2021年11月15日

キャンプを共にしたいバックパックの選び方!効率的な詰め方も紹介

by DCM 編集部

公開:2021.11.15 11:00 更新:2021.12.16 14:34

キャンプの様子を、YouTubeに投稿する有名人がいたり、キャンプのアニメが話題になったりと、今ではとても人気のあるキャンプ。

そんなキャンプに欠かせないのが、キャンプアイテムを入れるバックパックです。

ただ、種類が多すぎてどれを選べばよいのか、選んでもどのように荷物をリュックに詰めたらよいのかわからないものです。

そこでこの記事では、バックパックの選びかたや効率的な荷物の詰め方、キャンプに持っていくべきアイテムについて紹介していきます。

キャンプにバックパックは欠かせない

キャンプでは衣食住のすべてをおこなうため、多くの荷物が必要になります。その荷物を運ぶためには、キャンプ専用のバックパックが必要になります。

普段使いしているリュックやボストンバックだと、生地がすり減ったり、リュックの中に雨水が入ってしまったりして、楽しいキャンプができなくなってしまいます。

荷物一式を買い揃える前に、まずはキャンプ専用のバックパックを購入するようにしましょう。

バックパックの選び方6つ

バックパックを選ぶ際は必ずおさえておきたいポイントがあります。

バックパック選びを間違えると、機能が足りず不便な思いをしたり、大事な荷物を持っていけなくなったりします。

バックパックは、以下の6点を確認して選ぶようにしましょう

登山用を選ぶ

バックパックは登山用を選びましょう。登山用は背負いやすさと丈夫さを兼ね備え、かつストラップやポケットなどの収納も多いためキャンプには最適です。

耐久性から選ぶ

バックパックは耐久性が高いものを選びましょう。

山の天候は変わりやすいですし、キャンプではリュックを地面に置く機会も多いため、耐久性が低いと破れなどの原因にもつながります。

通常のナイロンより耐久性が高い、アウトドアに適した生地もあるので、バックパックを選ぶ際の参考にしてみてください。

容量で選ぶ

バックパックの容量によっては使う用途が異なってきます。

日帰りのキャンプなら25リットル程度、テント泊をするなら40リットル程度、数日間泊まるなら50リットル以上は必要になります。

泊数や、自分の用途にあった容量のバックパックを購入するようにしましょう。

デザイン性で選ぶ

機能や容量はもちろんですが、デザイン性を重視したいかたも多いのではないでしょうか。

バックパックの色は黒だけではなくさまざまな色があり、ポケットの位置もそれぞれ違うため、自分好みのものを選ぶことができます。

自分好みの色やデザインを選べば、歩いている最中にバックパックを見るだけで楽しい気分になりますよ。

値段で選ぶ

バックパックを選ぶときは、予算を決めておくと選択肢が狭まり選びやすくなります。ノーブランドか有名ブランドかでも値段が大きく変わりますが、機能性にあまり違いがないこともあります。

あらかじめ予算を決めておくことで、計画的に他のキャンプグッズも購入することができるでしょう。

背負いやすさで選ぶ

キャンプ地に到着するまでずっと背負っていることになるので、背負いにくいと肩や背中が凝って疲れやすくなります。

体へのフィット性や通気性はもちろん、腰ベルトやチェストストラップがついていると体への負担を軽減してくれます。

最初は通販などではなく、店頭で実際に背負ってみてから選ぶようにしてください。

バックパックの効率的な5つの詰め方

機能性の高いバックパックを持っていても、詰め方を知っていないと、リュックの機能を100%発揮できません。

また、乱雑に詰めてしまうと、必要なものを持っていけない可能性もあります。

そこでここでは、初心者向けに簡単な詰め方を紹介していきます。

似た荷物を持って行かない

効率的な詰め方にはまず、荷物選びが大切です。キャンプ初心者が特にする失敗が、似たような荷物を持参してしまうことです。

例えば、ナイフとはさみ、傘とレインコートなど用途が似ているものを持参すると大荷物となり、必要な際に取り出しづらくなります。詰め込む前に、似た荷物はないか確認するようにしましょう。

