2021年11月15日
by DCM 編集部 |
公開:2021.11.15 13:00 更新:2021.12.22 09:38
シンプルな暮らしをしているミニマリストは、キャンプでも極力ものを少なくしていきたいと思いますよね。
キャンプはミニマリストの目指す生活スタイルに似たものがあり、その志向はキャンプに向いているともいえるのです。
ミニマルな暮らしと融合させながら、キャンプも楽しむミニマリストキャンパーから、超コンパクトなミニマルキャンプのコツを学んでみましょう。
ミニマリストは持っているものの数が少ないが故に、その一つひとつにはこだわりもあります。
多くを必要としない生活をすると、本当に必要なものにお金をかけることもできるので、品質の高いものを選ぶことができます。
キャンプに必要な道具を揃えるときには、できるだけ少ない荷物で行けるようにすることで、移動が楽になりフットワークも軽くなります。
良質で機能的な道具を少なく持つことは、ミニマリストとキャンパーに共通する点なのです。
同じキャンプアイテムを揃えるとしても、ミニマリストキャンパーが選ぶアイテムには独特のこだわりがあります。
・軽い、小さい、薄い
・汎用性の高さ
ミニマルを中心に考えた、アイテム選びのコツを紹介していきます。
ミニマリストキャンパーが求めるキャンプギアの条件は、軽い、小さい、薄いの3つが基本です。彼らは自分にとって本当に必要なものを見極めて、大切にしていく考えかたです。
コンパクトなものを選び、背負うリュックを小さくまとめ、無駄な体力を使わずに道中も楽しみに変えるような、精神的喜びを重視します。
技術の進歩により、軽い素材、コンパクト設計、薄型といったものが多く出ていることから、ミニマリストにとってミニマリズムに合うアイテムの選択肢が増えています。
軽量なのに丈夫、小さくても機能的、薄くて温かいといった汎用性の高いキャンプアイテムは、無駄がなく非常に合理的です。
それだけでなく、ミニマリストキャンパーはふだんの生活でもキャンプアイテムを使えるように工夫しています。
特にキャンプアイテムの中でも調理道具は汎用性が高く、家でも自炊の道具として共有しやすいアイテムです。
ミニマリストはどんなものも、それだけでは終わらせない工夫を常に考えています。
それでは、ミニマリストキャンパーは具体的にどんなものを持っていくのでしょうか。ここではミニマリストキャンパーがキャンプに持っていく最低限のアイテムを、3つのシーン別にリストアップしました。
・キャンプ泊アイテム
・調理アイテム
・その他
主要アイテムの中でも、どういったものをチョイスしているのかを紹介していきます。
キャンプアイテムの中でもかさばりそうな宿泊アイテムは、いかに軽量でコンパクトかを重視しています。
【テント】
シングルウォールテントはテント生地が1枚のシンプルなテントなので、手間をかけずに簡単に設営できます。しかも軽量でコンパクトに収納できるのも魅力です。
ただし気温差の激しいときには、外気の影響を受けやすいというデメリットがあるので、使用する季節に注意しましょう。
【寝袋(シュラフ)】
シュラフは封筒型よりもマミー型のほうが断然コンパクトです。気密性も高くオールシーズン対応しているのでおすすめです。
中綿によって重量が大きく変化するので、店頭で手に取って確かめると間違いがありません。
【シュラフマット】
多くの種類が出ているシュラフマットですが、500グラム以下のものなら軽量の部類に入ります。特に空気で膨らむエアーマットなら、小さくまとめることができます。
マットがあれば地面のでこぼこや冷気を防げるので、快適な寝心地を実感できますよ。
調理アイテムも軽量はもちろん、多機能のものを選ぶようにするとよいでしょう。折りたたみ式で小さく薄くなるものがよいですね。
【コンパクトバーナーまたは焚き火台】
コンパクトバーナーは、カセットコンロの外枠を外したようなシンプルなものです。ガスボンベは使う時にセットするので、カバンの中でも小さくまとまります。
大きめの焚き火台でもたためるタイプなら、ノートパソコンくらいのサイズにまとめることができます。
【ファイヤースターター】
火をつける道具は、持ち手の長いタイプのライターでもよいですが、せっかくなら雰囲気を味わう意味でもファイヤースターターがおすすめです。
