2021年10月25日

キャンプ用ナイフの中で料理に適しているものは?薪割りに適したアウトドアナイフも併せて紹介!

by DCM 編集部

公開:2021.10.25 04:00 更新:2021.11.03 09:32

キャンプ用のナイフ(アウトドアナイフ)には、料理に適しているものや薪を割るのに適しているもの・ナイフ以外にも機能がついているものなど、種類が豊富です。

そのなかから、料理をするのに適しているナイフを探すのは大変ですよね。

そこで今回は、キャンプ用のナイフの中で料理に適しているものをご紹介します。

また、火を起こすために必要な薪を作る際の薪割りに適しているナイフもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

キャンプ用のナイフの中で料理に適しているものは?

キャンプ用のナイフのなかで、料理に適しているのは持ち手の部分にブレード(刃)が折りたためるようになっている「フォールディングナイフ」です。

ブレードの部分を折りたためるようになっているので、包丁よりもコンパクトに持ち運びができ重宝します。

また、料理をする際には、ブレードが薄い方が食材を切りやすく軽量です。

さらに、フォールディングナイフには、ブレードを固定するための「ロック機能」がついていて安全性が高いので、ファミリーキャンプでも安心して楽しめるでしょう。

キャンプ用のナイフで料理をする際に適した材質は?

料理に適しているキャンプ用のナイフとして、フォールディングナイフを紹介しましたが、材質選びも大切なポイントです。

キャンプ用のナイフの素材は大きく分けて、サビにくくメンテナンスが簡単な「ステンレススチール素材」、ステンレスより切れ味がいい「カーボンスチール素材」の2種類に分けられます。

そのため、キャンプで料理をする際に使うナイフとして適した材質は「サビにくくメンテナンスが簡単なステンレススチール素材である」と言えます。

カーボンスチール素材のナイフの場合、ステンレススチール素材よりも切れ味はありますが、サビやすいため使用した後はメンテナンスを必ず行わなければいけません。

以上の理由から、メンテナンスに時間をかけたくない方やキャンプ用のナイフ初心者の方は、ステンレススチール素材を選ぶといいでしょう。

そもそもキャンプにナイフや包丁は必要?

ここまで、キャンプ用のナイフで料理に適しているものを、材質とあわせて解説してきました。

しかし、「キャンプにナイフは必要?」とそもそも疑問に思われる方もいるでしょう。

キャンプ用のナイフは、料理だけではなく、薪割りやロープカット・フェザースティック(木の棒をナイフで薄く削り重ねた焚き付け材)作りなどに使用できます。

そのため、キャンプでできることが増え、思い出に残るような楽しいキャンプとなるでしょう。

キャンプ用のナイフは3種類

冒頭でも書きましたが、キャンプ用のナイフには料理に適したもの以外にも、薪を割ることに適したナイフやワインのコルクを抜く機能などが付いたナイフもあります。

キャンプをより充実させるためにも、3種類あるキャンプ用のナイフについて頭に入れておきましょう。

また、本来の使用方法と違った使い方をしてしまうと、刃先が欠けた場合にナイフ本来の力が発揮できなくなったりします。

だからこそ、ナイフそれぞれの用途を把握しておく必要があることを忘れないようにしてください。

①フォールディングナイフ

フォールディングナイフは、持ち手の部分にブレードを収納できるため、包丁よりも持ち運びに優れています。そのため、料理を作る際の食材のカットに最適です。

また、ブレードを固定するために、「ロックバック式」や「ライナーロック式」などのロック機能が搭載されているので、ファミリーキャンプでも安心して使用できるでしょう。

②ツールナイフ

ナイフだけではなく、ワインのコルクを抜いたり、缶詰の缶切りとして使ったりできるのが、ツールナイフ。

「十徳ナイフ」や「アーミーナイフ」、「万能ナイフ」など、さまざまな呼称があります。

フォールディングナイフや後述するシースナイフよりも、丈夫さや切れ味は劣ります。しかし、ツールナイフは「料理や食事・ロープを切る」など、さまざまな場面で活用できます。

また、災害用として1本持っていれば、万が一の時にも活躍してくれる便利なナイフでしょう。

③シースナイフ

最後に紹介するのは、「シースナイフ」です。1本の鋼材で作られたナイフのことで、折りたためない固定刃タイプ。

ブレードをシース(さや)に収めて携帯し、ブレードと持ち手が1枚の鋼材で作られているので、堅牢性が高く頑丈です。

そのため、バトニング(焚き火用に薪を細かくする)などの本格的なアウトドアがしたい方におすすめとなります。

また、汚れを洗いやすく研ぎやすいため、アウトドア初心者の方でもメンテナンスが簡単です。

キャンプ用のナイフは料理用と薪割り用で使い分ける

最後に、キャンプ用のナイフは、料理用と薪割り用で使い分けることを覚えておきましょう。

なぜなら、薪割りやフェザーナイフ作り・ロープカットなどを行った後に、料理に使用すると衛生的に良くないからです。

「洗浄したから大丈夫だろう」と料理に使うとしても、自分の目では見えない雑菌や汚れが付着している可能性は多いものです。

キャンプで使うナイフは使用用途で数本に分けて使用すると、衛生的にも安心できます。その際は使用用途によって、ナイフの特長を加味できるとよりキャンプが捗るでしょう。

場面によって使い分けられるように、最低でも2本以上のナイフを準備しておくといいでしょう。

まとめ:キャンプ用のナイフで料理をして思い出に残るキャンプにしよう!

今回は、キャンプ用のナイフのなかで料理に適しているものをメインで紹介してきました。

キャンプ用のナイフには、「ステンレススチール素材」と「カーボンスチール素材」の2つの素材があります。

また、ナイフ自体の形状も「フォールディングナイフ」と「ツールナイフ」・「シースナイフ」の3種類があることを紹介しました。

キャンプ用のナイフの特徴をしっかりと理解して、場面にあったナイフを使えるとさらに充実したキャンプライフを送ることができることでしょう。

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