2021年09月26日
by 和平フレイズ株式会社 |
公開:2021.09.26 16:10 更新:2022.01.19 09:31
みなさん、ご家庭ではどんなフライパンを使っていますか?
ふっ素樹脂加工されたこびり付かなくて軽いフライパン、内面が白いコーティングのセラミックのフライパンなど様々な種類がありますね。これらのフライパンはこびり付きにくく、気持ちよくお料理ができるのがいいところです。
一方、お料理が美味しくなるフライパンといったら「鉄製品」が挙げられると思います。でも、「すぐ錆びてしまいそう」「洗いにくそう」「くっつきそう」のイメージが強いですよね。
そこで今回は、鉄のフライパンのお手入れ方法を写真付きでご紹介します!!
その前に…鉄フライパンを焦げ付きにくくご使用いただくための「油ならし」「油返し」の方法をご紹介します。
鉄フライパンは以下の「油ならし※」を行うとより焦げ付きにくくなります。
※表面に油をなじませ、薄い油の膜をつくり、焦げ付きにくくすることです。
①初めて使う場合はフライパンを洗剤で洗い、中火で2〜3分加熱し、完全に水気が飛ばします
②火を止めて、多めの油(1/2~1カップ)を入れます。
③弱火で3分程度加熱します。(この3分間が油の膜を作る大事な時間です)
④火を止めて余分な油をオイルポットなどに戻します
⑤キッチンペーパー等を使い、擦り込むように拭き取ります。
⑥金気が気になる場合は野菜くずを炒めてください。鉄特有の金属の臭いが取れます。
野菜くずは 玉ねぎの外側の皮や芯、人参の皮やヘタ、キャベツの芯、セロリの葉やネギの青い部分など、香味野菜がおすすめです。
鉄製品を上手に使いこなしている人たちが調理の前に必ず行っているのが「油返し」という作業です。焦げ付きにくく調理できますので必ず行ってください。
※コツは鉄フライパンを十分に温めること。煙が出る寸前くらいが◎
①中火で加熱します。
②多めの油(大さじ3程度)を入れ、弱火で3分程度加熱し、十分に油を馴染ませます。
③ 火を止めて余分な油をオイルポットなどに戻します。
④その後、必要な量の油(小さじ1/2~1程度)を入れて調理を始めます。
使い終わったらすぐに洗って水気を飛ばしてください。
調理後は内容物をすぐに他の容器に移してください。料理を入れたままにしておくと料理の塩分や酸等によりサビ発生の原因になります。
① 鉄製品が温かいうちにたわしや”ささら”※を使い、お湯で洗います。
② 水気を拭き取り中火で加熱し、完全に水気を飛ばします。
③ キッチンペーパー等を使い、内側に油を擦り込むように塗ります。
ささらは基本的にたわしと同じように使います。洗い流せる汚れを落としてからくっついている食材をこそげ落とすように使います。
竹を割いて束ねた自然素材のアイテム
シャカシャカごしごし焦げ付きを落とします。
<ささらの良さ>
・たわしよりも硬いのでくっついた食材をこそげ落としやすい
・長さがあるので手が水に触れず、手荒れしにくい
・たわしに付着する油脂が気になる方におススメ
もし鉄フライパンが焦げついてしまっても大丈夫です!お手入れをすれば繰り返し使用できます。
以下の方法で復活させてください。
①鉄フライパンの底を覆う位の水を入れます。
②中火で加熱させ、焦げ付きを柔らかくします。
③スチールたわしや金属ヘラで焦げ付きを擦り落とし、洗い流します。
④水気を拭き取り中火で加熱し、完全に水気をとばします。
⑤最後に必ず「油ならし」を行ってください。
使い始めは特に油が十分に馴染んでいないのでしっかりと「油ならし」をしてから使いましょう。
今までふっ素樹脂加工のフライパン等を使っていた方は油の量を控えがちです。使い始めは少し多めの油で調理して徐々にならしていきましょう。
火力が強すぎると鉄フライパンが急激に熱くなり、食材を焼きすぎてしまいます。調理中の火加減は少し控えめを心掛けましょう。
調理後、お手入れせずに放置した鉄製品は残った汁や食材で焦げ付きの原因になります。食材を全部お皿に盛り付けたり、容器に移し替え、すぐにお手入れしてください。
洗剤で洗うとせっかく馴染んだ油が落ちてしまいます。汚れは「お湯+たわし」で落としてください。
汚れがひどく、食器用洗剤で洗ってしまった場合には必ず中火で加熱し、水気を飛ばしてから「油ならし」を行ってください。
一度、焦げ付いたところが何度も焦げるという場合は、焦げが完全に取れていない可能性があります。
ガスコンロは、フライパン全体を熱します。一方、IHクッキングヒーターはプレートに接した鉄製品の側面、それもドーナツ状部分だけを発熱させます。
発熱するドーナツ状部分とそれ以外の場場所で大きな温度差が生じ、底面が熱膨張によって変形することがあります。
IHクッキングヒーター の火力(出力)を「弱」にしてしばらく加熱し、その後「中」へと徐々に強くしてください。底面の変形を防ぐことに効果的です。
・IHクッキングヒーターご使用の際は必ず中火以下で使用してください
・変形やガタつきが生じた場合は使用しないでください
・IHクッキングヒーターは電源を入れると急激にフライパンを加熱するため、少量の油の場合数十秒で発火点に達します。そのため、下ごしらえ等少量の油で炒め物を行う際には火力(出力)を「中」以下で調理してください
・フライパンはヒーターの中央に置いてください。加熱中にブーンという音が生じる場合がありますが、IHクッキングヒーターとフライパンの振動の波動が共鳴するために生じるもので、以上ではありません。
参考にしていただけたでしょうか?
最初の油ならしが面倒ですが、洗剤を使わずに洗うので実はふっ素樹脂加工のフライパンより鉄フライパンのほうが洗うのが楽だったりします。自然にも優しいですね。
使えば使うほど鉄フライパンは愛着が湧き、より使いやすく料理も美味しくなってきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
提供元:和平フレイズ株式会社
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