2021年02月09日
by シュアラスター株式会社 |
公開:2021.02.09 10:40 更新:2021.10.04 16:23
放置しておくと、黒い汚れがたくさん付着しているホイール。
ボディよりも汚れやすい理由は、その構造と位置にあります。
また、汚れの種類もボディとは異なるため、別な洗い方が必要になります。
晴れた日にドライブをしているだけで、ホイールが酷く黒ずんでいることがあります。
泥や土埃でもないあの黒い汚れは、ブレーキパッドから出るブレーキダストです。
車のブレーキシステムには、ディスク式とドラム式の2種類があります。
ディスク式ブレーキとは、円形のディスクローターをブレーキパッドで挟み込んで摩擦力を発生させることで、車の減速と停止を行う仕組み。
ドラム式ブレーキは、密閉された円筒形のブレーキドラムの内側からブレーキライニングを押し付けて摩擦力を発生させ、ブレーキドラムの回転を抑えて制動力を発生させます。
どちらの方式も摩擦によって金属が削られますが、この時に出る細かい粒子がブレーキダスト。
ドラム式は密閉されているためほぼ飛散しないものの、ディスク式はむき出し状態のためダストの飛散量が多く、その分、ホイールも汚れやすくなるのです。
中でも、ブレーキダストが多いと言われているのが欧州車。日本より制限速度が高いことを想定し、制動力を高めるために柔らかい素材のディスクローターやブレーキパッドが採用しているからです。
柔らかさに比例してパーツ自体が摩耗しやすいため、ブレーキダストが多い傾向にあります。
ホイールはボディよりも路面に近いのも、ホイールが汚れやすくなる要因。
代表的な汚れがタールピッチです。
これは、舗装して間もない道路や、炎天下で熱くなった道路を走っている際に、アスファルトに含まれる油分をタイヤが跳ね上げて付着した汚れです。
タイヤハウス周辺に飛び散った黒い汚れで、シャンプー洗いでも落ちないものは、ほとんどがこのタールピッチです。放置していると塗装に侵食して、シミになってしまう可能性もあるので、早めに除去するようにしましょう。
このほか、雨が降っている中や未舗装路を走れば、泥などで汚れてしまうホイール。
さらにボディ同様、空気中に漂うチリやホコリなども付着して、さらに汚れていきます。
ホイールの汚れは、シャンプー洗いだけでは、なかなか落としきれません。
摩擦によって発生するブレーキダストは、その時点では非常に高温。
ホイールなどに付いてから時間が経つと冷えて固着し、落としにくくなってしまいます。
そのまま放っておけば空気中の水分などが錆を誘発し、酸化して落ちにくくなることに。また、タールピッチのような油系の汚れもガンコ。
そのため、ホイールには専用のクリーナーを使うのが一番。
落ちにくい汚れもすっきり落とすことができます。
ホイールへのダメージを抑えるなら、強力な洗浄成分や研磨剤を使用していないタイプがオススメ。
専用のクリーナーで落としきれないホイールに刺さった鉄粉は、ネンドクリーナーを使って除去するとよいでしょう。
ホイールがきれいになったら、仕上げに専用のコーティング剤を。
ホイールに保護膜を形成することで汚れが付着しにくくなり、汚れても落としやすくすることができます。
提供元:シュアラスター株式会社
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