2021年01月22日
by ネスレ日本株式会社 |
公開:2021.01.22 00:00 更新:2021.10.04 16:23
アビシニアンの中から突然変異で生まれたロングヘアーの個体を品種として固定したのがソマリです。アビシニアンと親戚ということから、アビシニア(現エチオピア)の隣国のソマリアから品種名をとりましたが、ソマリアが直接関係しているわけではありません。セミロングのヘアーは、個体によって、その長さに微妙な変異があります。一般的には首周りに襟巻き状の被毛が目立ちます。
※TICA(インターナショナルキャットアソシエーション)やCFA(キャットファンシャーズアソシエーション)などのデータをベースとし、有限会社グラスウインドが監修しております。
※数値は猫種ごとの目安です。あらかじめご了承ください。
原産国:カナダ、アメリカ
色・模様:ルディー、レッド、ブルー、フォーンほかさまざま
毛の長さ:中毛
抜け毛:中程度
サイズ:小~中型
目安となる体重:3.5~5.5kg
活発度:中程度
子どもに対応する適応力:高め
活発で遊び好きな面などは、アビシニアンの性格をそのまま受け継いでいます。落ち着きがあり、物静かですが、飼い主にはいつも甘えていて、知人やほかの猫にも友好的で、猫としては珍しく外交的といえます。
アビシニアン同様、遺伝性の網膜萎縮がみられます。ほかに皮膚疾患も好発します。
カナダのブリーダーが、アビシニアンの中から、ときどき生まれる、長めの被毛のアビシニアンを育て、1963年、地元のショーに出場させたところ、審査員の目にとまり、正式にソマリという名の品種の確立が始まりました。時を同じくして、アメリカでも、長毛のアビシニアンの開発を行っていたブリーダーが存在し、カナダとアメリカの共同開発がスタートしました。1970年代後半にはアメリカで公認され、1980年代にはヨーロッパへ広まり、1991年までには、世界中で公認されるよになりました。
頭部は、上から見ると、ゆるやかなV字型で、横からみると、なめらかです。わずかに鼻のブレイクが見えます。耳は付け根が幅広く、目はアーモンド型で、色はアンバー、ヘーゼル、グリーンのいずれかです。身体は中くらいの大きさで、筋肉質です。首周辺には豊富な被毛があります。尾は長く、豊富な被毛で覆われています。四肢は長く、足は卵型です。
提供元:ネスレ日本株式会社
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