2021年10月04日
by DCM 編集部 |
公開:2021.10.04 00:00 更新:2021.11.24 09:23
野外で過ごすキャンプは、どの場面を切り取っても日常とはかけ離れているからこそ、魅力がいっぱいです。
1分1秒だって心地よく気持ちよく過ごしたいもの。それは寝るときも例外ではありませんよね。
もし1泊2日のキャンプをするのであれば、その30%くらいは眠りにかける時間となりますので寝具にも十分にこだわる必要があるのです。
そこで本記事では、キャンプであっても快適に眠ることができる寝具のあれこれを紹介していきたいと思います。
キャンプで必要な寝具といえば「シュラフ(寝袋)」しか思い浮かばないキャンプ初心者も多いのではないでしょうか。
しかし実際には、シュラフひとつで快適性まで求めるにはもの足りません。
快適な睡眠を得るには、下記の4つのアイテムが必要になります。
・シュラフ(寝袋)
・マット
・コット
・毛布
それぞれの寝具は機能や品質にも優れているので、どんな状況下でも良質な睡眠を得ることができます。
快適な眠り空間を作ってくれるのに最低限必要な寝具たちを紹介していきます。
前述した通り、シュラフとは寝袋のこと。中綿には安価で扱いやすい化繊や、軽くて温かなフェザーが使われているものもあります。
ミノ虫のような形をしたマミー型、四角い布団のような封筒型などの種類が豊富にあり、いずれもクルクルと巻いて袋に収納すれば小さくコンパクトにまとまります。
地面のでこぼこを直接感じなくてもいいようにマットを敷いておくと、それだけでゆったりと寛ぐことができ快適です。
サイズはテント全面をまかなえるサイズから、大人一人が寝転がってちょうどいいサイズのものなどがあります。
空気を入れるポンプや枕も一体となったエアー式のマット、薄いのに高弾圧や高反発のスポンジのマットなど、厚みや素材も種類が豊富です。
コットとは折りたたみ式の簡易ベッドです。コンディションの悪い地面のでこぼこや地面から伝わる冷気の影響を受けることなく、快適に眠ることが可能です。
高さ調節ができるものやリクライニング機能があるものもあり、さらにはベンチとしても利用できるので、テント内の地べたに座らずに済むので疲れにくいというメリットもあります。
寒い時期には薄くて軽くて温かい、ウール素材やフリース素材の毛布は重宝します。
吸湿して発熱するといった高機能素材毛布は保温効果も高く肌触りも良いので、良質の睡眠を取るサポートをしてくれます。
キャンプ場では、朝晩の冷え込みが激しくなることも季節によってはあるので、普通の毛布だけでは物足りないときがあります。
電気毛布があれば細かい温度調節もできるので、快適な温度に設定して気持ちよく眠ることができます。
さらに、あるととっても便利なキャンプ用寝具をサポートするグッズたち。
・インナーシュラフ
・銀マット
・枕(ピロー)
・耳栓、アイマスク
多機能なもの、コンパクトなもの、準備段階では気づかなかったものなど、目からうろこな小物たちは持っていると助かる場面が多々あります。
その名の通りシュラフの中で使う薄手のシーツ。シュラフ内で使うことにより保温性がよりアップするのでとても温かくなります。
毛布を入れるよりもゴワつかず窮屈な感じもなく、単体でブランケットのようにも使えるので肌寒い時、暑い夏でも寝冷え防止にお腹にかけたりも可能です。
コンパクトで汎用性も高く、季節を問わず使える便利寝具なので、ひとつは持っておいて損はないでしょう。
銀マットはエアーマットなどと同じく、床面のでこぼこを保護してくれる効果があり、片面がアルミになっているので外からの熱や冷気を阻止する断熱効果も併せ持っています。
薄いものでもクッション性はありますが、物足りない場合は厚手のものを選ぶと良いでしょう。
アルミ面は防水効果もありますので、多少の水をこぼしてもさっと拭くだけでいつでも簡単に清潔を保つことができます。
