア
【宿根草】
①エキナセア
②ルドベキア・マキシマ
③アガスターシェ
本記事で紹介した、ガーデニングする際のお手入れポイントも参考にして、日差しの強さに負けない夏の花でガーデニングを楽しんでくださいね。
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