2020年09月23日
by 株式会社コロナ |
公開:2020.09.23 15:19 更新:2021.10.04 16:23
気温が比較的落ち着く今の時期に、夏場に活躍したエアコンのお手入れを行うことで、冬場の暖房能力の低下を防ぎ、電気代の節約につながるほか、故障の予防にもなります。冷房シーズン終了時は、エアコン内部を十分に乾燥させ、カビや細菌の繁殖を抑えることをおすすめします。
夏に活躍したエアコンは、エアフィルターにホコリが堆積している場合があります。エアフィルターが目詰まりすると冷暖房能力を弱め、電気のムダが発生します。2週間に1度はお手入れをしてください。
【お掃除の方法】
掃除機で吸い取るか、軽くたたいて汚れを取り除いてください。汚れのひどいときは、中性洗剤を溶かした40℃以下のぬるま湯か水で洗ってください。洗った後はよくすすいで、水分を十分拭き取り、日陰で乾かしてください。
なお、エアフィルターを付け忘れると、エアコン内部へホコリが直接吸込まれ、エアコン内部が汚れて故障の原因になるので必ず室内機にセットしてから運転してください。
※お手入れをするときは必ず運転を停止し、電源プラグを抜いてください。内部でファンが高速運転しているため、けがの原因になることがあります。
※転倒などけがの原因になることがありますので、不安定な台には乗らないでください。
内部乾燥運転は、冷房シーズン終了時などのクリーン機能として室内機内部を乾燥させ、嫌な臭いの原因となるカビや細菌の繁殖を抑える効果があります。内部乾燥運転の機能がある場合、取扱説明書の記載に従って内部乾燥運転を行ってください。内部乾燥運転の機能が無い場合は、冷房運転後に送風運転を行っていただくと同様の効果があります。
※内部乾燥運転は、既に発生したカビや細菌を除菌するはたらきや殺菌効果はありません。
室外機の周囲に物を置いて吸込口・吹出口を塞ぐと、熱交換するための空気が流れにくくなり、エアコンの性能が低下します。室外機の周囲にモノが無いか確認してください。
長期間使わない場合は、電源プラグを抜いておくことで、落雷などによる故障を防止できます。また、リモコンの電池を取り出しておくと、液漏れなどによる故障を防止できます。
誤った洗浄剤の選定・使用方法で洗浄を行うと、樹脂部分の破損や水漏れなどの原因になることがあります。また、洗浄剤が電気部品やモーターにかかると、故障や発煙・発火の原因になることがあります。
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