2021年02月28日

花や野菜の育て方 ~ミョウガ(みょうが・茗荷)~

by 株式会社 花の大和

公開:2021.02.28 20:10 更新:2021.10.04 16:23

東アジア原産で、ショウガ科ショウガ属に分類される多年草です。独特の辛味と芳香を和食の風味付として利用できます。

ミョウガ(みょうが・茗荷)について

学名 :Zingiber mioga

科名 :ショウガ科

草丈 :60~100cm位

耐寒性 :〇

耐暑性 :△

楽しみ方:鉢植え、庭植え

形態 :球根

日当たり:半日陰

栽培カレンダー

1.品種選び

夏みょうが:7月中旬~8月下旬に花が咲く品種(やや小型)

(収穫時期は、7月~8月)

品種:陣田早生など

(花の大和の取り扱い品種は夏みょうがです。)

秋みょうが:8月中旬~9月下旬に花が咲く品種(やや大型)

(収穫時期は、8月~9月)

品種:在来種

2.植え付け

①土作り

有機質が十分で、排水・保水が良く、肥沃な土壌を好む。

②植え付け場所

直射日光が当たるところを嫌い、湿り気のある半日陰の場所が適している。

③植えつけ方

植付間隔は15~20cmくらい。

株を2~3節ごとに切って、植え付けます。

覆土は10cmくらいです。

④土寄せ、追肥

6~7月頃に軽く中耕を行って下さい。

この中耕を行う際に、化成肥料を施して下さい。

3.収穫

花みょうがは、開花前の花の蕾を収穫したものです。

1年目でも収穫はできますが、株の衰弱を考えて本格的な収穫は2年目以降にします。

(花の大和の取り扱い品種は、夏みょうがですので収穫時期は7月~8月になります。)

みょうがたけは、早春に根株から出る茎葉部を軟白栽培し、20~50cm程度で収穫したものです。

植え付け後2年目以降の新芽を段ボールなどで覆い伸び始めた新芽を軟白させて収穫します。

注意することとして新芽を収穫しますので株自体が弱ります。

その年収穫された株からの収穫は、3年に1回位を目安としてください。

管理方法

土壌の乾燥防止と花芽の緑化防止のため、株間に敷きワラなどを敷いて下さい。

● 植え付けの適期になりましたら、ホームセンター等のお取り扱い店にてお買い求めください。

提供元:株式会社 花の大和

https://www.hanano-yamato.co.jp/

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