DCMが展開するオリジナル工具を使ってDIYを楽しむ「DCM de DIY」。第3回目となる今回は、DCMブランドの『ペイントスターター 7点セット』をピックアップ。新生活目前のこの時期、家具などのリメイクに挑戦してみませんか?
2018年02月06日
DIYer(s)さん |
DCMが展開するオリジナル工具を使ってDIYを楽しむ「DCM de DIY」。第3回目となる今回は、DCMブランドの『ペイントスターター 7点セット』をピックアップ。新生活目前のこの時期、家具などのリメイクに挑戦してみませんか?
公開:2018.02.06 12:13 更新:2018.03.07 11:09
毎月DCMおすすめのオリジナル工具にフィーチャーする「DCM de DIY」ですが、今回はペイントスターター 7点セット(以下ペイントスターターセット)を使って家具のカラーリメイクに挑戦します!
こちらがDCMブランドから発売している、『ペイントスターターセット』。ペイントに不可欠な刷毛(ハケ)やローラー、マスキングテープのほか、紙やすり、塗料トレイ、缶オープナーの7点セット!これひとつあれば、好みの塗料を購入するだけで、ほとんどのペイントが楽しめてしまうんです。
ということで、早速家具のリメイクに挑戦していきましょう!今回はDCMホーマック瀬谷店にあるお客様工作室でDIYしてみました。
店内に構えたお客様用のDIYスペース。購入した木材のカットやかんたんなDIYであれば、こちらで作業可能です。
隣接しているのが、スタッフがカット&加工を行ってくれるマイスター工房。直線カットだけではなく、曲線カット、穴あけなども対応可能です。
ペイントスターターセット
①サンドペーパー3枚(120番)
②缶オープナー
③ローラートレイ 175mm用
④マスキングテープ 18mmx18m
⑤ペイントブラシ 50.8mm
⑥ハンドル 175mm用
⑦ローラースペア 175mm
今回リメイク家具のベースとなったのは、丸い座面が特徴的なシンプルなスツール。2脚のスツールに対して、それぞれ2種類のリメイクを施していきます。
ペイントリメイクに欠かせない、塗料。今回は、オイルステイン(写真左)、アイアンペイント(写真右)を使って、家具リメイクを行います。写真中央にある塗料は、塗装の際に使われる下地剤と呼ばれるもの。こちらを使えば塗料が接着しづらいガラスや金属にもペイントすることができるんです。
※『オイルステイン』『アイアンペイント』シリーズは店舗によってお取り寄せになる場合がございます。
先ほどのスツールに①サンドペーパーを使って、やすりがけを行います。この作業の目的は、スツールの表面に塗布されているニスなどの塗料を一度削り落とすこと。こうすることで、リメイクしたいカラーにしっかりと染まりやすくなるんです。
サンドペーパーでやすりがけを行った様子がこちら。まだニスが残っている座面の写真手前側に比べて、木材の無垢な表情が出てきたことがわかります。写真のようにニスが塗られている部分に対してやすりがけを行ったら、ペイントのステップへ。
②ローラートレイに塗料を出して、ペイント準備を行います。と、その前にポイントが。どうしても塗料がつくと汚れてしまうローラートレイですが、作業前にアルミホイルを敷いておくことで、トレイが汚れずに済むんです。これひとつで片付けがグッと楽になるポイントです。
③缶オープナーを使って、塗料缶の蓋を開けていきます。というのも塗料は乾燥が大敵。そのため、蓋をあけるのに一苦労するんです。それでも缶オープナーを使えば、簡単に蓋をあけることが可能!先端を蓋と容器の間に差し込んだら、てこの原理で蓋をあけていきます。
無事に蓋をあけた様子がこちら。この缶オープナーがついてくるだけでも、DIYer(s)編集部的には購入する価値ありなお得なペイントスターターセットです。
あとはローラートレイに塗料をあければ、準備完了!早速リメイクへ取り掛かりましょう。まずは、オイルステインを使って先ほどのスツールに、アジのある風合いを加えていこうと思います!
