2022年01月03日
by DCM 編集部 |
公開:2022.01.03 03:00 更新:2022.01.05 11:20
エアプランツは土がなくても育つ不思議な植物です。
今回は、そんなエアプランツのおすすめの種類を紹介します。
エアプランツは、大きく「銀葉種」と「緑葉種」の2種類に分けられており、それぞれ特徴や育て方が異なります。
本記事では、エアプランツのおすすめの種類を「銀葉種」と「緑葉種」に分けて紹介していきます。
また、それぞれの育て方も解説しているので、これからエアプランツを購入される方は、ぜひ参考にしてみてください。
銀葉種は、多くのトリコーム(葉の表面が白っぽい産毛)で覆われているのが特徴のエアプランツです。このトリコームから、大気中の水分を吸収して生息しています。
そんな銀葉種のおすすめは以下のとおりです。
①キセログラフィカ
②ウスネオイデス
③ストレプトフィラ
④イオナンタ
⑤ハリシー
⑥ジュンセア
⑦テクトルム
1つずつ順番に解説していきますので、銀葉種について知りたいかたは、参考にしてみてください。
エアプランツの中でも流通が多く、比較的購入しやすいのがキセログラフィカ。強健な性質で、大型のエアプランツなので、初心者でも育てやすい品種だといえます。
また、遮光した光を当てることで、生長を早められ、葉色を美しくできますよ。
生い茂った細かい葉が魅力のウスネオイデス。生長すると30〜50センチほどの長さになります。
また、上手に育てれば春頃に5ミリほどの黄色い小さな花が咲き、夜になると周囲に甘い匂いを漂わせるため、リラックスさせてくれるでしょう。
葉が潤っている時は葉が伸びていて、乾燥していると丸くカールするのが、ストレプトフィラの魅力です。
乾燥や暑さに強い性質を持つので、エアプランツ初心者におすすめだといえます。
イオナンタは、生長が早く、暑さにも寒さにも強いため、季節を問わず育てられます。
また、イオナンタは種類が豊富なため、自分に合ったものを選びやすいでしょう。
葉がロゼット状に広がっているエアプランツで、丈夫で育てやすいのが、ハリシーです。
一方で、葉がやや多肉質なため、管理する時や移動させる時は折れないように気を付けてください。
細長い葉を持つすらりとしたシルエットが魅力のジュンセア。乾燥に強く、枯れにくいため、初心者でも育てやすいでしょう。
上手に育てることで、紫色の筒状の花を咲かせます。ジュンセアは、ホームセンターや100円均一でも気軽に購入できる ため、エアプランツをこれから始めたいかたにおすすめです。
テクトルムは、乾燥や寒さに強い強健種で、ふわふわとしたトリコームが際立つ「エアプランツの女王」と称されているエアプランツです。
ただし、トリコームが他の品種よりも長いため、より多くの水分を吸収してしまうことから、ソーキング(水にエアプランツを6時間程度つけること)はしないようにしましょう。
銀葉種のエアプランツの管理方法は、以下のとおりです。
1週間に2回を目安に水やり(ミスティング)を行うようにしましょう。夏は夕方からの涼しい時間帯に、冬は昼間のあたたかい時間帯に株全体にたっぷりと水を与えてください。
また、部屋の湿度や葉の表面の乾燥具合を見て、水やりの頻度を調整するようにしましょう。
エアプランツは、流木や岩・水苔などに着生して生息しているため、直射日光ではなく木漏れ日程度の場所で暮らしています。
そのため、直射日光により、葉や株が傷む原因になってしまうのです。
窓辺で育てる時は、直射日光が当たらないようにしたり、屋外で管理する時には、半日陰などの場所に置いてあげましょう。
銀葉種に比べて、葉が緑色の「緑葉種」のおすすめを紹介していきます。
①キアネア
②ブッツィー
③ブラキカウロス
④トリコロール
⑤ブルボーサ
⑥フィリフォリア
緑葉種は、トリコームが少なく大気中から水分を吸収する力が弱いエアプランツです。その点も踏まえて、1つずつ順番に見ていきましょう。
キアネアは、日本で昔から親しまれてきた植物で、「ハナアナナス」という和名が付けられています。花持ちがとてもよく、苞の部分は2ヶ月以上楽しむことが可能です。
つぼ型で、独特な斑点模様・細長い葉がうねるように伸びていく見た目が魅力のブッツィー。
ブッツィーは、赤いつぼみから紫色の筒状の花を咲かせた後、多くの子株を残してくれます。
ブラキカウロスは、生長がとても早く、エアプランツ初心者におすすめの品種です。特徴としては、葉が放射状に伸びていることがあげられます。
上手く育てることで、葉全体が真っ赤になり、紫色のキレイな花を咲かせてくれるでしょう。
丈夫で初心者でも育てやすいトリコロールは、赤・黄色の花苞と紫色の花が魅力のエアプランツです。
ただし、葉の先が尖っているため、小さいお子さんがいるご家庭では、管理に気を付けてください。
ブルボーサは、つぼ型のシルエットが魅力のエアプランツです。生長スピードは比較的ゆっくりで、開花時には花序と呼ばれる葉がキレイな赤色に染まります。
ただし、ブルボーサは日差しに弱く、多くの水分を必要とするため、管理をしっかりと行うようにしましょう。
フィリフォリアは、葉が細く繊細なエアプランツで、開花時には10個以上の花序に花を咲かせてくれます。
ただし、高山性のため、高温には弱く、夏場の蒸れには注意が必要です。
緑葉種のエアプランツの管理方法は、以下のとおりです。
緑葉種は、銀葉種と比べてトリコームが少ないため、水やり(ミスティング)は多めにしてあげましょう。週に2〜3回を目安にするといいです。
銀葉種と同じく、緑葉種も直射日光には当てないようにしましょう。とくに、緑葉種はトリコームが少ないため、葉焼けしやすいです。
そのため、遮光ネットを使うなどして、直射日光が当たらないように工夫して管理してください。
遮光ネットは、ホームセンターや100円均一・通販でも取り扱いがあるため、気軽に購入できます。
エアプランツには、大きく「銀葉種」と「緑葉種」の2種類に分けられており、それぞれ特徴や育て方が異なります。
そのため、育てたいエアプランツの特徴を知った上で、手を掛けていく必要があるのです。
本記事で紹介したおすすめのエアプランツを参考に、お気に入りのエアプランツを育ててみてくださいね。
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