キーホルダータイプもあるので小さくて荷物になりません。
【調理器具】
多機能クッカーも色々ありますが、鍋にも器にも使えそうな小さめのものを選ぶとよいでしょう。
アルミ製のものは軽くて熱伝導率もよいので、時間とガスの節約になります。ただし、ものに当たるとへこみやすく、食べ物がこびりつきやすいので手入れが必要です。
キャンプ泊アイテム、調理アイテムに加えて、次の3つのアイテムもミニマリストキャンパーが必ず持っていくものです。
【手持ちのLEDライト】
軽量、コンパクトながら強力な明るさが魅力の手持ちLEDライトは、ミニマリストにぴったりなアイテムです。LEDは寿命が長く、コスパがよいのもうれしいポイントです。
【折りたためるクーラーバッグ】
食材を保管するのに便利なクーラーバッグですが、折りたためる柔らかい布製のバッグが便利です。
丁度、ビール缶が6本入るくらいのサイズのもので十分です。中身を食べ終わって持ち帰る際に、たたんでリュックの隙間に入れられるので邪魔になりません。
【ゴミ袋・ウェットティッシュ】
ゴミ袋も忘れがちなアイテムです。リュックの小さなポケットや隙間に入るので、いくつか入れておくとよいでしょう。
ウェットティッシュは手を洗えないときに使ったり、食器の汚れを拭き取ったりと、乾いたティッシュよりも使い道が多いのでおすすめです。
キャンプの定番アイテムの中で、もちろんあれば快適だけど意外になくてもなんとかなる道具をピックアップしました。
・テーブル、チェア
・ランタン
・タープ、コット
これらの道具がなくても乗り切れる工夫やアイデアを紹介します。
テーブルやチェアは、自然にある切り株、大きめの石でも代用できます。調理をするときの台にしたり、腰掛けて座ったりと、自然のものが結構便利に使えます。
また、落ち葉を座布団代わりにして、地面に直接座るのも悪くないですよ。
日が暮れると、山のキャンプ場は真っ暗になりますが、焚き火を焚いているうちは灯りがなくても炎が辺りを照らしてくれます。
手持ちのLEDライトや、スマホのライト、でも十分に代用することは可能です。テントに向けて照らすと眩しくなく、光が柔らかく広がります。
レインフライや前室付きのテントを選べば、別でタープがなくてもその役割を果たしてくれます。
シュラフマットを持っていくならコットなしでも大丈夫です。それに、持ち運びにはコットよりもシュラフマットのほうが断然コンパクトになるのでおすすめです。
ミニマリストがいつも気をつけていることは、その道具が自分にとって本当に必要かどうかということです。
特にキャンプでは次の3つのコツを意識すると、持ち物をミニマルにすることができますよ。
まずは体積が大きいアイテムから減らす、あるいは小さいものにするとよいでしょう。
例えば、テント・シュラフ・シュラフ用マットなどは必須アイテムであるものの、体積がかさばりやすいアイテムです。
また、似たような役割をもつ道具はどちらか小さくまとめられるほうを選ぶようにするのもよいでしょう。
どうしても必要だけど体積が大きいアイテムは、レンタルすると荷物を減らすことができます。
特にかさばるバーベキュー用のコンロや、準備が大変な食料などはまとめてキャンプ場のレンタルを活用するほうがよいですね。
野営のキャンプ場だと、自然のもの以外は何もありません。そんなときはナイフ1本でできるブッシュクラフトに挑戦する猛者もいます。
ブッシュクラフトとは、自然にある木や枝を使い、DIY感覚で必要な道具を作るというものです。
乾いた木を薄く削って火起こしの材料にしたり、しっかりした太めの枝とロープ、布を組み合わせてチェアを作ったりと自由に楽しめます。
ミニマリストは日常的に無駄を削ぎ落とす厳しい目を持って生活しています。それは、決して無理しているのではなく、身軽でいる自分が心地よいからしていることなのです。
ものが溢れる時代に、本当に必要なものだけをじっくり選んで大切にする、そんなミニマリストの生きかたも素敵ですよね。
キャンプで荷物が多くなってしまうなら、こうしたミニマリストキャンパーの視点を真似してみて、少しずつ身軽にしてみてはいかがでしょうか。
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