2021年09月12日

キャンプに行った時のお風呂ってどうするの?ベテランキャンパーが解説!

by DCM 編集部

公開:2021.09.12 07:00 更新:2021.10.04 16:23

アウトドアの中でも非日常感を堪能できるということで人気があるキャンプ。

夏の季節だけでなく、冬の季節もキャンプに挑戦する人が増えましたが、多くのキャンパーの悩みの種となっているのが「お風呂問題」です。

特に夏の季節は汗が出やすいため、肌がべたべたになりやすく、お風呂に入りたいという思いを経験したことがある人も多いのではないでしょうか。

キャンプというとレジャーや焚き火などに目がいってしまい、つい忘れがちになってしまうお風呂事情ですが、ベテランキャンパーはキャンプに行った時どうしているのか、5つの方法について解説をしていきます。

お風呂付きのキャンプ場を選ぶ

お風呂問題を完全に解消したいと考えている人におすすめなのが「お風呂付きのキャンプ場」を選ぶという方法です。

近年ではキャンプブームになっていることもあり、設備が充実しているグランピング施設なども登場しています。

中でもお風呂付きのキャンプ場は家族や女性キャンパーから根強い人気を誇っており、キャンプを楽しんだ後に疲れや汗を一気に洗い流せるのが魅力です。

リゾート施設のように開放的で清潔感のある状態に整っているため、衛生面が気になるという人にもおすすめになります。

温泉以外にも様々な設備が充実しているため、より楽しい時間を過ごしたいと考えている人に向いています。

ただし、お風呂付きのキャンプ場は人気が高いため、夏のキャンプシーズンの場合は予約が埋まっていることが多い上に、お風呂に入ることができる時間が決まっているため、自由度がやや低い点がデメリットです。

お風呂の他にも歯磨きや髪の手入れなどができるため、汗やべたつきなどの不快感なくキャンプを楽しむことができます。

近くのお風呂のある施設を利用する

キャンプ初心者から中級者に人気があるのがお風呂・温泉が近くにある施設です。温泉・お風呂付きのキャンプ場とは異なり、少し距離はありますが予約などを気にせずにキャンプを行うことができる点が魅力になります。

こちらもお風呂付きのキャンプ場同様、歯磨きや髪の手入れができるので不快感なくキャンプを楽しむことができます。

ただし、近くの施設を利用する場合は距離が離れているため、車で移動することが必要である場合が多いです。

移動する場合、キャンプを楽しんだ後の片づけの時間が必要であったり、お子さんが眠ってしまったりすることでキャンプを楽しむ時間が減ってしまいますので、少しでも長くキャンプを楽しみたいという方にはお風呂付き施設の利用が適しているかもしれません。

キャンプ場の近くにお風呂がある施設を利用する場合は、事前に距離や営業時間などを調べて、当日慌てないようにしましょう。

簡易風呂を自作する

ベテランキャンパーの中でも意外と多いのが、自分自身で簡易キットやキャンプ場にある素材を利用して簡易風呂を製作する方法です。

多くの人が耳にしたことがある例では「ドラム缶風呂」などが挙げられますが、他にもウォータータンクとホースを利用した簡易シャワーなどを自作し、お風呂や歯磨きを済ませるという方法もあります。

ドラム缶などはキャンプ場でもなかなか見かけることがないため、ある程度準備が必要になりますが、一度慣れると次のキャンプからスムーズにできやすい上に、より自然を楽しんでいる実感を味わうことができます。

他にも近くに河原がある場合は穴を掘って火を焚くことによって、簡易的なお風呂を作ることができます。

自然をいかに利用してお風呂を作るのかといった、考える楽しみを味わうことができる点も魅力です。

簡易風呂を自作する場合の注意点としては、お風呂を作る時にある程度の火力が必要であるとともに、キャンプの中でも山奥で楽しむ場合は野生の動物が現れて、危ない目に合う可能性があるということです。

簡易風呂を作っている間は無防備になりやすいため、周りの状況に気を付けながらお風呂製作を行うようにしてください。

さらに、簡易風呂は後片付けが必須になるため、作り終わった後にどのようにして片づけるのかを考えた上で自作するようにしましょう。

他の方法で代替する

お風呂を自作するという方法以外には、簡易のシャワールームキットや簡易プールキットなどを利用してお風呂を済ませるという方法も挙げられます。

近年ではキャンプブームからキャンプ用品が充実していることもあり、大人4人~6人程度が一緒に入ることができるポータブルお風呂などもネットショップで購入することが可能です。

ネットショップで簡易のシャワールームキットや簡易プールキットなどを購入する場合は、耐久性やどのくらいのサイズなのかを調べた上で購入するようにしてください。

耐久性が特に重要で、キャンプを楽しむことができる河原や山では気が付きにくい突起物がたくさんあります。

お風呂タイムが残念な状態になってしまわないためにも、なるべく耐久性に優れた素材の物を購入しましょう。

さらに押さえておきたいポイントは携帯のしやすさです。折り畳み式などを選ぶことによってキャンプ場に設置しやすく、持ち帰りやすくなります。

本格的な気分を味わいたいと考えている人は、組み立て式の露天風呂キットなども販売されているため、テントの近くに露天風呂を作って満天の星を楽しんでみるのも良いかもしれません。

簡易シャワールームキットやバスタブキット・露天風呂キットなどは荷物の量が増えるため、ある程度準備をしてからキャンプをする人におすすめです。

お風呂に入るのを我慢する

ベテランキャンパーは冬の時期や短い間の期間であればお風呂に入るのを我慢する人は多いです。

お風呂に入らなかったとしても、ドライシャンプーを使うことで髪の手入れを行うことができる上に、ボディシートを活用することでキャンプを楽しんでいるときに出た汗・べたべた感を拭うことができます。

短い期間のキャンプを楽しむという人はボディシートやドライシャンプーなどのアイテムを上手に活用するようにしましょう。

汗などのべたつきをしっかりと拭きたいと考えている人はウェットタオルを利用して蒸しタオルを作り、体を拭くだけでも不快感などは軽減されます。

ウェットタオルであれば荷物としてかさばらないだけでなく、お風呂以外の様々なシーンで活用することができるため、これからキャンプを楽しみたいと考えている人には特におすすめです。

まとめ

近年多くの人がキャンプに挑戦をしていますが、夏場などの暑い季節でのお風呂は特に意識する人が多いのではないでしょうか。

キャンプを楽しみながらお風呂に入ることは近年できやすくなっており、施設などを上手に活用することでキャンプ初心者~中級者の人でも満足できる時間を作ることができます。

慣れない間はお風呂付きキャンプ場・周辺にお風呂があるキャンプ場を利用し、慣れてきたらお風呂を自作して自然を楽しんでいくのもおすすめです。

ぜひみなさんも自分のスタイルに合ったキャンプの方法を見つけてみてください。

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