2021年11月10日

〈クルマDIY情報〉やわらかい光を演出する ヘッドライトイルミネーションの配線方法

by エーモン工業株式会社

公開:2021.11.10 16:00 更新:2022.01.20 09:24

最近の欧州車や国産車でも見られるヘッドライト周りのLEDイルミネーションに挑戦!

2012年9月発売の新製品サイドビューテープLEDを使えば、ヘッドライト下のスキマ等を利用してやわらかい光を演出するかっこいいヘッドライトイルミネーションができます。

DIYのポイントは、取り付けたLEDの点灯・消灯の方法です。

クルマのスモールランプを点灯するとサイドビューテープLEDも点灯、スモールランプ消灯でLEDも消灯できるとスマートですよね?

ヘッドライトイルミネーションの配線手順を例にスモールランプと連動させる配線方法をポイントに見ていきましょう!

今回サイドビューテープLEDを取り付ける車両はTOYOTA PRIUS

ヘッドライトイルミネーションの電源はヘッドライトのスモールランプ配線から取り出す。

スモールランプ配線から電源を取り出す事でスモールランプ連動のヘッドライトイルミネーションが可能になる。

LEDの取り付け位置を確認する。

サイドビューテープLEDの長さと、設置するヘッドライト下の隙間をしっかり確認しておこう。

汚れや・油分・水分を取り除き、LEDがしっかり圧着出来るようにする。

また、気温10℃以下では初期接着力が低下するので、やけどに注意しドライヤーなどで両面テープを温めておこう。

付属の両面テープをLEDに貼りつける。

両面テープのリケイ紙が透明の方がLED側、茶色の方が貼り付け側となる。

※両面テープには向きがある為、必ずパッケージに記載されてある『両面テープの貼り方』 を参考に貼りつけて下さい。

LEDを貼り付けるLEDのコード側からリケイ紙(透明)を少しずつ剥がし、LEDを軽く押し貼り付けていく。

拡散光・やわらかい光りをだす為に、LEDの照射方向をエンジンルーム側に向けて貼りつけよう。

※LEDチップ部分を直接押すと破損する場合があるので、写真の様にチップとチップの間を押す様に注意してください。

狭いすき間はヘラを使用写真のように貼り付け場所の狭い所は、付属のヘラを使うと安全に取り付けできる。

この時も LEDチップ部分を直接押さないように注意しよう。

左右のLEDを同じように取り付けたら、配線をエンジンルーム内まで引きあげる。

車両やLEDの取り付け位置により、引き上げが難しい事もあるが、そんな時は便利なアイテム 配線ガイドを使用しよう。

圧着接続端子で圧着する左右のLEDの配線を極性に分けて1つにまとめる。

プラス線はプラス線、マイナス線はマイナス線にまとめて、電工ペンチを使用し圧着接続端子で圧着する。

プラス線はイルミネーション電源と接続する為、マイナス線はボディアースする為、圧着接続端子に延長用の配線を接続する。

圧着接続端子に付属している収縮チューブで収縮処理をおこなう。

火傷に気を付け、ドライヤーなどで暖めて収縮する。

尚、収縮チューブは配線を接続する前に通しておこう。

イルミネーション電源を取り出す為、まずは、検電テスターのワニグチで金属部をはさむ。

※ボディアースする。

取り出したい電気が流れる配線を探す検電テスターのワニグチをボディアースできたら、次に検電テスターの針をスモールランプのコネクター・配線部分にあてて電源を調べていく。

電気が流れている場所は写真の様に検電テスターが赤く光る。

スモールランプオン時に光り、オフ時に消える線(イルミ電源)を調べよう。

電源が見つかれば延長しておいたLEDのプラス配線を接続する。

配線コネクターはラジオペンチを使って接続する。

この際、車輌のスモールランプはオフになっているか確認しておこう。

延長したLEDマイナス線にクワ型端子を取り付け、車輌の金属部分に接続する。

接続が完了したら、配線バンドなどを使用し配線をまとめる。

スモールランプオンで点灯、オフで消灯。

これでヘッドライトイルミネーション(アイライン)の完成だ。

提供元:エーモン工業株式会社

https://www.amon.jp/

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