2021年11月15日
by DCM 編集部 |
公開:2021.11.15 05:00 更新:2021.12.20 09:06
近年、アウトドアの定番といえるキャンプが流行しています。家族ではもちろん、ソロキャンプなど、楽しむスタイルはさまざまでしょう。
その中でも注目したいのが「タープ」です。キャンプ用タープには、さまざまな形状があるので、理想的なキャンプライフを実現させてくれます。
今回紹介しているタープの特徴や選び方を参考に、キャンプを快適にするタープの知識を増やしていきましょう。
タープは、快適なキャンプライフを送るために欠かせないアイテムです。たった1枚の布で、雨や直射日光から身を守ってくれます。
タープと似ている機能としてテントもよく使用されますが、それぞれ具体的な違いがあります。
・テント:部屋のように布で覆われた形で機密性に優れている
・タープ:屋根として日差しや雨を防ぐ布で通気性に優れている
タープを利用することによって、自分好みの家具を置いたり、より自然を感じる空間を作り出せるので、今よりワンランク上のキャンプを楽しめるでしょう。
ここからは、キャンプで利用する5つのタープを紹介していきます。
それぞれの特徴やメリット・デメリットについても触れるので、あなたに合うタープはどれか考えながら、ご覧ください。
オープンタープは1枚の布で屋根が作られています。キャンプ場で見かけるタープの代表的な形と言っても過言ではありません。
メリットは、コンパクトで組み立てが容易なことです。キャンプの醍醐味である、開放感を感じられることも、魅力の1つでしょう。
デメリットは、オープンなため虫除け効果が低く、風を直に受けるため冬場は寒いことです。タープを設置するためのペグ打ちが必須になるので、場所によっては設立できない可能性が高いです。
長方形のレクタタープはオープンタープに属し、6本のポールで設置します。
使用面積が広いことから、家族で利用する際に適しています。また自由自在なアレンジが可能なため、場面に応じて使い分けできるのもポイントです。
しかしタープ自体が重たいため、組み立てが難しいです。横から打たれる雨にも弱いため、雨風が強い日には使用しづらいでしょう。
ヘキサタープもオープンタープに属しており、ポール2本で組み立てます。六角形を意味する「ヘキサゴン」が由来とされています。
ヘキサタープは組み立てや持ち運びが簡単で、収納性に優れています。冬以外の季節でも使えるため、長い期間活躍するでしょう。
デメリットとしては横殴りの雨風に弱く、冬場は寒さを感じやすい点です。虫除け効果も薄いため、蚊取り線香や虫除けスプレーが必需品となるでしょう。
ウイングタープは2本のポールで張れる、ひし形のタープです。
軽量のため設置や持ち運びが簡単で、悪天候に強い点がメリットです。開放感とプライベート感をバランスよく兼ね備えている、万能なタイプと言えます。
ただし天井が低く、利用できる面積も狭いため、大人数の利用には向いていません。また、2か所からしか出入りができないことも不便を感じる点です。
スクリーンタープは、今まで紹介したオープンタープとは異なり、全体を囲った家のような形をしています。
テントにも似ている形なので、雨風や虫を防ぎ、さらには寒さもしのげる点がメリットです。またテントと連結・併用できるため、広い空間を確保できます。
しかし四方を覆われていることから、密閉感があり夏のシーズンは他のタープより、暑い可能性があります。大きさ・重さがあるため、設置には2人以上必要な点がデメリットです。
キャンプ用タープを選ぶ際に参考となる、4つのポイントについて紹介します。以下の内容をおさえて、あなたに合ったタープを選んでください。
タープの主な素材として、「ポリエステル」「ポリコットン」「コットン」の3つがあります。タープの素材はキャンプスタイルに影響を及ぼすため、選ぶ際には注意しておきましょう。
【ポリエステル】
・リーズナブルで種類が豊富
・軽い素材で持ち運びが簡単
・遮光性が低く、熱に弱い
【ポリコットン】
・遮光性、耐久性に優れている
・悪天候にも対応している
・汚れやすく、管理が大変
【コットン】
・熱にとても強い
・重量があり組み立てが大変
・雨の日は利用に適していない
タープを選ぶポイントとして設置のしやすさも大切です。種類にもよりますが、タープはテントと比べて、組み立てしやすい特徴があります。
レクタタープと言われる長方形のタープは、設営に必要な部品が少なく、使用後もたたみやすいため初心者向けです。その他ヘキサタープやウイングタープなども、軽量なので簡単に設置でき、ソロキャンパーに向いています。
ただしスクリーンタープは重く、部品も多いため、組み立てが難しい傾向にあります。
簡単に持ち運べるかどうかも、タープを選ぶポイントです。ヘキサタープは部品数が少ないため、持ち運びに適しています。
また利用人数によってもタープ自体の重さは異なります。大人数向けの大きなタープより、ソロ向けの小さなタープのほうが持ち運びやすいのは必然といえるでしょう。
持ち運びやすさを重視するなら、3kg以下のタープをおすすめします。
あなたがどのようなキャンプを楽しみたいかによってタープ選びが変わります。
1人で自由気ままなキャンプをしたいときは「ウイングタープ」、大人数でワイワイと楽しみたいときは「ヘキサタープ」や「レクタタープ」など、求めるキャンプスタイルに合うタープを選んでみてください。
プライベートな空間を味わいたいときには、四方を囲まれた「スクリーンタープ」がピッタリです。
キャンプ場で快適に過ごすために、タープを組み立てる際のスムーズに行うコツをおさえておきましょう。
タープは風に弱い傾向があるため、設置するときは全体的に低く張ることで、風の抵抗を最小限に抑えられます。
また風を遮るときは、風を受ける面にタープを下ろしたりするなどの対策も必要です。
キャンプ用タープの種類や特徴、選び方について紹介してきました。
タープは、「オープンタープ」や「スクリーンタープ」などの豊富な種類があり、それぞれによって重さや設置のしやすさ、向いているタイプやシチュエーションが異なります。
あなたのキャンプライフを有意義なものにするためにも、タープについての理解を深め、最適なタープを選んでください。
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