2021年04月04日
by 株式会社髙儀 |
公開:2021.04.04 23:00 更新:2021.10.04 16:23
きゅうりに似ていますがかぼちゃの仲間のズッキーニ。
かぼちゃとは違いつるが長く伸びないので比較的狭いスペースでも栽培できます。
また、受粉さえしっかり行えば摘心などの作業も不要で簡単に育てられる野菜です。
科名:ウリ科
連作障害:少ない(1〜2年あける)
収穫まで:約1か月半
土壌酸度:pH6.0〜6.5
病害虫:アブラムシ、ウリハムシ、うどんこ病など
※目安です。天候や地域により異なります。
ズッキーニの栽培に適した土壌酸度はpH6.0〜6.5の中性よりです。
簡易土壌酸度計や土壌酸度計水分測定機能付きを使用して、土壌酸度を計測して酸性に傾いていたら石灰をまき、中性に近づけましょう。
植え付け当日には、元肥となる堆肥や肥料をまきましょう。
・完熟牛ふん堆肥 3L
・化成肥料 100g
・熔リン 50g
これらを1平方メートルあたりにまき、再度よく耕作鍬などで耕します。
上記栽培スペースを参考に、畝を立てましょう。
①本葉が4〜5枚でがっしりとした苗を用意します。
②土づくりを済ませた畝に、60cm間隔で植え穴を掘ります。
苗植え穴掘り器を使用してあけると便利ですよ!
マルチを張った場合は、簡単マルチ穴あけを使用し、まずはマルチに穴を開けてから、次に苗植え穴掘り器で植え付け穴を開けてください。
マルチ穴あけで植え付け穴まで開けれそうですが、しっかり付いている刃付けがだめになってしまう可能性もあるので、こちらは用途に合わせて別々に使用することをおすすめします。
③ハスを外したジョウロであけた植え付け穴に水をまきます。
④水が引いたら苗を植え付けます。
⑤苗が倒れないように仮支柱を斜めにさし、苗結束用麻ひもで誘引します。
⑥ハス口をつけたジョウロで水をやったら植え付け完了です。
植え付けの1か月後に、株元に化成肥料をひとつまみ(約3g)まきます。
その2週間後からは、2週間おきに追肥をします。
また、2回目の追肥からは株元ではなく畝の周りに化成肥料を1平方メートルあたり30gをまき、ミニ三角鎌や鍬レーキなどで軽く耕し、その後土寄せを行います。
マルチを敷いている場合はマルチを剥がして行ってくださいね。
ズッキーニはアブラムシやウリハムシなどが付きやすい野菜です。
防虫銀テープや虫取りシートなどを使用してアブラムシを寄せ付けない対策を行っておくことも大事です。
開花から4〜10日ほどで収穫時期を迎えます。
約20〜25cmになったら芽かき・摘心鋏太茎用などを使用して収穫を行いましょう。
ズッキーニを収穫したすぐ下に生えている葉は、次の実の成長の邪魔になるため合わせてカットしましょう。
ズッキーニの根元が丸くなるのは受粉不足!
こんなズッキーニができてしまったら、それは受粉不足が原因です。
1株だけで育ててしまったりしているとどうしても自然に受粉することが難しい場合があります。
そのときは人工授粉をしましょう。
雌花が咲いたら、朝9時位までに人工授粉をします。
雄花を摘み取り、雌しべ(雌花の中心)に雄しべをこすりつけます。
これで太さが均等なズッキーニが収穫できますよ。
提供元:畑サイクル
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