2021年07月22日
by 株式会社誠和 |
公開:2021.07.22 15:30 更新:2021.10.04 16:23
おうち時間が増えて、お庭で過ごす方も増えたのではないでしょうか。
そこで気になるのは視線。
今まで家にいる時間が少なく、気づかなかった部分が見えてきたという方が増えています。
そこで今回はお庭の目隠し方法についてご案内します!
実はお庭は目隠ししたい場所によって、最適な目隠し方法があります。
例えば周りの土地と比べて、高い位置にあるか低い位置にあるかによって、目隠しする高さが変わります。
また目隠しにはフェンスを選ばれる方が多いですが、道路からの目線が正面なのか少し斜めになっているかによって、デザインを変える場合もあります。
歩道沿いであれば、倒壊による事故が心配なブロック塀は避けた方がよいでしょう。
ウッドデッキがある場合には、リビングに近い場所に目隠しをするため、目隠ししたいときに対応できる簡易シェードを使うなどの方法もあります。
このように目隠ししたい場所と理由によって、様々な目隠しの方法があるのです。
まずは目隠ししたい場所をしっかりと確認することから始めましょう。
お庭で過ごしているときにお隣の目線が気になる場合には、ガーデンスペースをできるだけ広く確保できるように、目隠しフェンスがお勧めです。
例えばYKKAPのシンプレオフェンス13型などのアルミ製目隠しフェンスを2段に設置することで、高さ1.8mぐらいの視線を遮る事ができます。
同じ高さのブロックを積むよりもはるかに安く安全ですのでおすすめです。
こういったフェンスは多段フェンスとも呼ばれ、3段に設置したり目線が気になる上部だけ目隠ししたりするなどの対応も可能ですが、あまりに背が高いと日照などの新たなトラブルが発生する可能性があるので、注意が必要です。
道路や通学路からの視線が気になる場合にも、アルミフェンスをお勧めします。
以前はブロック塀が人気でしたが、数年前にも老朽化による事故が発生するという痛ましいニュースがありました。
ブロック塀は重量があるため、地震などによる倒壊の際に重大な事故が起こりやすい傾向にあります。
そのため道路沿いの場合は、アルミフェンスをお勧めしてします。
また道路側の視線を考える場合、お家からのフェンスの高さではなく、道路からの高さを意識しましょう。
一般的な住宅は道路に比べて地面(GL)を高く設定しています。
目隠しの高さが高いほど圧迫感とコストが高くなる傾向にあるので、最適な高さを選ぶことをお勧めします。
最近はお庭のウッドデッキスペースにテーブル・チェアといったガーデンファニチャーをおいて、テラス屋根を付けて、リビングのような屋外空間を作るガーデンリビングという考え方が流行しています。
こういった空間での目隠しは、プライベート空間の確保も重要ですが、リビングが暗くなったり狭く感じたりしないような配慮も同時に重要になってきます。
そのため例えばYKKAPのリウッドデッキ200(人工木デッキ)+サザンテラス(おしゃれなテラス屋根)+アウターシェード(外付けの簡易シェード)を組み合わせるなどの方法がお勧めです。
またリビングの正面には背の高い目隠しを設けずに、側面のみしっかり目隠しをするなどのメリハリを付ける方も多いです。
日よけ兼目隠しの方法の一つとしてグリーンカーテンがあります。
植物の種類にもよりますが、暑い夏限定で対応できる点は嬉しいですね。
また実がなるものや綺麗な花が咲くものもありますが、必ずしも思った通りの目隠しにならない場合もあるので注意が必要です。
最近では造花のグリーンカーテンも販売していますので、いざというときはそういうものでカバーするのもありです。
お家で外で洗濯物を干しているという方のほとんどが、テラス屋根を取付しています。
テラス屋根の場合オプションの前面パネルを使うことで、洗濯物の目隠しをすることが可能です。
アルミのフェンスやブロックなどと違い、マット調(すりガラス調)のポリカ板が主流ですので、明るさを確保しながら目隠しをすることが可能です。
ただしテラス屋根の種類によっては、後から前面パネルだけを取付することが難しい場合があります。
これからテラス屋根を設置しようと考えている方には注意が必要です。
この場合、屋外に収納スペースを設けるという意味で物置の設置を検討してみるとよいと思います。
物置には多くのサイズバリエーションや種類がありますので、スペースと収納物とのバランスを考えてちょうどよいサイズをみつけましょう。
ヨドコウ:エルモなどの物置を選んでみてはいかがでしょうか。
【参考記事】物置選びで失敗しないために。大きさでみるチェックポイント
https://mirateo.jp/recipe/90218bf5-76e9-4d2a-a984-7053c96fddae/dictionaries
高い場所から見下ろされるような視線の場合、普通のフェンスなどでは対策が困難です。
そのため大型テラス屋根やカーポートといった明るさを確保できる屋根をつけることで視線を遮ることが出来ます。
さらにオプションで天井カーテンを取付すると、必要なタイミングで目隠しできるかと思います。
同様の意味でパラソル・シェードなんかもリゾート感が出てよいかもしれませんね。
厳密にいうとお庭ではありませんが、屋外の目隠しということでご紹介させて頂きます。通常お庭やトイレの窓は背が高く、かつ狭いスペースにありいままでお伝えした目隠し方法を取りにくい場合があります。
そういった際にお勧めするのが面格子です。
元々窓の防犯対策としての意味合いが強いですが、稼働ルーバータイプの面格子などもあり、防犯・目隠しをしつつ風通しの良さにも対応ができる商品も増えています。
ここまでお庭の目隠しに関するお話をしましたがいかがだったでしょうか。
様々な方法をご紹介した通り、目隠しには絶対的な正解はありません。
用途や要望によって様々な選択肢があり、これらを選び取る必要があります。
DIYで考えている方は、ホームセンターで色々な商品を見ながら、自分のお家を想像してみるとよいでしょう。
またフェンスやテラス屋根などは、プロの業者にプランからお願いする方法もあります。
リフォーム会社だけでなく、エクステリアの工事を引き受ける販売施工店やホームセンター、ネットショップに相談してみてはいかがでしょうか。
提供元:株式会社メリグラフ
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