2021年02月07日
by 株式会社刀川平和農園 |
公開:2021.02.07 10:00 更新:2021.10.04 16:23
ナス科に属する一年生の植物で食卓でもおなじみの夏野菜です。
水はけの良い土・日当たりの良い場所を好み、品種も豊富で、スーパーなどでも大玉からミニまで様々な色や形が売られています!!
作業はお休みです
トマトを地植えで育てるなら、まず土づくりから始めます。トマトは連作障害がおこりやすいので、ナス科の植物を育てた場所は避けるかしっかり土づくりをして備えます。
また、日当たりの良い場所を選びましょう。
・苦土石灰を撒いて耕す事は酸性に傾き過ぎた畑の土を、トマトに適した酸度(pH)に調整する意味があるので、混ぜ込むバランスは大切です。
・また、苦土石灰を混ぜ込むことで不足しがちなカルシウムとマグネシウムを補い、尻腐れ症の予防にもなります。
苗を植え付ける1週間くらい前に、腐葉土や牛糞などと一緒に元肥(化成肥料など)を混ぜ込み畝を作ります。
その後マルチフィルムをはります。
種から育てた株も、購入した苗も最初の花芽が咲き始める頃植え付けます。
プランター栽培の場合、10号鉢で1株又は野菜用プランターで2株が目安です。
地植えでもプランター栽培でも、天気の良い日に作業をします。
①株の根鉢がちょうど入るくらいの穴を間を50㎝くらいあけて掘っていきます。
②根鉢を崩さないように取り出して植え穴に植えていきます。この時、花が通路側にくるようにします。
③植えたら薄く土をかけ、そっと押さえます。その後たっぷりと水をあげます。
④この後は、土の表面が乾いたら適宜水やりをしましょう。
プランター栽培でも地植えでも、植え付けて苗が落ち着いたら支柱を立てます。
支柱の立て方は色々ありますがやりやすく倒れない方法をとりましょう。
支柱を立てる時は、株から5㎝程度離します。結び方は8の字に結びます。
その後、土の表面が乾いたら適宜、水を与えます。
また、育ってきたら20㎝の高さごとに茎と支柱を結んでいくようにします。
植え付けた株が成長していきます。
実を大きくおいしく育てるために、様子を見ながら仕立てていきましょう。
生育が旺盛になると、わき芽があちらこちらに出てきます。このわき芽を小さいうちに手で欠き取りましょう。わき芽をとり主枝1本にすることで収穫量アップや病気の予防などにつながります。また、大玉トマトは実の数を減らすことで1つ1つの実を大きく太らせることができます。
実がついて膨らみはじめたら追肥をします。
トマトは早いうちに肥料を与えすぎると葉や茎ばかりが大きくなり、実がつかなくなることがあります。ですので、元肥は苗が問題なく育つ程度、追肥は実がついてから少しずつ与えましょう。
丹精込めて育ててきた実が熟する時期です。毎日チェックして真っ赤になったら順次収穫を。
熟した実を取り忘れると虫が発生する原因となりますので、確実に収穫するようにしましょう。
また、株の状態を見ながら追肥をするようにしましょう。
肥料のやりすぎは厳禁です。
7月と同様に収穫期になります。
ただ、8月ころになると主枝が大きくなり過ぎないよう摘心をしましょう。
摘芯とは先端の茎を摘むことで、実の付きを良くする事です。
主枝の先が支柱と同じくらいになったら最上部を摘みます。こうする事で、栄養を無駄なく、果実に行き渡らせ実をおいしくします。
7月8月と同様に収穫期になります。
だんだん収穫量は落ちてきます。
作業はお休みです。
提供元:株式会社刀川平和農園
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