2021年11月29日

本棚の地震対策をする理由と対策方法7つを徹底解説!大切な子供やペットを守ろう!

by DCM 編集部

公開:2021.11.29 00:00 更新:2021.12.22 15:42

地震は、いつ起こるか分からない自然災害。

そのため、地震が起こった際に本棚などが倒れてきてケガをしないように、地震対策をしておくことが大切です。

そこで今回は、本棚の地震対策について詳細に解説していきます。この記事を読むことで、万が一地震が起こった際でも、被害を最小限にできるようになります。

そもそも本棚の地震対策をする理由とは

本棚の地震対策をしておかないと、万が一地震が起きた際に、本棚自体が倒れてきたり、本棚に収納してある本が落下してきて非常に危険です。

ペットや小さいお子さんがいるご家庭だと、最悪の場合、本棚の下敷きになってしまう場合も考えられます。

また、本棚が倒れることで、避難経路がたたれてしまう場合もあるのです。

いつ起こるか分からない地震に対して、普段から本棚の地震対策をしておくようにしましょう。

本棚自体の地震における4つの対策方法

まずは、本棚自体の地震における4つの対策方法を紹介します。

①突っ張り棒で天井と本棚を固定する

②本棚と床の間にストッパー(安全板)を入れる

③本棚を直接壁に取り付ける

④重い本は本棚の下段に並べる

本棚自体に地震対策を施しておくことで、本棚の転倒や避難経路がたたれてしまうケースを未然に防げるので、ぜひ参考にしてみてください。

①突っ張り棒で天井と本棚を固定する

まずは、突っ張り棒を使い、天井と本棚を固定する対策方法です。地震が起きても、家具が揺れて転倒するのを防いでくれます。

取り付ける際には、家具の両端、または壁に近い奥側に取り付けるようにしましょう。

なぜなら、端以外に取り付けても十分な効果が得られないことや、家具に穴が開いてしまう場合があるからです。

②本棚と床の間にストッパー(安全板)を入れる

①で紹介した、突っ張り棒を使用しても、地震により家が傾いてしまうことで、天井や床に隙間ができてしまうことがあります。

その場合、本棚と床の間にストッパー(安全板)を入れるのも効果的な方法のひとつです。ストッパーを入れることで、家具が滑り出すのを防ぎ転倒しにくくします。

これは、ダンボールや新聞紙などでも代用可能。ただし、ホームセンターで購入できる転倒防止シートのほうが転倒防止効果は大きいです。

③本棚を直接壁に取り付ける

本棚を直接壁に取り付けることで、万が一、地震が起きた場合でも、本棚の転倒を防ぐことが可能です。

加えて、「転倒防止ベルト」を取り付けておくことで、より転倒防止効果を上げられます。

④重い本は本棚の下段に並べる

辞書や辞典などの重い本は、なるべく本棚の下段に並べるようにしましょう。重い本を下段に収納することで、重心が安定して本棚を倒れにくくしてくれます。

また、本と本の隙間をなくすように、きちんと縦に並べることで、大量の本が一気に落下してくるのを抑えられるのです。

防災グッズを使う必要がないので、始めやすい本棚の地震対策だといえるでしょう。

本棚の中身落下を防ぐ地震における3つの対策方法

本棚自体の地震対策について理解できたら、次は本棚の中身の落下を防ぐ地震対策を覚えておきましょう。

①本棚にヒモや落下防止用のテープを付ける

②扉の付いた本棚に収納する

③扉付きの本棚に金具を付ける

地震により、本棚に収納してある本が落下しないようにするために、ここで紹介する対策方法を頭にしっかりと入れておいてください。

①本棚にヒモや落下防止用のテープを付ける

本棚自体が固定されていても、中身の本だけが飛び出てくる可能性があります。

そのため、ヒモや落下防止用のテープを取り付けることが重要。本を収納したまま設置したり、貼れたりするので、普段の本の出し入れに影響することもありません。

また、落下防止用のテープに関しては、透明な商品が多いので、インテリアデザインを邪魔することもないでしょう。

②扉の付いた本棚に収納する

扉の付いた本棚を活用することでも、本の落下を防ぐことが可能です。

また、前述した重い本は本棚の下段に並べるなどの対策をおこない、重心を下にもってくることで、本棚をより倒れにくくすることもできます。

③扉付きの本棚に金具を付ける

扉付きの本棚に本を収納した場合でも、地震の大きさにより、扉が自然に開いてしまい可能性があります。その場合、扉に金属の金具を取り付けておくのがおすすめです。

このようにしておくと大きい地震が来ても、本棚の中の本が飛び出てくる可能性はかなり低くなります。

まとめ:本棚の地震対策をして被害を最小限に抑えよう!

本棚の地震対策をしておくと、万が一地震が起きた際に、本棚自体が倒れてきたり、本棚に収納してある本が落下してきたりすることを防げます。

また、本棚が倒れることで避難経路がたたれてしまう、ということも防ぐことが可能になるのです。

いつくるか予測できない地震対策をすることで、ご家族、小さいお子さんやペットなども守ることができます。

そのため、この記事を参考に本棚の地震対策をしっかりとおこない、地震が起こった時の被害を最小限に抑えるようにしてください。

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