2020年12月27日
by ジョンソン株式会社 |
公開:2020.12.27 10:40 更新:2021.10.04 16:23
「おしゃれは足元から」とはよく聞く言葉ですが、確かに靴はファッションの重要なアイテム。洋服やメイク、髪型がばっちり決まっていても、靴のチョイスがよくないとおしゃれ度がぐんと下がってしまいます。ましてや靴が汚れていると清潔感が失われ、その人自身のイメージダウンにつながることも。きれいな靴は身だしなみの第一歩。日ごろから靴のクリーニングやメンテナンスをきちんと行い、足元のおしゃれを存分に楽しんでください。
一口に革靴と言っても種類はさまざま。革の素材やデザインで細かいケア方法は違いますが、基本のお手入れ方法はほぼ一緒。まずは一般的な表革(スムースレザー)靴を長持ちさせるためのポイントと、上手なお手入れ方法を知っておきましょう。
革靴のお手入れは、履く前から始めるのが肝心。これにより靴がずっと長持ちします。まず布でカラ拭きしてから乳化性クリームを塗って磨き、油分を補給しながら表面に薄い皮膜をつくり、汚れをつきにくくしておきましょう。またこの時点で、通気性を保ちながら水やホコリをはじく防水・防汚スプレーをかけておくのもおすすめ。
お気に入りの靴はついつい続けて履いてしまいがち。でも一日履いた靴は思いのほかに汚れ、足からの汗を大量に吸っています。その汚れをしっかり落とし、靴の内部をきちんと乾かすことが、革靴の寿命を伸ばす大きなポイント。一日履いたら三日ほど休ませてあげましょう。
靴をお手入れするときも休息させるときも、できるだけシューキーパーを使いたいもの。形を整えシワを伸ばし、仕上がりをキレイにしてくれます。
靴に付着したほこりや砂などの汚れをブラシや布で払います。全体にブラッシングをした後、縫い目やシワなどの細かい部分の汚れを落とすことも忘れずに。靴を履いたら必ず行いたいケアです。
ここからは月に二回ほど行いたいケア。革靴の表面には汚れだけでなく、以前に塗ったクリームなどが残っています。靴をキレイに磨く前に、皮革用クリーナーで靴全体を拭き上げ、汚れを落としておくことが大切です。
革に栄養を補給する効果のある乳化性クリームを薄く塗り広げます。クリームを付けすぎると革が呼吸できなくなるのでご注意を。
革靴に光沢をあたえ、革を保護するのが油性クリームの役割。クリームを布にとり薄く均一に塗り広げたら、布のキレイな部分を使って全体を磨き上げていきます。
型くずれを防ぐためにシューキーパーを入れ、湿気のこもらない場所で休ませます。
※革に合わないクリームやクリーナーの使用は変色やひび割れの原因となる場合があるのでご注意ください。
靴といえば気になるのが、脱いだあとのそのニオイ。一般的に足は一日約200mL(コップ約1杯)の汗をかくといわれ、一日中履いた靴の中はどうしても湿気がこもりがちです。そこに雑菌が繁殖して、気づけば靴の中からイヤなニオイがする…なんてことに。特に筒状のブーツは脱いだ後も湿気が抜けにくく、これからのブーツの季節には、靴内のニオイ対策にさらに気を使いたいもの。まずは湿気をこもらせないために、同じ靴を毎日続けて履かない、脱いだ靴はすぐにシューズボックスにしまわず陰干しする、乾燥剤を入れて保管するなどのケアを徹底しましょう。
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提供元:ジョンソン株式会社
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