2021年04月06日

〈ドッグデータベース〉オーストラリアン・シェパード

by ネスレ日本株式会社

公開:2021.04.06 00:00 更新:2021.10.04 16:23

オーストラリアン・シェパードのサイズ、性格、必要とされる運動量などの特徴、起源など、詳細データを解説いたします。

※FCI(国際畜犬連盟)やJKC(ジャパンケネルクラブ)のデータをベースとし、有限会社グラスウインドが監修しております。
※数値は目安です。あらかじめご了承ください。

オーストラリアン・シェパード

広い敷地で、思いのままに動き回るヒツジを誘導していた牧羊犬ということもあり、瞬時に状況判断ができる優れた犬種です。いつも主人の姿を目で追っていて、何か指示されると、驚くほど軽快なフットワークで命令をこなしていきます。遊ぶことが大好きなので、遊びを通して訓練していくと、驚くほどいろいろな仕事をこなせます。

飼う際の注意点

■旅行・移動に対応する適応力:高め

■留守に対する適応力:高め

■子どもに対する適応力:中程度

性格は?

陽気で勇敢、忠実で愛情深いオーストラリアン・シェパードは、知的でもあってトレーニングも手こずりません。しかし、運動もせず、ひとりぼっちの生活になると、神経質になり破壊的行動が目立つ犬になってしまうでしょう。

必要とされる運動量

大きな身体ではありませんが、そのずば抜けた運動神経は目を見張るものがあります。当然、その運動量を日本の都会でこなすのは、非常に困難です。毎日、かなりの長時間を共に運動するために費やす必要があるでしょう。最低でも60分、駆け足などの運動を兼ねた散歩を、毎日2回は行いましょう。

特徴

■原産国:アメリカ

■犬種分類:牧羊・牧畜犬

■色・模様:ブルー・マール、ブラック、レッド・マール、レッド

■毛質・毛の長さ:ショート/スムース(短毛)

■抜け毛:中程度

■サイズ:型~大型

■目安となる体高・体重

体高:雄(オス)51~58cm・雌(メス)46~53cm、体重:16~32kg

■一日に必要な散歩量:多め

■活発度:中程度

起きやすい病気/ケガ

股関節形成不全のほか、遺伝的に盲目や聴覚障害の可能性が、ほかの犬種よりも高めです。必ず両親の健康状態を確認することはもちろん、子犬も動物病院で健康診断を受けておくことをお勧めします。

歴史

オーストラリアンの名前がありますが、実際にはアメリカで改良・誕生した犬種です。19世紀、牧羊犬として開発されたときに、交配に用いられたオーストラリアに土着していたディンゴの血を引く牧羊犬が含まれていることが、名前に由来しています。ほかに開発に携わったのは、コリーやスペイン産の犬です。1979年にUKC(ユナイテッド・ケンネル・クラブ)、1993年にAKC(アメリカン・ケンネル・クラブ)で公認されました。

ドッグショーでの評価基準

頭部スカルは頂が平らか、わずかに丸みを帯びています。後頭部にはわずかな突出があります。横から見て、マズルとスカルのトップラインは平行です。ストップはほどよくはっきりしています。目はアーモンド型で、色はブラウン、ブルー、アンバーそして斑点やマーブリングも含めてこれらの色のバリエーションです。

耳はほどよい大きさの三角形で、ローズ耳のように横を向きます。直立と垂れ耳は重大な欠点となります。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。胴体は背がまっすぐで、胸は幅広くはありませんが、胸底は深く、肘の位置まで達します。尾はまっすぐで、断尾されているか、ボブテイルです。長さが10cmを超えることはありません。前脚は地面に対して垂直でまっすぐです。

提供元:ネスレ日本株式会社

https://nestle.jp/brand/purina/

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