2020年12月30日

絵具のお話し 絵具の中身を大公開!!

by ターナー色彩株式会社

公開:2020.12.30 20:40 更新:2021.10.04 16:23

こんにちは!

今回は研究開発室から、絵具の中身についてご紹介したいと思います。

絵具の構成物

絵具は、水の他に大きく分けて3つの材料から作られています。

顔料

まずは顔料。絵具の色の素となる一番重要な材料です!

直径が0.01~10μm程度の非常に小さい色のついた粉末で、色によって大きさが違います。

身近なもので例えると、髪の毛の直径が50~150μm!

非常に細かい粉であることがわかると思います。(1mm=1000μm)

顔料は絵具の構成において大切な役割を果たしますが、

顔料だけでは紙に絵を描いたり、ものを塗ったりすることができません。

そのため、図のように紙と顔料を定着させるための樹脂(糊)が必要になります。

樹脂(糊)

樹脂(糊)の種類もたくさんあり絵具によって使い分けをします。

でも、残念ながら顔料と樹脂(糊)だけでは、まだ製品とは言えません。

みなさまにいつでも同じように使用していただく為には、様々な効果を持つ添加剤が必要です。

添加物

図のように、様々な効果を持つ添加剤を入れることでやっと絵具が完成します。

そこからまだまだ長い工程を経て、みなさまのもとへと届けられます。

以前の記事で絵具の製造工程をご紹介しています。

興味のある方は、是非そちらの記事も読んでみてください!

絵具ってどうやってできているの?

https://www.turner.co.jp/painting/1410-2/

それではまたお会いしましょう!

提供元:ターナー色彩株式会社

https://www.turner.co.jp/

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