初めてペイントされる方は、④マスキングテープなんて何に使うの?と思う方もいるかと思います。実はペイントではかなりの重要ポジションなんです。使い道としては、塗料がついて欲しくない部分(ペイントしない部分)にテープを貼ることで、塗料の染み込みを防いでくれるんです。今回は座面のフチ部分以外を塗装して、デザインを加えます。
マスキングテープを貼り終わったら、早速ペイントに!⑤ペイントブラシに塗料をつけたら、木目に沿ってペイントしていきます。この時、ブラシはペンの持ち方を同じでOK。塗料の量が均一になるように、伸ばしながら塗っていきましょう。
塗料がある程度乾いてきたら、表面に浮かんできた余分なオイルをすり込むようにしながら、拭き取りましょう。今回はウエスと呼ばれるペイント用の布を使いましたが、キッチンペーパーなどでも代用可能です。また、座面部分からフチに塗料が垂れていますが、マスキングテープが貼ってあるため、この部分には塗料が染み込みません。
マスキングテープを剥がした様子がこちら。オイルステインを塗った部分と塗っていない部分、しっかりと色分けすることができました。こう見ると、マスキングテープってすごいんだなぁって思えてきませんか?
座面に続いて、脚にも塗装を行います。塗装、拭き取りが完了したら、アイアンペイントを使ってもう1脚をリメイクします。
オイルステインに続いて、アイアンペイントを使って木製スツールをまるで鉄素材のような表情へリメイクしていきます。と、その前にまずはローラートレイの片付けを行いましょう。先述の通り、アルミホイルを敷いていたため、ローラートレイが汚れず、次の作業へ取り掛かりやすいんです。
先ほどのオイルステインに比べて、ややとろりとしたアイアンペイント。今回はアンティークシルバーと呼ばれるカラーを使用します。
塗料をトレイに開けたら、いよいよローラーを使ってペイント開始!⑥ハンドルに⑦スペアローラーをはめ込んで、塗料を適量つけましょう。ローラーのいいところは一度に広い面積を塗ることができること。今回はスツールの座面という限られたスペースですが、壁や床など広いスペースを塗る時は、ローラーが大活躍するんです。
一般的な塗料ではコロコロと転がせるだけでOK!ですが今回は鉄の質感を表現するために、ポンポンと軽くたたくようにしながらペイントします。
ローラーは広い面積を塗るのが得意な分、狭い部分の塗装にはあまり向きません。写真のように狭いスペースを塗る時は、ペイントブラシを使って作業していきましょう!ローラー、ペイントブラシの2種類がセットとなっているのが、ペイントスターターセットのリコメンドポイントです。
塗り終わったら、塗料の乾燥を待ちましょう。お気付きの方もいるかもしれませんが、アイアンペイントではマスキングテープを使って、大胆に2トーンカラーの座面にリメイクしました。こちらは塗料が乾ききる前にマスキングテープをはがします。
まずはオイルステインを使って、風合いのある表情にリメイクしたスツールから完成の様子をご紹介。約1,000円ほどで購入した安価なスツールが、リメイクすることで雰囲気のある1点もののスツールへ大変身。
オイルステインを塗装する前に、ドライバーやカナヅチでキズをつければ、人気の古材風にアレンジすることが可能です。真新しい雰囲気も素敵ですが、アンティーク家具のような雰囲気も楽しみたいという方はぜひ挑戦してみてくださいね。
座面にデザインした無塗装の部分がなければ、もともと木材だったとは分からない鉄風の仕上がりに。インダストリアルやブルックリン風のインテリアにお住いの方にぜひオススメしたいリメイクです。鉄製スツールって新品で購入すると高かったり、重さがある分、木製スツールなら安価で楽しめますよ。
アイアンペイントを塗装すると、表面がボコボコとした状態に。それによって一層、鉄のように見えるんです。
リメイクしたスツールを並べると、このように。家具の雰囲気に飽きてきた、お部屋の模様替えをしたら家具がイメージに合わないなど、インテリアにお悩みの方は、ぜひペイントスターターセットを使って家具リメイクに挑戦してみてはいかがでしょうか?
今回紹介したリメイクはあくまで一例ですので、自分好みの塗料を見つけて自分らしい家具リメイクを楽しんでみてください。自分で手を加えた愛着ある家具に囲まれた生活で、より豊かな暮らしを楽しんでくださいね。
DCMホーマック 瀬谷店
住所:〒246-0036 神奈川県横浜市瀬谷区北新25−1
電話番号:045-300-6330
営業時間:9:30~20:00
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