シュラフに集中してしまい、意外に忘れがちな枕。
「枕がないと落ち着いて眠れない…」
という方は多いのではないでしょうか。
必要な時に膨らませるエアー式の枕なら、かさばらなくてよく、そして意外に頭にフィットして気持ちよく眠れることができるのです。
省スペースなので、座布団やクッションがわりに使えるのでとても便利です。
キャンプ場の状況によっては、隣のテントがすぐ近くにあると話し声が聞こえてきたり、同じテントで寝ているメンバーのスマホの光によって、眠りを妨げられることがあります。
そのようなときは耳栓やアイマスクを活用しましょう。100均などでも売っているので一つずつ持っておくと意外に重宝するのです。
実際にショップへ足を運んでみても、寝具だけでもすごい種類と数があって、どういう点に注意しながら選べば良いのかわからなくなってしまいますよね。
・地面からの影響を避けられる
・季節に合わせて快適温度を把握する
・コンパクトに収納できる
まずはこの3つのポイントをクリアしたものの中から、自分のキャンプ計画や好み、こだわりも含めてさらに絞り込み、じっくりチョイスしていきましょう。
テントサイトによっては地面のコンディションがさまざまです。
芝生や平地など整備された環境なら影響は少ないのですが、そうでないところでは必要な寝具が変わってきます。
木の根っこが張っていたり、石が多く散らばっている地面は、全面に敷くテントマットでしっかりとカバーして、シュラフの下に一人用のテントマットを一枚敷けばでこぼこの影響が少なく眠れます。
「テントマットorエアー式マット」「コット+シュラフ」のように、マットなどを重ねることででこぼこが軽減されます。
また、日陰の地面の場合は湿っぽく、冷たさが増し、地面から伝わる冷気によって体の熱が奪われてしまうこともあります。
「銀マット+エアーマット」「コット+シュラフ」のようにエアーマットやコットなどを使って、できるだけ地面から距離を取り、直接的な冷えから体を守りましょう。
キャンプにいく季節によって、必要な寝具の量やタイプは変化します。出かける前に、キャンプ場の最低気温や状況を把握しておくと適した寝具を選ぶことができますね。
夏の暑い時期にはシュラフなしで、マットとタオルケット、もしくはインナーシュラフをお腹にかけるくらいでも大丈夫です。
春・秋のキャンプの場合は気候が良いので油断してしまいがちですが、陽が落ちている間は急に寒さが襲ってきます。
気温差が激しくなる季節だけに、キャンプ場の最低気温などチェックは欠かせません。
冬のキャンプではしっかり寒さ対策ができるように、保温力の高い寝具が望ましいですね。キャンプ場の最低気温チェックは必須で、暖房器具も用意するなど十分な装備が必要です。
このように、季節に合わせてキャンプへ持っていく寝具を変えるようにしましょう。
暖かい時期には寝具の量も少なくて済み、身軽に出かけることができます。
しかし、秋後半から冬、そして春先にかけてのキャンプ場の夜は冷え込みが厳しく、寝具の防寒対策は徹底する必要があります。
多くの寝具や道具が必要となるので、それぞれの道具はできるだけコンパクトに収納できるものを選びましょう。
ひとつの道具でいくつかの機能を果たす、多機能グッズを選ぶのも荷物をコンパクトにまとめるコツですね。
キャンプの寝具について「もっと快適性を重視してもいいんだ」と気づいた方もいるのではないでしょうか。
野外活動には、どこか過酷さがあって当たり前といった概念がつきまとってしまいがちですが、最近のキャンプ用寝具は快適なグッズがたくさん販売されています。
キャンプでの快眠対策は明日の自分を、よりパワフルに動かすためにもとても大切。
その睡眠の質が次の日のコンディションに大きな影響を及ぼしますので、本記事を参考に寝具を揃えるようにしてくださいね。
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