2021年07月21日

カーテンの採寸方法

by ユニベール株式会社

公開:2021.07.21 14:10 更新:2021.10.04 16:23

カーテン選びの際に最も重要なのがサイズです。
「大体このぐらいで…」と安易に選んでしまうと、実際に取り付けたときに、横幅が足りず閉まらない、丈が短く冷気が漏れる…などといったことにもなりかねません。

では、どうやって測ればよいのでしょうか?
オーダーカーテンの場合、採寸はプロにお任せ、というケースも多いため、採寸=難しい、というイメージを持たれている方も少なくないと思いますが、実は、ポイントさえ押さえていればさほど難しくないのです。

1.幅の測り方

カーテンの幅を知りたいときには、カーテン生地を測るのでなく、まずカーテンレールの横幅を測りましょう。

測る場所は、レール左端のリング穴から、右端のリング穴までです(実測寸法)。

つぎに、少しゆとりを持たせるため、測った数字に「1.05」を掛けましょう。

計算して出た数字が、必要な幅サイズになります。

ちなみに、なぜ生地を測ってはいけないのでしょうか?

カーテンは、吊った時に緩やかなドレープが出るよう縫製します。

上部は生地を詰めて縫製するため短く、下部はヒダとなるため長くなります。

生地のどこを測るかで横の長さが異なってしまうのです。

2.丈(高さ)の測り方

窓のタイプが掃き出し窓(高さが天井近くから床まであるタイプ)なのか、腰窓(天井と床の真ん中あたりに開いているタイプ)なのかによって変わります。

また、ドレープとレースの2枚を吊る際は、ドレープの裾からレースが覗かないよう、レースの丈を少し短くするのが一般的です。

【掃き出し窓の場合】

《リングの下から床まで》を測り(実測寸法)、地面に擦らないよう2㎝マイナスします。

【腰窓の場合】

《リングの下から窓の下のラインまで》を測り(実測寸法)、しっかり覆えるよう15~20㎝プラスします。

ドレープとレースを吊るとき、レースの丈は上で出した数字から2㎝マイナスするとよいでしょう。

まとめ

これまでの内容を表にまとめてみました

あくまで一般的なカーテンサイズの出し方なので、お好みに合わせて調整するのもよいでしょう。

たっぷりヒダが欲しい場合はゆとりを多めに取ればよいですし、寒さ対策で丈を長めに作るのも良いですね。

…サイズが分かればカーテン選びも怖くない!

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提供元:ユニベール株式会社

https://www.univers-hd.co.jp/

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