2021年05月15日
by ぺんてる株式会社 |
公開:2021.05.15 00:00 更新:2021.10.04 16:23
November 13, 2014
ゲルインキボールペンの中でも独自のポジションを確立している「エナージェル」。ゲルインキは水性インキなので、一般的にはややカリカリとした書き味になるはずだ。それなのに「エナージェル」はペン先が紙に触れた時にやや油性のようなクッションタッチがあり、その感触を保ちながら滑らかにペン先が進んでいく。個人的には好きなライティングフィーリングである。
その「エナージェル」に新しいタイプ「エナージェル トラディオ」がこのほど発売された。
昨今のペン売り場をグルリと見回してみると、自分でカスタマイズできるものを含めて多機能ペンがズラリと並んでいる。
今回の「エナージェル トラディオ」は、そうしたものたちと一線を画すようにキッパリと単機能を打ち出している。多機能ペン全盛の今だからこそ、むしろ単機能ペンを見直すべき時期に来ているように思う。
かく言う私は、日々の仕事で多機能ペンを使っていない。その最大の理由は、当たり前すぎるくらい当たり前の話だが、一度に一つの仕事しかできないということに今更ながら気付いたからである。
一度にひとつの仕事しかしていないのだから、その時に手にするペンは単機能の方がいいじゃないかと考えた。
多機能ペンはいくつものペンを内蔵するため、どうしてもペンは太くなってしまう。それよりスリムな単機能の方が私の場合はしっくりとくる。もちろん、多機能ペンを全く否定している訳ではない。多機能ペンには多機能ペンの良さがある。たとえば、出張など時には、多機能ペンは道具を少なくしてくれるという点で、頼りになる存在ではある。ただ、デスクで仕事をするときは、私は単機能ペンを好んで手にする。
たとえば、アイデアを考えるとしたら、私はアイデア専用のペンを手にする。原稿を書くとなれば、それ専用の万年筆といった具合だ。
単機能ペンのいいところは、それを手にすると、自分の中のスイッチがアイデアモード、原稿執筆モードという具合にキッチリと切り替わるところだ。
もはや、その他のことはできないので、他のことに惑わされず、今やるべき事にとことん集中できる。
パソコンは多機能の最たるモノだが、レポートを書く仕事をしていても、ついついメールチェックをしたり、ネットを見たり横道に外れてしまう。単機能は、その心配がない。色んなことは出来ないが、その分どっぷりと集中できる。
今回の「エナージェル トラディオ」はボディデザインに「トラディオ プラマン」を取り入れている。ただ、その大きさが違う。よりスリムになっているのだ。
左が「エナージェル トラディオ」。
「トラディオ プラマン」よりひと回り小さく、
ボディの質感も微妙に違う。
キャップを外し、カチリと尻軸にかぶせ、筆記体勢に入る。
キャップ式の「エナージェル」というと、「エナージェル ユーロ」があるが、このペンを持ったフィーリングはそれとはちょっと違うものだった。「エナージェル ユーロ」は、ラバーグリップであるのに対し、今回のものは樹脂グリップ。やや硬質なグリップとなっている。紙の上でペン先を走らせてみると、全く同じインキを使っているはずなのに、「エナージェル ユーロ」とは違った書き心地が手の中に残った。ペン先を走らせた感触も心なしか硬質なタッチがあった。
樹脂グリップは半透明なので、インクの残量がチェックできる。
書き心地というものは、リフィルだけで決まる訳ではなく、グリップの感触、ボディの材質、さらにボディのカラーやデザインまで大きく影響を及ぼす。書き心地は、実に色々な要素が複雑にからみあっている。それこそ味覚を除く、五感のうちの四感をフル総動員して得られる感覚なのだ。
0.7mmで書くと、トメ、ハネ、ハライも表現できる
「エナージェル トラディオ」はやや硬質タッチがあるので、一筆一筆しっかりと書いていける安心感がある。この書き味をどんなシーンで使うか、つまり、どんな単機能を担わせるかはユーザー次第だ。ちなみに、個人的にはこのしっかりしたライティングタッチを活かして、手紙やメッセージを書いていくのが合っているように感じた。
たくさんのラインナップがある中で、私はより滑らかに書ける0.7mmのホワイトボディで書いた時が一番心地よかった。
リフィルを交換して使い続けることができる
どんなシーンでも馴染むマットな質感
「エナージェルトラディオ」商品詳細ページ
http://www.pentel.co.jp/products/ballpointpens/gelink/energeltradio/
「ノック式エナージェル」商品詳細ページ
http://www.pentel.co.jp/products/ballpointpens/gelink/hybridtechnica/
「トラディオ・プラマン」商品詳細ページ
http://www.pentel.co.jp/products/ballpointpens/gelink/hybridtechnica/
提供元:ぺんてる株式会社
出典元:表現の道具箱
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