2021年02月06日
by 株式会社誠和 |
公開:2021.02.06 15:40 更新:2021.10.04 16:23
家の中の収納スペースがいっぱいになってきた。子供のおもちゃや冬用タイヤをしまう場所が欲しい。家庭菜園のための園芸用土を保管したい。
そういったときにおすすめのアイテムが屋外用の物置です!
しかし物置には様々な種類があり、どれを選べばよいかわからない・・・。という方のために、押さえておくべきチェックポイントをご紹介します。
物置には大きく2つの確認すべきサイズ(大きさ)があります。
ひとつは商品そのものの大きさ、もう一つは設置場所の広さです。
それぞれについて解説したいと思います。
物置の寸法には、大きく5つの寸法を見る必要があります。
1.屋根寸法
屋根は横幅と奥行が一番大きい寸法です。この寸法が入らないと、物置を設置することが出来ません。
また壁に比べて飛び出ているため、隣地境界に近い場所に建てたい場合には注意が必要です。
2.壁寸法(土台寸法)
壁部分の寸法です。地面に障害物がないかのチェックなどをしっかりとしましょう。
3.内部寸法
物置の内側の寸法です。壁の厚みや扉の開閉などのことを考えると、実際に収納できるスペースは壁寸法と比べて狭くなります。
特に小型物置・収納庫を入れる場合や入れたいものが明確に決まっている場合は注意が必要です。
4.開口寸法
物置の扉を開けたときの寸法です。どんなに大きな物置でも入口が狭いと収納できるものが限られます。
特に自転車など長いものを入れたいといった、収納のためにスペースが必要な場合に注意が必要です。
5.高さ寸法
物置の高さです。基本は物置の基礎から屋根までの高さを示します。
ただし物置の設置に必要なコンクリートブロック(CB)は含まれておりません。軒下に設置を考えている場合などに注意が必要です。
物置は湿気に弱いので、コンクリートブロックを使うことで通気性を良くして湿気を防ぎます。
またコンクリートブロックを置く事で、水平に物置を設置しやすくなります。
※物置は水平になっていないと、「扉の開閉に不具合が出る」「上手く組立ができない」といった諸問題が発生します。
またブロックの必要数はサイズによって異なります。原則メーカーカタログに記載がありますので、そちらをチェックしましょう。
もしDIYで物置の組立を考えている場合、CB100(厚み10cmのコンクリートブロック)と半丁ブロックを使うことが多いです。
ここで1POINT!DIYで設置しやすい物置とは?
ヨドコウのエスモシリーズなどの小型物置は、アジャスター調整機能がついており、水平を出しやすくなっています。
DIYで物置を考えられてる場合、こういった組立しやすい商品を選ぶのもポイントの一つです。
10平米を超える物置は、原則建築確認申請が必要となります。
この申請に通るためには、「特殊な基礎を作る」「申請書類を作成し提出する」など様々な対応が必要となり、またその分経費も掛かります。
大きい物置がお勧めとお伝えしましたが、大きすぎる物置にも注意が必要というわけです。
物置の設置をする場合、必要なスペースが必要なだけでなく様々な条件があります。
ここでは主な5つの確認事項を上げたいと思います。
1.作業スペースが必要です。
物置は外から固定をする部材があります。そのため最低限15~20cmの左右のスペースが必要です。
また屋根は上から乗せることが多いため、軒下などに設置する場合、上の高さにも余裕があることを確認しましょう。
2.屋根寸法に注意しましょう。
先ほどもお伝えしましたが、壁に対して屋根は飛び出ています。お隣に越境しないように、また雨水がお隣に流れないように余裕を持たせましょう。
3.扉側の作業スペースを確保しましょう
荷物を運ぶ、物置前に荷物を置けるスペースを確保しましょう。
4.雨水マス・汚水マスを避けましょう
雨水マス・汚水マスは普段は使いませんが、トイレなどが詰まったり、雨水が流れなくなった場合に蓋を開けて点検・掃除をする必要があります。
マスの上に物置があると蓋を開けることが出来なくなりますので、避けるようにしてください。
5.給湯器やエアコンの室外機の近くへの設置は避けましょう
給湯器からは賛成の腐食ガスが排出されており、また高温の空気が排出されるため、スチール製の物置とは非常に相性が悪いです。
サビが発生する原因にもなりますので、ご自宅ならびにお隣様の給湯器の向きには注意が必要です。
またエアコンの室外機の前に物置を設置すると、室外機がうまく冷却されず、冷房効率の悪化や故障の原因にもなります。
こちらもできる限りさけることをお勧めします。
ここまで物置の大きさや広さを元に、チェックすべき項目をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
物置選びは簡単そうで、実はチェックする項目が色々あります。
そのためDIYで組立するのもよいですが、大きな物置になった場合はプロに任せてみるのも良いと思います。
また物置には開閉方法やメーカー、シリーズの特徴など、様々な特色があります。
品質面では日本国内で製造している有名メーカー品が安心ですが、もし時間があるならば実物をチェックして比較することをおすすめします。
例えばホームセンターは物置を取り扱っていることが多く、展示品があれば実際に見たり触ったりすることが出来ます。
また実物が見れない場合でも、物置工事も行えるネットショップもいくつかございますので、そういったショップに相談することのも良いと思います。
特にホームセンターではオリジナル物置を取り扱っているお店もありますので、そういったお得な商品に出会えるチャンスもあります。
また無料でカタログを配布しているお店ございますので、お家でじっくり確認をすることもできます。
物置選びで後悔をしないように、しっかりと時間をかけて商品を選びましょう。
提供元:株式会社メリグラフ
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