2021年10月19日

キャンプにピッタリなフライパンとは?おすすめの選び方と素材による違いを解説

by DCM 編集部

公開:2021.10.19 00:00 更新:2021.11.12 17:34

「キャンプで最も感動する瞬間は何?」と考えた時に、あなたは一体どのような瞬間を思い浮かべるでしょうか?

おそらく、以下のような瞬間が候補になると思います。

・キャンプしながら眺める満天の星空を眺める瞬間

・焚火で甘味たっぷりの焼き芋を作って食べる瞬間

・みんなでワイワイ騒ぎながら語り合う瞬間

どれもが感動的で、「キャンプに来て良かった!」と印象に残る瞬間です。

キャンプ場で食べるご飯には、全てのことを自分で成し遂げてこそありつける食事だからなのか、強い食材への感謝やひとつのことを成し遂げる達成感を抱くことができます。

今回は、最高のキャンプ飯を作るときに良く使用する「フライパン」の機能や選び方、使用されている素材の特徴についてフォーカスしていきます。

美味しいキャンプ飯を作る為、フライパンにこだわることが意外と重要だったこと、みなさんはご存知でしたか?

キャンプで使うフライパンに欲しい3つの機能

まずは、キャンプで使うフライパンに欲しい3つの機能について紹介します。

①取っ手が取り外せる

②軽くて持ち運びに便利

③熱が伝わりやすい

キャンプ用品は、いかに「コンパクトにまとまるか」が重要なポイント。

キャンプ用品がかさばったり重かったりすると、キャンプに行く気になれない場合も多いですからね。

①取っ手が取り外せる

キャンプで使うフライパンは、何よりも収納のしやすさが重要です。取っ手が簡単に取り外せるようなタイプであれば、収納しやすく持ち運びがしやすくなります。

大きさのある鉄のフライパンともなると、重くなりがちですよね。

そんなフライパンの重量の重さを解決してくれるのが、取っ手が取り外せるタイプのフライパンなのです。

②軽くて持ち運びに便利

軽いフライパンは、持ち運びに便利なのがなんといっても最大の魅力。

フライパンが軽いと、キャンプの準備や片付けの時のストレスが減ります。また、フライパンを洗う時に、腕の負担を減らせるというメリットがあります。

③熱が伝わりやすい

キャンプでフライパンを使う際は、アクシデントがつきものです。たとえば、キャンプでは以下のような問題が想定されます。

・バーナーの火力が安定しない

・フライパンが温まらない

・風で着火がうまくいかない

これらの問題が起きた際に、フライパンの熱伝導率の高さが重要になります。火が弱くても、素早く調理できるようなフライパンが理想です。

熱が伝わりやすいフライパンなら、キャンプでも「ストレスなく使える可能性が高い」と言えます。

キャンプで使うフライパンの4つの選び方

次に、キャンプで使えるフライパンの4つの選び方を紹介します。

①フタ付きか

②フッ素加工か

③収納しやすいか

④キャンプスタイルに合った収納サイズか

フタの有無やフッ素樹脂加工の有無は使い勝手に大きく関わる部分だと言えるでしょう。

その一方で、フライパンの選択は、自分の望むキャンプスタイルによって変わります。自分のキャンプスタイルに合ったフライパンを選んでみましょう。

①フタ付きか

キャンプで使うフライパンには、フタが付いていると便利です。

フタ付きのフライパンであれば、煮込みカレーやシチューなどの煮込み料理や蒸し料理なども調理できます。

もちろんフタ付きのフライパンでなくても代用は可能ですが、サイズが合わなかったり、見た目が悪くなったりする可能性があることを覚えておきましょう。

②フッ素加工か

フライパンには「フッ素加工」または「フッ素樹脂加工」が施されているタイプもあります。

フッ素加工されているフライパンは、焦げつきにくく油汚れが取りやすいのが特徴です。調理中や後片付けのストレスが減るので、おすすめのフライパンだと言えます。

ただし、経年劣化でフッ素加工が剥がれてくると焦げつきやすくなってしまうので、適宜お手入れをしていく必要があります。

③収納しやすいか

