2021年07月15日

イレクターパイプを使って車中泊ベッド(デリカD5)を作ろう!

by 矢崎化工株式会社

公開:2021.07.15 21:10 更新:2021.10.04 16:23

車内にフラットな場所をつくり、快適に身体を休めることができる車中泊ベッドです。
※車中泊ベッドのモデル車種は、デリカD5(型式:DBA-CV2W)です。
※必ず設置するお車の寸法をご確認の上、製作してください。

ジャンル アウトドア ・ ホビー

作品サイズ 幅107cm 奥行179cm 高さ47cm

製作期間 1日

難易度 レベル2

概算材料費 27,300円(イレクター部材のみ)

Φ28イレクターパイプ

 1080mm 4本

 960mm  4本

 530mm  2本

 449mm  4本

 428mm  8本

 377mm  6本

プラスチックジョイント(J-46) 16個

プラスチックジョイント(パイプインナーキャップ)(J-110A) 10個

メタルジョイント(HJ-1) 14個

メタルジョイント(HJ-2) 8個

メタルジョイント(HJ-3) 2個

ゴムキャップインナー(ゴムインナー) 10個

その他…板:400×1060×12mm(1枚)、板:520×1450×12mm(2枚)

メタルレンチ(六角棒スパナ5)(EK-10) 1個

サンアロー接着液 30ml(EY-30) 1個

シートを倒して、車中泊ベッドの設置スペースを作ります。

2列目シートは前方にスライドしてから倒します。3列目シートは跳ね上げて固定します。

イレクターでフレームを組み立てていきます。

分解できるメタルジョイントを使い、しっかりと締め付けて固定します。

※[材料写真]のように、あらかじめ面単位で組み立てておくと、現地での設置が簡単です。

2列目シートを囲うように面と面をパイプ(1080mm)で連結し、フレームを組み立てます。

3列目シートの空間にフレームを組み立てます。

STEP3で組み立てた、2列目シート部のフレームと面をパイプ(530mm)で連結します。

さらに、補強用の横パイプ(960mm)を2本、メタルジョイント(HJ-1)で固定します。

最後に、マット付きの板をフレームに取り付けます。

板の裏にあらかじめJ-46を取り付けておき、イレクターにはめ込んで固定します。

車内にフラットなベッドが完成です。

ベッドの下には、荷物を置くことができる収納スペースもあります。

【使用上の注意】

・車中泊ベッドを設置したまま走行しないでください。

・走行時に収納できる設計をしてください。

・プラスチックジョイントは必ず接着してください。

・分解部分はメタルジョイントを使用してください。

こちらからダウンロードすることもできます。

https://www.diy-life.net/wp/wp-content/uploads/2018/09/040014_zumen.pdf

イレクターを組み立てるには、つくるものの面を意識してつくるのがコツです。

たとえば、「いす」の場合、図のように右面と左面をまず製作し、その面と面をパイプでつなぐように組み立てると段取りよく楽に組み立てることができます。

接着は、パイプをジョイントを差し込んだ後、パイプとジョイントのすき間に接着液を注入して溶着します。

●最初は、仮接着(ジョイントが動かない程度に接着液を1~2滴注入)して、間違いのないことを確認してから本接着することをおすすめします。

●本接着は、製作物の向きを変えながら、できるだけ上から注入してください。やむをえず下から注入する場合は、液が奥まで入るように勢いよく注入してください。

●1度接着しただけでは不十分な場合があります。最後に接着箇所を見直してください。

●接着不足は、ジョイントが割れたりパイプが抜けたりパイプ内側が錆びる(雨水が入る)原因になります。パイプとジョイントのすき間が埋まるまでていねいに十分に接着液を注入してください

提供元:矢崎化工株式会社「Diy-Life」

http://www.diy-life.net/

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