2021年02月01日

〈ベタ産卵・繁殖〉②ベタの産卵行動・稚魚の孵化

by ジェックス株式会社

公開:2021.02.01 18:10 更新:2021.10.04 16:23

オスの誘いにメスが応じると、メスは泡の巣の下に近づき、いよいよ産卵が始まります。とても感動的なシーンで、多くの人が魅了される瞬間です。
相性がいい場合はメスが放されて間もなく産卵が始まることもありますが、ペアによっては10時間以上たってから産卵を始めることもあります。それ以上時間が経過しても産卵に至らない場合はペアを変えるか、セッティングをやりなおした方が良いでしょう。

産卵シーン

泡の巣の下にきたメスの体にオスが絡みつき、その瞬間に産卵と放精します。そしてメスが産んだ受精卵は沈んでいきます。オスは沈んでいく卵を必死に探して口に含み、泡の巣のなかに運んでいきます。

一度の産卵行動で数個~10個程度を産むので、これを10数回繰り返します(ペアにより異なります)。産卵数は100-150個程度。産卵を終えるまで数十分~2,3時間かかることもあります。

産卵後、オスはメスを追いかけまわすことがあるので、メスは別の水槽に移します。ここからオスは食べ物を口にせず、卵と稚魚の世話をはじめます。

稚魚の孵化

産卵後、2-3日もすると稚魚が孵化します。

孵化した稚魚は泡の巣にぶらさがるようにくっついています。巣から落ちた稚魚はオスが口に含んでまた巣に戻します。一日中オスは稚魚たちを見守り続けます。

この時期にオスをあまり脅かすと稚魚の世話を放棄したり、食べてしまうこともあるので注意が必要です。神経質なオスの中には、人影を見るだけで卵や稚魚を食べてしまうものもいますので、その場合は親に世話をさせることをあきらめなければなりません。

孵化後3-4日間、稚魚はヨークサックの栄養を吸収しながら過ごします。

〈ベタ飼育〉おすすめフード

ベタフード 20g

~水汚れを抑え、美しいベタを守る環境を作ります~

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・小さなベタの口に合わせた極小粒サイズ。浮上性なので、ベタが見つけやすく食べ残しが少ないフードです。

<与え方>

・ベタ1引きにつき3~5粒ずつを、1日2~3回与えてください。

※水を汚しにくい製法のフードですが、与えすぎは水質を悪くしますので、ご注意ください。

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提供元:ジェックス株式会社

https://product.gex-fp.co.jp/

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