2021年05月30日

「今月のBEST OF THE BEST」~食中毒の危険あり!実は危ないキッチンでのNG行動?

by DCM株式会社

公開:2021.05.30 17:10 更新:2021.10.04 16:23

2018.06.27

ズバッと季節のお悩みに回答してくれる、藤原千秋さん連載の番外編。今回は食中毒を防ぐためのキッチンの必需品、BEST OF THE BESTの3商品をご紹介します。

「毎日使っているから、昨日大丈夫だったから」が通用しないこの時期。こんなNG行動していませんか?

家事にまつわる習慣というのは、個人や家庭ごと、どこか独特なところがあるものですよね。自分の親が行っていたことだったり、人生のどこかで学習したことだったりと、その出所もさまざまです。

ただ、これといった実害がない限りは「さまざま」「独特」で何の問題もないのですが、こと家族の生活の衛生状態や健康に関わってきてしまう場合には、より正しい家事の方法の学習や、行動の修正も必要になってきます。

厚生労働省の注意喚起によれば、食中毒は飲食店のみならず家庭でも多く起こっているのですが、被害人数がごく少数であるために食中毒とはなかなか捉えられずに「寝冷え」や「風邪」に間違われるケースが多いとのこと。そのおかげで対処を誤り、重症化してしまうこともあるようです。

近年、冬場の「ノロウイルス」による食中毒案件が増加しているのでそちらに気を取られがちなのですが、「カンピロバクター」「サルモネラ属菌」「ブドウ球菌」「病原大腸菌」など主に細菌による食中毒は、例年梅雨から夏にかけて山を描くように増加し6〜8月にピークを迎えています。これらの細菌の多くはキッチンのどこかで増殖し、調理を行う人の手指などを経て感染されていきます。

なにぶん家事は毎日のことなので、あまりにも神経質になるのも問題なのですが、自分自身や家族の健康を担保する「食中毒」対策については、抵抗力のない赤ちゃんやお年寄りと暮らす際など特に注意したほうがいいのではないでしょうか。

【食中毒を防ぐ!キッチンのBEST OF THE BEST 1.】

DCM 泡台所用漂白剤 本体 520ml

シミ、茶シブ、雑菌、ニオイをきれいに落とす除菌率99.9%の台所用漂白剤。食器、まな板などの除菌・漂白・除臭に。

藤原さんのここがおすすめ!

「次亜塩素酸ナトリウム」を主成分とした漂白剤(塩素系漂白剤)は、家庭の(主にキッチンの)衛生を守る上でのマストアイテムと言って過言ではありません。生肉や生魚などの調理に使用した調理器具、まな板等は食器用洗剤で洗っただけでは安心しきれませんが、こういった泡タイプの塩素系漂白剤なら手軽に除菌漂白ができます。

アドバイスMEMO

私は一日の家事の終わりにシンク内、主に排水口にこの泡をスプレーするようにしています。異臭やヌメリ(これも細菌の塊です)が抑えられ、次の朝気持ちよく炊事を始めることができますよ。

【食中毒を防ぐ!キッチンのBEST OF THE BEST 2.】

DCM キッチンポリ袋 M 200枚入

1枚ずつ取り出しやすく袋を開けやすいエンボス加工のポリ袋。野菜などの食品保存、お菓子などの小分け、食品の後始末、おむつ入れなどの幅広い用途がある。

藤原さんのここがおすすめ!

昔から野菜や肉などの生物、乾物含めた食材等、比較的なんでもポリ袋に収める習性があり、こういった袋を多用しています。生ゴミも含めてですが、要らない水気や湿気を遮り、中身(あるいは外部)の衛生状態を守ってくれ、しかも安価なのでケチケチせずどんどん使うことができる点もストレスフリーで良いのです。

アドバイスMEMO

肉などへ下味の揉み込みや、揚げ物に粉をまぶす際などの調理の下処理にも活用しています。皿やバットを使うとその後の洗い物の衛生状態にも気を使いますが、ポリ袋なら使い捨てなのでその心配もありません。

【食中毒を防ぐ!キッチンのBEST OF THE BEST 3.】

DCM 滑りにくい抗菌まな板

銀イオン配合で抗菌99%以上。両面使用できる。耐熱温度:100度で食器洗浄乾燥機対応。各サイズある。

藤原さんのここがおすすめ!

「まな板」というものの衛生にはものすごく気を張っています。食材によっては切った後も加熱処理をせず、まな板からお皿に直行するわけですから当然なのですが、とても手間がかかるなというのも本音です。そのため「まな板」の複数使いが私の中ではマスト。大型タイプはキッチンで場所こそ取りますが、複数の野菜を同時進行で切っていくようなとき、また大型の野菜(大根や白菜など)を切るときにストレスを感じないので、我が家のような大家族にはうってつけです。

アドバイスMEMO

まな板は複数使いで順繰りに「次亜塩素酸ナトリウム」スプレーなどを使って除菌漂白をしています。この時、包丁の刃が深く入ってしまうタイプのまな板は細菌がその溝で繁殖しやすくそれはそれで困るのですが、逆に硬すぎるまな板は包丁に負荷を与えすぎてしまうため使いにくいなど、各々のバランスがなかなか難しいのです。食器洗浄乾燥機対応はポイントが高いですね。

<プロフィール紹介>

藤原千秋

大手住宅メーカー勤務を経て、主に住まい・暮らしまわりの記事を専門に執筆。現在は企画、広告、商品開発アドバイザーなど多様な業務に携わる。TV「マツコの知らない世界」に1000個の掃除グッズを試した主婦として出演も。著・監修書に『この一冊ですべてがわかる!家事のきほん新事典』など。

提供元:DCM株式会社

https://www.dcm-hc.co.jp/

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