高齢者が使う手すりの目的は”動作と移動を補助”することにあります。<br>高齢者は体力の低下に伴い、動作や移動に支障をきたします。手すり一本で日常生活が大きく改善されるケースが多く、高齢者の住宅改造で「手すりの設置」が最も重要な改善項目になっています。
1.目的
■動作の補助とは
1.玄関先での立ち座りの補助
2.便器への立ち座りの補助
3.扉の開閉のバランス補助 など
●便所、洗面所、扉の横などに使います。
■移動の補助とは
1.階段の昇りや降りの昇降移動
2.廊下を歩く等の水平移動
3.部屋内部や屋外の移動 など
●廊下、階段、屋外などに使います。
2.使い方
■握る
たとえば、トイレ・玄関・扉の横などに使います。
・手すりの太さ
強く握って移動するため
直径28~32㎜
形状は円柱型で特にグリップ加工付のものがよういとされています。
■支える
たとえば、廊下・階段・トイレでの姿勢保持に使います。
・手すりの太さ
ひじなどで、もたれかかるため上部平坦型等の幅50~90㎜
形状は上部平坦型・板型がよいとされています。
■摺る
たとえば、廊下・階段・屋外スロープなどに使います。
・手すりの太さ
手を滑らせて移動するため直径32~36㎜
形状は円柱型・上部平坦型がよういとされています。
手すりの使い方は、大きくは「摺る」「握る」に分けられ、高齢者が利用する場合は、立ち座りの「握る」と歩行の「支える」といった使い方が多くみられます。 また、太さや形状も高齢者の身体状況や使用場所に合わせて適切に選ぶことが大切です。
提供元:マツ六株式会社