食材は事前に調理しておく

食材は事前に調理をしておき、空気を抜いて密封パッキングしておけば、格段に荷物を減らすことができます。

さらに、事前に調理をすることで野菜くずなど余計なゴミを出さずに済みます。

荷物は小分けにする

荷物はすべて小分けにしてバックパックに入れましょう。スタッフバックという小分けにする袋を活用して、寝袋や服などを小分けにしていきます。

小分けにすれば、空いている所に隙間なく詰め込んでいけます。隙間を作らないことが、荷物を詰める際のポイントです。

荷物の種類によって場所を変える

荷物の種類によって入れる場所を変えましょう。具体的には、以下の2つのポイントがあります。

【使用頻度が高いものは上の方に】

使用頻度が高いものには、一番上に置きましょう。例えば、雨具や防寒着は一番上に置いておくと、急な天候変化にも対応しやすくなります。

水分補給の水や軽食も一番上に置いておくようにしましょう。

【重いものは背中側、軽いものは一番下に置く】

テントのポール、マットなど重いものを背中側に置けば、背中全体で重さを支えられるので、重さを感じずに背負えることができます。

また、軽い荷物を一番下に置けばさらに重さを感じにくくなります。重くなりにくい詰め方をすることで、体の負担を軽減することができるのです。

大きなアイテムはバックパックに外付けする

大きなアイテムは、バックパックに入れるのではなく外付けするようにしましょう。テントやランタンなどはコンパクトに畳んでも収納がしにくいものです。

すべての荷物をリュックに入れる必要はないので、リュックの外にあるストラップやポケットを有効活用しましょう。

キャンプに必要な8つのマストアイテム

おすすめのバックパックや効率的な詰め方を知ったら、改めてキャンプに持っていくアイテムを把握しておきましょう。

テント

テントはキャンプの必須アイテムになります。

荷物の中で一番かさばるため、軽いものがおすすめですが、機能性も重視して選ぶようにしましょう。

雨具

天候の変化が激しい山では、雨具も必須アイテムになります。

いつ雨が降ってもいいように、防水性の高い雨具を用意しておきましょう。雨具はデザインも豊富なので、自分好みのものを選んでください。

シュラフ

キャンプは普段と環境が異なるため、眠りが浅くなりがちです。質のよい睡眠をとるためにも、寝心地のよいシュラフを選ぶことが大切です。

さまざま種類、素材があるので、季節に適したシュラフを購入しておきましょう。

調理器具

キャンプの楽しみは、大自然で自分の好きな料理を作れることではないでしょうか。

料理を作るためにも、調理器具は欠かせません。クッカーセットと呼ばれるフライパンや鍋が一緒になったタイプなら、荷物スペースも取らないためおすすめです。

マット

キャンプでは、でこぼこの地面の場所にテントを張ることもあるので、クッション性に優れたマットを選ぶようにしましょう。

地面が濡れている、湿気があるところにテントを張る場合は防水性も大事になりますので、汎用性のあるマットだととても安心です。

ランタン

夜になるとキャンプ場は明かりが少ないため、手元や足元を照らしてくれるランタンは必需品です。

また、ランタンの淡くて暖かい光が夜のキャンプをオシャレに演出してくれます。

持ち運びを楽にするために、コンパクトに小さく収納できるものがおすすめです。

チェア

チェアはキャンプを快適に送るためには必要なアイテムです。背もたれのある椅子があるだけで、疲れた体には嬉しいでしょう。

チェアは折り畳みができ、脚の素材がアルミフレームのものを選ぶと、軽くて持ち運びも楽になります。

ミニテーブル

ミニテーブルが1台あると料理や食事がしやすくなります。ミニテーブルは脚が短めで折り畳みができ、軽量のものを選びましょう。

統一感を出すために、チェアと同じデザイン性のテーブルを購入するのがおすすめです。

自分に合ったバックパックを選んでキャンプを楽しもう!

キャンプをするには多くの荷物が必要になります。だからこそ、荷物を多く入れられるバックパックが必要不可欠なのです。

バックパックにはサイズ、機能性、デザインなど、多くの種類があるので、自分のキャンプに適したバックパックを選ぶようにしましょう。

さらに、効率的な詰め方や持参物を把握しておけば、不自由なくキャンプをおくることができます。この記事を参考に、楽しいキャンプライフを過ごしてください。

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