2021年01月01日
by 株式会社刀川平和農園 |
公開:2021.01.01 09:50 更新:2021.12.23 09:19
新しい年の始まりに、素敵な植物の存在は欠かせません。
今回は「松竹梅の寄せ植え」を紹介いたします!!
めでたいお正月を飾るのにふさわしいめでたい寄せ植えです。出来上がりを想像しながら楽しく作りましょう!
『松・竹・梅』の組み合わせ自体は冬でもたくましく美しい自然を賛美するものとして、古くから絵の題材として中国で用いられていたものが伝わってきた様です。これらがめでたいもの扱いになったのは、それぞれの植物によって期限が異なる様です。
一年中緑のままで、若々しい『松』は不老長寿の象徴として平安時代から。たくましい成長力と繁殖力を持つ『竹』は生命力や子孫繁栄の象徴として室町時代から。早春に他の植物よりも一足早く花を咲かせる『梅』も、生命力の象徴として江戸時代から、重用される様になったと言います。
ただ、こう言った古来の話には諸説ございますのでどれが正しいとは言い切れませんが、自然界の植物の姿に敬意を払い、その力を借りて人の身に反映させようとする考え方は、とても素晴らしい事だと思います。
・盆栽鉢
・鋏
・針金(固定用)
・寒水砂
・鉢底石
・用土(趣味の盆栽寄せ植えの土)
・霧吹き
・植物
(松・竹・梅・笹・南天・苔・葉牡丹【紅白】・リュウノヒゲ)
・鉢底ネット
鉢底ネットを鉢の大きさに応じて切ります。
長めのUの字を作れる様に針金を切り、針金を鉢に開いている穴に下から通します。
鉢底ネットも通して固定します。
(針金は、後で余分な部分を切ればいいので長めにしておきます。)
※この時に鉢底の石を入れておいても良いです。
「 趣味の盆栽・寄せ植えの土」を鉢の半分くらいまで入れます。
寄せ植えの前・後ろを意識して配置します。
基本は背の高い梅は鉢の後方や端に、背の低いものは前方のスペースに配置します。
好みもございますので色々ためし置きしてみて決めるといいと思います。
その他、色のバランスも見ながら配置してください。
仮置きして配置を決めます
配置が決まったら植えこんでいきます。
梅から植えていきます。梅の根土をほぐし、
1/3-1/2くらい根と土を落とします。
鉢が浅いので思い切って調整しましょう。
梅を置きます。植えた時に針金が隠し易いようになるべく下の方に針金を巻いて、ぐらつかない様に固定します。
針金が余ったら切ります。
その他の植物をポットから出して配置します。
これらの根と土も半分くらいに切り詰めて調整します。
割箸や竹串等で土をつつきながら根の隙間にも土が入るように植えます。
化粧砂として寒水砂を敷いていきます。
最後に灯篭や鶴の置物等を置いて完成です。
今回は赤い南天や葉牡丹を使った事で彩りが豊かな寄せ植えができました。
霧吹きでこまめに水をかける!!
寄せ植えが完了したら、鑑賞台などに置くのですが、やはり植物ですのでそのままでは枯れてきてしまいます。
アフターケアも大切なのです。
土や苔が乾くのを防ぐために、霧吹きでこまめに水をかけます。梅の木の枝にも霧吹きで水分を与える様に管理する事で、つぼみが咲きやすくなります。
また、寄せ植えした状態のままでは生育させる事は困難なので、ある程度の鑑賞が済んだら(早春に)梅や松等は鉢から抜いて、それぞれ別々に植え替えてあげましょう。
提供元:刀川平和農園
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