キャンプ用のフライパンを選ぶ際は、収納性の高さ、つまりコンパクトさが重要です。持ち運びしにくいと、それだけで使うのが億劫になってしまいますからね。

まず、本体自体のサイズが自分の身体に合っているかを確認します。

そして、フライパンやフライパンを入れるバッグを合わせた上で、持ち運びやすいやすいかどうかを基準に選びましょう。

④キャンプスタイルに合った収納サイズか

キャンプ用のフライパンを選ぶ基準は、個人のキャンプスタイルによって変わります。

ソロキャンプで楽しみたい人は、以下のようなフライパンがおすすめです。

・軽量

・コンパクト

その一方で、大人数でワイワイ楽しみたい人は、以下のようなフライパンおすすめです。

・熱が伝わりやすい

・大きなフライパン

このように、キャンプで使うフライパンを選ぶ基準は、それぞれのキャンプのスタイルによって変わります。

フライパンを購入する前に「やりたいキャンプスタイル」を考えましょう。

機能性や選び方は重要な選択基準になりますが、最終的には自分が気に入ったフライパンを選ぶと、購入後に後悔することは少なくなるでしょう。

キャンプ用のフライパンに使われる4つの素材による違い

最後に、キャンプ用のフライパンに使われる4つの素材の違いについて紹介します。

フライパンに使用される素材は、以下のとおりです。

①鉄

②ステンレス

③チタン

④アルミ

素材の違いによって、フライパンの性能や見た目、携帯性は大きく変わります。

素材の違いについて知って、自分に合ったフライパンを見つけてみてくださいね。

①鉄

鉄製キャンプ用フライパンの特徴は、以下のとおりです。

・熱伝導率が高く高温調理が可能

・油が馴染むと焦げにくくなる

・取っ手を自作するタイプが話題

鉄製のフライパンは、熱伝導率がとても高いので、素早く調理することが可能です。

高温になるので、料理のバリエーションが多いのも魅力ですね。

また、油が馴染むことによって、焦げ付きにくくなることもあり、お手入れを考えるとよいです。

最近では落ちている木の棒を削って取っ手にするキャンプ用の鉄フライパンも人気。キャンプごとに自分だけのオリジナルの持ち手が作れると話題です。

②ステンレス

ステンレス製のキャンプ用フライパンは、丈夫でサビにくいのが特徴です。ただし、重さがあるので、持ち運びには不便な場面も出てきますよね。

ステンレス製は、一度火を通すと冷めにくい性質を持っているので、余熱を使った調理もできます。

③チタン

チタン製のキャンプ用フライパンの特徴は、以下のとおりです。

・サビにくい

・軽量で強度がある

・保温性が高い

サビにくく、軽量で強度があり、保温性が高いのは魅力的ですよね

実用性に加えて、収納性や持ち運びやすさも兼ね備えた素材といえます。

荷物を少なくしながらも「キャンプ飯には妥協したくない」というキャンパーにピッタリのフライパンです。

④アルミ

アルミ製のキャンプ用フライパンの特徴は、

・低価格

・軽い

・熱伝導率が高い

という点があげられます。

低価格で軽く、扱いやすく熱伝導率が高いのが魅力です。ただし、高温になりすぎて焦がしてしまうこともあるので注意しましょう。

あまりコストをかけずに、手軽にキャンプ飯を楽しみたい人にピッタリのフライパンです。

まとめ:キャンプスタイルに合ったフライパンを見つけて、快適なキャンプを実現しよう!

キャンプでの調理は、誰にとっても特別な瞬間です。室内での調理とは違って、アクシデントが起こることも日常茶飯事です。

「少し目を離したあいだに動物に食べられていた…」

「突然の雨で作り直しになってしまった…」

そんなハプニングに対応するためにも、蓋付きのもの、少し重めのもの、など、そのときのキャンプスタイルに応じて用意しておくとよいかもしれませんね。

記事の内容を参考にしながら、満足度の高いキャンプと絶品キャンプ飯を作ってみてはいかがでしょうか。

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