2021年09月30日

焚き火を楽しむ秋冬キャンプ 失敗しないコツと焚き火アイテム

by キャプテンスタッグ株式会社

公開:2021.09.30 20:40 更新:2021.11.22 08:22

秋冬のキャンプは防寒が大切です。冬場は当然ですが、秋頃でも結構冷えるものなので油断は禁物です。キャンプの防寒対策はいろいろありますが、やはり皆さんが思い浮かべるのは焚き火ではないでしょうか?

キャンプ + 寒い = 焚き火

今回は焚き火で失敗しないための基本的なコツと焚き火自体を楽しむための特殊なアイテムをご紹介します。

火を起こすコツ、火を育てるコツ

焚き火で最初の難関は火を起こすことです。最初に小さな火を起こし、徐々に大きな薪へと火を移していきます。大きな薪がしっかりと燃えるようになれば成功です。

火起こしは、炭火を使うと簡単です

①着火剤を適量、目皿(燃料用)の上に置きます。

②着火剤の上に適量の木炭を組むように置いてから、着火剤に点火してください。

③木炭に着火してから、木炭の半分以上が燃焼するまで、うちわなどで風を送ります。

あとは火を消さないように、少しずつ薪を足していきましょう。一度に大量に薪をくべてしまうと火が燻ったりしますので慌てず慎重に「火を育てる」気持ちでいきましょう。

焚き火する場所・焚き火台の使用

焚き火をする場所選びには注意が必要です。特に秋は落ち葉が多いので、うっかり燃え移ると火事になってしまいます。周辺に燃えやすいものがない場所、火の管理がしっかりできる場所を選びましょう。

最近はキャンプ場やBBQ場でも自然保護や安全管理のため直火禁止の施設が主流になっています。キャンプのマナーとしても、自然保護・安全管理をしっかりするために「焚き火台」を使用しましょう。

直火OKの施設でも安全管理や後片付けのことまで考えるなら、焚き火台を使用するようにしましょう。

薪と燃料

焚き火の基本は、最初に小さな火を起こし、徐々に大きな薪へ火を移していくことです。いきなり太い薪に火を着けようとしてもダメです。

準備する薪は次の3つのタイプがあると良いでしょう。()内は量の目安。

小さく細い割り箸のような薪、枝(少)
中サイズの少し太めで長さのある薪(多)
大型の太くしっかりした薪(中)

小さく細い薪は最初の火起こしに必要ですが、火が起きてしまえば使いません。一般的なキャンプ(キャンプ場)では中サイズの薪を使うことが多いでしょう。焚き火台や竃の大きさに合う程度のものを準備しましょう。余裕があれば多めに準備しておくと良いでしょう。

当然ですが薪はしっかり乾燥していることが前提です。キャンプ場では薪を販売しているところがほとんどだと思いますので、現地で購入した方が良いでしょう。

「キャンプ場周辺を散策し、薪となる木の枝を拾い集めて焚き火をする」というのも楽しそうなイメージではありますが、湿っていたり、ちょうど良いサイズの枝が見つからなかったりと、なかなか思い通りにはいかないものですので、素直に薪を購入する方が良いでしょう。

燃料の種類

燃料にはいくつかの種類があります。最初に着火する時にあるととても効率よく火を起こせますので準備しておくと良いでしょう。

空気を送る

火が勢いよく燃えるためには酸素が必要です。煙ばかりで燻っていたり、すぐ消えそうになったりする時は酸欠が原因であることが多いので、しっかり空気を送りましょう。

薪や炭がしっかり残っていれば、空気を送ることで再び火を強くすることも可能です。

空気を送る時、火に顔を近づけてフーフーやるのはハッキリ言って危険です。火の粉が顔にかかることがありますし、灰が目に入ることもあります。何より顔が熱いですね。空気を送るアイテムもいろいろ揃っていますので道具をちゃんと活用しましょう。

あまり勢いよく空気を送りまくっていると、火の粉や灰が飛び散って周辺が酷いことになりますので注意しましょう。

後片付け

後片付けこそキャンプのマナーが大切になります。特に火の始末は重要です。

大切なのは火をしっかり消すこと。特に炭になっていると簡単には消えてくれません。火消しツボを準備しておきましょう。

燃えた薪や炭はキャンプ場によって処理方法が異なりますので、キャンプ場の指示に従いきちんと処理しましょう。間違っても周辺にバラまいて帰るような真似はしないでください。

見た目は消えていても、薪や炭の内部で火が燻っていることもあります。火事や他のキャンパーのケガの原因にもなりますし、自然保護の意味からも絶対にやめましょう。

特に炭は水を少しかけたくらいでは鎮火しませんので、注意してください。直火がOKの場所でも同様です。キャンプ場の指示にしっかり従い後片付けするようにしてください。

焚き火自体を楽しむための特殊なアイテム

キャプテンスタッグには「焚き火を楽しむ」アイテム、もっと言えば「火を起こすことを楽しむ」という、ちょっと変わったアイテムがあります。キャンプ・BBQの焚き火イベントとして、たまにはこんなマニアックなアイテムで楽しんでみてはいかがでしょう?

UG-3257 ファイヤースターター

いわゆる「火打ち石」です。

ライターなどの火種がない時や緊急時に、焚き火などの着火に使えます。また防災用としても使えます。

UG-3257 ファイヤースターターの使い方

1.ティッシュ等燃えやすい物をセットします

2.マグネシウムを削ります

3.勢いよく擦り火花を飛ばします

4.火が広がれば点火成功です

※本製品による薪や木炭の点火には、経験と技術が必要です。

※低温時や湿度の高い時期、天候などにより点火しない場合があります。ご了承ください。

※本製品は確実な点火を保証するものではございません。確実に点火できるライター等の点火器具を合わせてお持ちいただくことをお勧めします。

UG-3258 ポケット火吹き棒

BBQ・焚き火・薪ストーブの火おこしに便利な火吹き棒。

ピンポイントに送風可能

手のひらに収まるコンパクトサイズ

最長48cmまで伸びる

提供元:キャプテンスタッグ株式会社

https://www.captainstag.net/

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