2021年02月19日
by ネスレ日本株式会社 |
公開:2021.02.19 00:00 更新:2021.10.04 16:23
サルーキーのサイズ、性格、必要とされる運動量などの特徴、起源など、詳細データを解説いたします。
※FCI(国際畜犬連盟)やJKC(ジャパンケネルクラブ)のデータをベースとし、有限会社グラスウインドが監修しております。
※数値は目安です。あらかじめご了承ください。
世界の犬種の中で、最古の犬だと考えられているサルーキーは、現在のイラク南部に存在したシュメールの最古の文明都市に存在していたと考えられています。スタミナが豊富で、スピードもあります。あまりにも体力がありすぎるので、一緒にジョギングというのは難しいかもしれません。人一倍警戒心が強く引っ込み思案です。他人には感情をあまり表に出さずに、常に一歩引いて状況を観察している印象を受けます。
■旅行・移動に対応する適応力:高め
■留守に対する適応力:高め
■子どもに対する適応力:中程度
非常に冷静で穏やか、愛情豊かですが、それを大袈裟に表現することはありません。どこかよそよそしいその態度が高貴なイメージを発していますが、実は少し臆病だったりします。かなり甘えん坊な面もあり、いつも家族と一緒にいたいと願っていますから、戸外飼育をしたり留守番がちだと、簡単に体調を崩す繊細な面があります。
スマートな姿ですがスタミナは豊富で、スピードもあります。毎日の運動量は膨大です。あまりにも体力がありすぎるのです。また、何かの動物を発見すると、飼い主の声も聞かずに突っ走ることもあるので、散歩は十分注意しましょう。できれば筋肉を鍛えるためにも、自由に走り回れる場所があるのが理想です。基本は60分程度の駆け足を取り入れた散歩を、毎日2回は行いましょう。
■原産国:イラン
■犬種分類:嗅覚ハウンド
■色・模様:さまざま
■毛質・毛の長さ:ショート/スムース(短毛)
■抜け毛:少なめ
■サイズ:中型~大型
■目安となる体高・体重
体高:58~71cm、体重:20~30kg
■一日に必要な散歩量:多め
■活発度:中程度
サルーキーは、若干の遺伝的な眼病や皮膚疾患、心因性疾患の傾向があります。また、走ることが大好きなため、衝突事故などによる骨折に注意しましょう。
全犬種中、最古の犬と言われるように、かつて、現在のイラク南部に存在したシュメールの最古の文明都市の発掘物の中に、サルーキーと思われる犬の姿が描かれています。発掘物は紀元前7000~6000年前のものです。さらには紀元前2100年の古代エジプトの墓からも、同じようにサルーキーの姿を思わせるものが発掘されています。
頭部は長く、幅は狭いのですが、スカルの耳と耳の間はほどよい幅があります。ストップは目立ちません。鼻の色は黒色、あるいはレバー・ブラウンです。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。
目の色はダーク(暗色)からヘーゼルで、大きく、楕円形です。耳は付け根の位置が高く、長いシルク状の被毛に覆われて、スカルに沿って垂れています。胴体は、背はかなり広く、胸は長く、胸底が深く、ほどよい狭さです。尾は長く、付け根の位置が低く、自然なカーブで掲げられ、裏側にはシルク状の豊富な被毛に覆われています。肩は肩甲骨がほどよく後方に傾斜して、前肢は筋肉が発達しています。後肢はギャロップに適していて、大腿と下腿はよく発達しています。
提供元:ネスレ日本株式会社
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