2021年01月14日
by 和平フレイズ株式会社 |
公開:2021.01.14 13:40 更新:2021.12.07 10:59
私は果物が好きでよくスーパーでグレープフルーツやデコポン、甘夏を買います。柑橘類は皮が固いので、包丁で切ることが多いです。
そんな時にふと、「フルーツ専用包丁を使えば、曲線も切りやすいなぁ!」と思ったのです。
包丁は普段の料理でも使うマストアイテム。毎日使うからこそ、用途に合って自分の納得がいくものを選びたくありませんか?
当社は幅広い調理用品を扱うメーカーなので、種類の多い「包丁」の使い分け方と選び方を伝授します!
「包丁」とひとくくりに言っても、色んな種類があります。大きく2つに分けると「和包丁」と「洋包丁」に分けられます。
和包丁とは、「出刃包丁」や「刺身包丁」などがこれに当たります。今では主に和食の調理で使用される頻度が高くなっています。
片面だけに刃がついている「片刃」だから美しい切断面になり、魚をさばいたり野菜のかつら剝きにも最適です。食材に合わせて包丁を使い分けるという丁寧な仕事は、日本ならではかもしれませんね。
洋包丁とは、両面に刃がついている「両刃」で一般的に肉を切るのに適しているものでした。
今では切る、剥く、刻むなどマルチに使用できるものとして普及しています。「三徳包丁」「ペティナイフ」や「ブレッドナイフ」もこれに当たります。
ご家庭でよく使われているのが三徳包丁です。「三徳」とはなんなのでしょうか?結婚で大事な3つの袋のようになにか意味があるのでしょうか。
実は「魚、肉、野菜の3つに使える」という意味で「三徳」とついているのです。マルチに使えることから「まずは、これ!」の1本です。
「野菜~肉・魚まで万能に使いたい!」という方におすすめなのが、三徳包丁です。最も一般的な三徳包丁のサイズで、新潟県・燕三条でも製造しています。
サビに強いステンレス鋼を使用しているので、お手入れが簡単です。トマトからかぼちゃまでしっかり切れますよ。
かぼちゃのような大きめの食材がしっかり切れます。切れ味のよい刃に仕上げているので、トマトの薄切りもできます。
果物の皮を剥いたり、チーズを切ったりとテーブルの上でも重宝するのが、ぺティナイフです。ピクニックなどで外にも気軽に持ち出しやすいサイズです。
ハンドル部分は木で軽く、角がないので手にフィットして、細かな作業にちょうど良いサイズです。
今や街を歩けばよくパン屋さんが沢山ありますよね。コンビニでもクオリティーをあげるべく、各社趣向をこらした商品を販売しています。お米よりパン派!という方も多いのではないでしょうか。
パン屋さんで買ってきたパンを切り分けるのにもよし、手作りホットサンドを切り分けるのにおすすめなのがブレッドナイフです。
パンの専用ナイフで、オーソドックスなナイフより刃を短くしました。日本ではよく食べられる「食パン」をより切りやすいようにしたいという思いからです。
和平フレイズ株式会社が本社を構える「燕三条」は、新潟県・中央部に位置する地区で、日本有数の金属工業の集積地です。ひとつの製品が完成までの各工程によって分業されており、数名の職人によって構成されている小規模工場が多く点在しています。
燕三条では細分化された工程の職人や小規模な工場同士の連携がとりやすい為、製品のデザインや風合い、使用感などの細部にまでこだわって製造することが可能です。
江戸時代に端を発する和釘(わくぎ)、キセル、鎚起銅器(ついきどうき)の製造加工技術の歴史があり、古くから日本のモノづくりを支えてきました。
現在、燕三条はステンレス製造で世界トップレベルの加工技術を持っていると言われています。
今回包丁について記事を書くことになり、調べていると意外に知らないことも多く、発見がありました!そして奥深い調理用品だと改めて感じました。
食材に合わせて包丁を使い分ける日本人の「丁寧さ」は世界に誇れるところであり、日本にいるからこそ気づかない素晴らしい点だと嬉しくなりました。
料理のたびに使う道具なので、自分の納得がいくアイテムを揃えたいものですね。
提供元:和平フレイズ株式会社
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