2020年10月08日

砥石を使った包丁研ぎにチャレンジしてみた!

by GUGU

公開:2020.10.08 22:31 更新:2021.12.07 15:31

いつもはシャープナーを使って包丁研ぎをしていますが、なんだか最近はシャープナーを使ってもすぐに切れ味が悪くなってしまうように…

調べてみると、どうやらシャープナーは一時的に使用するもので、定期的にちゃんとした砥石を使って研ぐ方が持ちも違ってくるらしい…ということで、はじめて砥石を使った包丁研ぎにチャレンジしてみました!

切れ味がすぐ悪くなってしまう包丁

とりあえずカッコイイ包丁が欲しくなって奮発して購入したちょっと良い包丁…(カタチから入るタイプ笑)

しばらくは専用シャープナーを使って研いでいましたが、段々とシャープナーを使ってもすぐに切れ味が悪くなってしまうように…

どうやら、シャープナーは一時的に使用するもので、定期的に砥石を使って研いだ方が良いらしいという事を最近知りました。

今の切れ味をチェック!

包丁の切れ味を知るにはトマト!ということで、ミニトマト切ってみました。

感覚としては、切るというより押して切るみたいな…そんな感じです。

切れ味の悪い包丁って地味にストレス…

トマトの断面図

ちょっと分かりにくいですが、ミニトマトがガタガタした切り口になっています。

どうにかせねば…!

ホームセンターで砥石を購入

何はともあれ、砥石をゲットせねばと向かった先はホームセンター。

キッチンコーナーにもたくさんシャープナーや砥石がありましたが、なんとなく今回は工具コーナーにあった砥石をチョイスしました。

工具コーナーにある砥石だから、

なんか凄い砥石な気がして…(凄い砥石ってなんだろう…)

この実直な感じのレトロパッケージも味があります。

砥石の種類って?

砥石には、大きく3種類あるそうです。

①荒砥ぎ用砥石

 #120~600。刃が欠けてしまったときに。

②中研ぎ用砥石

 #900~2000。切れ味が悪くなったときに。

③仕上げ用砥石

 #3000以上。鋭い切れ味にしたいときに。

一般家庭なら普段使いは 「②中研ぎ用砥石」で良いらしいです。

私は欲張って荒砥ぎ用と中研ぎ用が一体化したタイプを購入してみました。

大抵こういう風に買った場合って使わないパターンが多いんですが…いざという時は便利だと信じ買っちゃいました!笑

まずは砥石を水に浸します

早速研ぐ!前に、砥石を準備満タンにする必要があります。

というわけで、使う前に砥石を水に浸します。

地元では「うるかす」っていうんですが、伝わる人いますかね…

入れた瞬間どこからともなく空気がポコポコ出てきました!

なんだかずっと見ていられる…

5分程放置します。

早速研いでいきます

塗れふきんやタオルを下に敷いて、砥石が滑らないようにしたら早速包丁研ぎスタート!

15度の角度を保ちながら研いでいくのがポイントのようです。

15度なんて分かんないわって思いながら、なんとなくの感覚で研いでいきました。

ちなみに包丁は砥石に対して45度くらいが良いそうです。

包丁を前後にゆっくり動かして研いでいきます。

せっかちな私にはゆっくりが難しい…

何回かくり返し、全体を研ぎました。

この時失敗したのは、何回研いだか数えなかったこと!!

昔話の山姥を思い出し嬉しくなって夢中で研いでしまいました…

なので、裏面は感覚で同回数研いでいきたいと思います。

裏面も同様に研いでいきます

片面を研いだら、包丁を裏返して同じ要領で研いでいきます。

両刃の場合は裏表同様、片刃の場合は表を20回に対し裏を3回の割合で研いでいくと良いようです。

私は数なんて数えてなかったので適当ですが…

時々砥石や包丁を洗いながら研いでいきました。

なんだかいい感じに研げている気がします。

写真見て気づきましたが、全然45度じゃありませんね。

15度に気を取られすぎました…反省…

最後にカエリを取る

最後に、包丁を出来るだけ寝かせて、砥石に軽く当てて右斜め下に数回こすりカエリを取ります。

最後の最後で45度になってる…!

これで完了です!!!意外と簡単!

切れ味の変化を確認します

早速ミニトマトを切ってみました。

凄い…スッて包丁が入りました!

切れ味抜群です…!感動…!!

ちょっと分かりにくいですが、断面図を見ると、研ぐ前の包丁だとガタガタした切り口だったのが、包丁を研いだ後はめちゃくちゃきれいな切り口になってます。

これは嬉しい…!

使用後の砥石は…

ちなみに、使用後の砥石は研ぎカスを水洗いして落とし、日陰で乾燥させてから保管します。

最後に

今回購入した、あのレトロパッケージに「よく切れる包丁は料理を楽しくし、おいしくて美しい料理にします。」と書いてありましたが、ほんとその通りだよあんた、と言いたくなりました。(誰)

皆さんもぜひ、お気に入りの包丁を長持ちさせるために砥石デビューしてみませんか?

切れ味抜群の包丁で、ストレスフリーの料理時間が楽しめますよ!

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