2021年02月23日
by 日本ペットフード株式会社 |
公開:2021.02.23 20:40 更新:2021.10.04 16:23
下部尿路疾患とは、腎臓から尿道までの間で発症する病気のことです。ネコちゃんは特に尿路結石にかかりやすい動物で、主な症状には血尿や膀胱炎(細菌性、突発性)、尿道詰まりなどがあります。では下部尿路疾患発症のメカニズムやどんな対策を取るべきなのでしょうか?
下部尿路疾患(Feline Lower Urinary Tract Disease)とは、腎臓から尿道までの間で発症する病気の事を指し、それには様々な症状があります。
ネコちゃんは特に尿路結石にかかりやすい動物で、主な症状には血尿や膀胱炎(細菌性、突発性)、尿道詰まりなどがあります。特にオス猫に多く見られます。 なぜだかご存知ですか?その理由はオス猫の方が、尿道が長くて細いからなんです。
では、どうして下部尿路疾患は発症するのでしょうか。
それにはネコちゃんの祖先(リビアヤマネコ)が関係します。 猫ちゃんの祖先は、砂漠に住んでいたため、少量の水分摂取で生活できるように適応してきました。
しかし、その弊害として喉の渇きに対しては鈍感になり、あまり水を必要としないと思われています。 その結果、水を飲まない事でおしっこ濃度が高濃度になり、下部尿路疾患のリスクを高める事になったんです。気を付けないといけませんね。
発症原因としては多々ありますが、水をあまり飲まない性質が関係していると言われており、おしっこ濃度の濃縮が原因の一つと言われています。
おしっこ濃度については、十分に水を飲ませる事でコントロールができ、一番の予防法です。普段から水分をしっかり与えてストレスがかからない様に注意することがポイントです。理想の水分要求量は、ネコちゃんの1日に必要なカロリー量(kcal)とほぼ同等量(ml)が必要量となります。硬水のミネラルウォーターやカルキ臭の強い水道水はネコちゃんに良くないので湯冷ましや浄水した水を与えましょう。
オーナー様が気付くきっかけとしては、トイレでの行動やおしっこの様子で気づくことが多いので、トイレチェックの習慣づけと共にトイレを清潔に保ちましょう!
提供元:日本ペットフード株式会社
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