2021年03月09日
by DCM株式会社 |
公開:2021.03.09 20:10 更新:2021.10.04 16:23
2018.02.27
ナチュラルテイストのおしゃれなインテリアが大人気!カリスマブロガーとして女性から絶大な支持を集める瀧本真奈美さん。 ルームスタイリストや整理収納コンサルタントの顔を持つ瀧本さんのお部屋づくりやDIYアイデアはご自身の著書やテレビ番組、雑誌などでも紹介され、女性たちのハートをわしづかみにしています。 では、どうすれば瀧本さんのお宅のような素敵な部屋を作ることができるのか…今回は瀧本さんのご自宅にうかがい、DIYのコツやお部屋づくりのポイントを教えていただきました!
海外インテリアが好きで、インスタグラムやピンタレストなどのSNSをはじめ、IKEAなどインテリアショップのホームページなどを暇さえあれば見ているという瀧本さん。
多彩なアイデアや素敵なアイテムを目にするにつれ「こんな部屋にしたいな」「こんな雑貨がほしいな」という気持ちが高まっていったそう。
「とはいえ、気に入ったものをあれこれ買っていたら家計も大変…それなら似たものを自分で作ってみよう!」というのがDIYを始めたきっかけだと教えてくださいました。
「ショップで買えば何万円もするようなものが、手作りでリーズナブルに手に入れられた時の満足感が、DIYの最大の楽しみ」と瀧本さん。“作ること”が楽しくなってくると、次はあれを作ってみよう!と創作意欲も湧いてきそうですが、忘れてはいけないのは、それらをインテリアに溶け込ませるということ。
「せっかく素敵なものが作れたとしても、お部屋に置いたとき、一つひとつがバラバラに主張してしまうともったいないですよね。『どんな空間にしたいか?』をまず頭に浮かべ、統一したテイストにすることが大事だと思います」。
自分はどんなテイストやデザインが好きなのか…。瀧本さんのようにSNSなどいろんなモノを見て、感じて、まずは自分の「好き」を探してみましょう。
自分の作りたいものもイメージできたし、いざ作ってみよう!と張り切ってトライしてみたものの、実際にやってみると難しく感じたり、失敗してしまったり…。工具を握ったことのない初心者の方ならなおさら、DIYはハードルが高いと感じてしまうかもしれません。
今では工具を難なく使いこなす瀧本さんも、これまで数々の失敗を経験してきたそう。
「飽き性で、すぐに作り変えたくなっちゃうので、お部屋の新陳代謝も激しいんです。以前はアンティークっぽいものが好きで、DIYでも汚したりしていたけれど、最近はナチュラルで白っぽい感じが好きだったり。自分の『好き』の変化に寄り添って常にいろいろ作っているので、その分失敗もありますね」
そのお話を聞いて、瀧本さんの素敵なDIY作品が溶け込んだ現在のお部屋を見学すると、「失敗は、成功への糧」ということをひしひしと感じます。
そこで、ご自身の失敗経験もふまえ、DIYに失敗しないためのコツをうかがいました。
DIYは暮らしを豊かにするもの。だから、作って満足して終わり、ではもったいない!
作るだけではその作品は生かされないので、どこに置くのか、何のために作るのか。まずはその作品がなぜ必要かをしっかり考えてから制作を始めます。
例えばリビングのチェストの上に置くシェルフを作るとき、どのくらいの大きさならちょうどいいか。インテリアにうまく溶け込み、また収納したいものがしっかり収まるサイズはどのくらいか。既製品にはない、自分好みのサイズが実現できるというのはDIYの利点です。
そんなサイズ感をつかむのに有効なのがマスキングテープ。これから作る雑貨や家具の形をマスキングテープで作り、置いたときの大きさのイメージを見てみましょう。
材料をまっすぐ切るのが苦手だという人もいるのでは?「私も苦手なんです」と瀧本さん。
「心配であればホームセンターでカットしてもらっても良いと思います。プロにカットしてもらうと、サンダーをかける必要がないくらい裁断面もきれいですし、なんといっても木くずが出ないのがメリット♪」と女性ならではの目線で教えてくれました。
お求めやすい安価な木材は柔らかく、扱いやすいものほど割れやすいそう。そのリスクを避けるためにも、少し手間はかかりますが、ビス穴は開けておくことをおすすめします。
パッケージに出ている色を見て購入したものの、実際に塗ってみると「なんだかイメージと違う」ということもあります。
やすりをかけたり、アルコールでふいたりして色を抑えるなどリカバーすることもできますが、そうならないよう事前にしっかり確認しておきたいものです。
「パッケージにある色を見るだけでは、実際に広い面に塗ったときのイメージも湧きづらいので、ワークショップなどでペイントを試すことができるのなら、試してから購入するといいですよ」
美しく塗ったり、アンティークっぽくかすれさせたり、ステンシルをしたりと様々な表現ができるペイント。「私のDIYはペイントが命!」というほど、瀧本さんはペイントに強いこだわりを持っています。
そんなペイントを綺麗に仕上げる秘訣は、塗り重ねるときはよく乾かすこと。待ちきれず、乾ききる前につい塗り重ねてしまい残念なことに…って、結構DIYあるあるですよね。ぐっとこらえてしっかり乾かし、丁寧に塗り重ねましょう。また、塗料がのりにくい素材にはきちんと下地塗料を使用することが重要です。
完璧な作品を作ろうと思うと大変。ちょっとムラになっていたり、曲がったりしても、こ
れが味」と思える気楽さが、DIYをより一層楽しくしてくれます。
「ペイントが好きなので、購入した雑貨を自分好みの色に塗ってアレンジすることが多い
のですが、うまく色がのらなかったり、まっすぐ塗れなかったりしたものも結構あります。
だけど、逆にそういう失敗作に愛着が湧いたりするんですよね」と微笑む瀧本さん。
取材・文/本田亜由美 撮影/恒岡健太
提供元:DCM株式会社
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