2021年02月25日
by エーモン工業株式会社 |
公開:2021.02.25 10:40 更新:2021.11.02 09:19
検電ってなんだろう?
検電とは読んで字のごとく電気を検査することで、配線コードに電気が流れているかどうかをチェックすることです。
なぜ検電は必要なの?
配線に電気が流れているかいないかは見た目では分かりません。
間違った配線コードへ接続をするのは非常に危険です。
検電テスターで配線コードをチェックして、用途に合った確実な配線を行いましょう。
まずワニグチを確実に車の金属部分がむき出しになった所にはさむ。(ボディーアースする)
塗装面は通電しない場合があるので避ける。
検電テスターの測定箇所部分(検電針)を直接配線コードの被覆に突き刺します。(芯線に接触させる)
常時電装品が使いたい場合はキーを回さない状態で通電している配線コードを探します。通電していれば柄の部分が赤に発光します。
配線コード被覆に突き刺して通電確認をするので、そこには小さな穴が開いてしまっています。
調べた後は安全のため必ず絶縁テープで配線コードを保護してください。
アクセサリー/イグニッション電源から電気をとりたい場合は、常時電源が来ていないところをまず確認する。
※今回はアクセサリー電源(ACC電源)で確認しています。
アクセサリー/イグニッション電源から電気をとりたい場合は、常時電源が来ていないところをまず確認する。
※今回はアクセサリー電源(ACC電源)で確認しています。
キーをアクセサリー/イグニッションまで回す。
検柄の部分が赤に発光、さらにキーをOFFにして柄の部分が消えると、そこがアクセサリー/イグニッション電源です。
イルミネーション電源から電気をとりたい場合は、常時電源が来ていないところをまず確認する。
スモールランプをONにします。
柄の部分が赤に発光したのを確認し、さらにスモールランプをOFFにして柄の部分が消えると、それがイルミネーション電源です。
ボディーアースやマイナスコントロール線を調べるにはプラス電源が必要となります。
今回はヒューズ電源を使用して常時電源と接続し、ドアオープンマイナス線を調べていきます。
検電テスターのワニグチをプラス電源部分に接続します。
※この時ワニグチが金属部分に当たらないように注意してください。
ワニグチを絶縁テープを使用して絶縁します。
プラス電源が正常に取り出しできているかと、車両金属部分(ボディアース)に検電テスターの測定箇所部分(検電針)を当てた時に緑色に光るか確認する。
電球→LED交換工具セット、内張りはがし、ドライバー等を使用して、ルームランプをはずします。
検電テスターの測定箇所部分をカプラー端子部分または、直接配線コードに突き刺す。
ドアが開いている状態で通電していれば柄の部分が緑に発光します。
この時は常時アースなのか、マイナスコントロール線なのかは分かりません。
検電テスターの柄の部分が消えれば、マイナスコントロール線です。
ドアを閉めても常時点灯している場合は常時アースとなります。
提供元:エーモン工業株式会社
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