2021年07月02日
by DCM株式会社 |
公開:2021.07.02 18:10 更新:2021.10.04 16:23
やってみよう!
準備はできましたか? <修理に便利な道具>
●中性洗剤
●ゴム手袋
●塗装用パテ
●ヘラ
●スクレーパー
●サンドペーパーとあて木
●カビとり剤
●マスク
●ゴーグル
●マスキングテープ
●筋かい刷毛
●塗料(浴室用)
●養生シート
●コテ刷毛
●ローラー
●継ぎ柄
まず窓を開けて通気を良くします。ゴム手袋とマスクとゴーグルを装着し、目立つカビをカビとり剤でとります。
その後、中性洗剤で全体の汚れをとります。
2つの洗剤が混ざらないように注意して、塗装面の下地を調整し、十分に乾燥させます。
ヒビ割れや穴には「塗装用パテ」をヘラなどで埋め、乾燥後サンドペーパーで平らにします。はがれかけの古い塗膜は、スクレーパーなどでできるだけとりましょう。また全体にサンドペーパーを軽くかけると塗料の乗りが良くなります。
窓枠やタイル部分など、塗装しないところにマスキングテープ・養生シートなどを貼ります。天井と壁の境目もマスキングテープでカバーします。
塗料のふたを開けたら、まず割り箸や棒でよく混ぜて均一にします。次に筋かい刷毛を使い、窓枠や換気扇まわりなど、塗りにくい部分やコーナーを先に塗っておきます。
広い面はコテ刷毛やローラーを使って塗っていきます。コテ刷毛は上から下に、右利きなら左から右に一方向に塗るのがコツです。天井や高い壁は、長い柄の継ぎ柄を使うと簡単に塗れます。全て塗り終えたら、その日の使用は控えて塗料を十分に乾燥させましょう。乾燥不足の場合には、フクレやはがれが生じることがあります。
コーナーやすみの部分など、コテ刷毛やローラーでは塗れない狭いところに使います。
刷毛の半分ほどに塗料を含ませ、余分な塗料をしごいてから塗ります。
凸凹のない合板壁やしっくい壁に最適。初心者でも刷毛目もなく、スピーディに塗ることができます。またローラーより塗料が少なくて済みます。
平らな壁はもちろん、凸凹のある壁も簡単にムラなく塗れるのが特長です。水性・油性のどちらにも使えますが、ラッカーには使えないものもあります。
塗料は低温と湿気が大の苦手。温度が低いとはがれやすく、湿度が高いと乾きにくくなります。塗装する日は、空気の乾燥した、晴天の日を選びましょう。
塗装をきれいに仕上げるには、塗る前の下地調整がポイント。下地に汚れや凸凹があると、仕上がり具合はもちろん、耐久性にも悪影響が出てきます。浴室の場合、特にカビには注意が必要です。カビとり剤を使うので、手袋やマスクなど服装にも気を付け、通気を良くしてから作業しましょう。
古い塗膜がはがれている、水を吸収してしまう、サンドペーパーがかけられない、などの状態の壁に塗装する場合には、浴室用塗料を塗る前に下塗りシーラーを使いましょう。シーラーは壁を固めて、塗料を密着しやすくするので、壁の状態が悪くても、はがれなどの失敗がありません。シーラーはマスキングしてから塗り、完全に乾いてから塗料を塗ります。
一日の疲れをとるバス・タイム。じっくり天井や壁を見る時間が多い浴室だからこそ清潔感あふれる空間にしたいものです。
浴室の天井や壁にカビが生えて黒くなったり、汚れが目立ったり、塗料や素材の劣化が進んできたら塗り替えのタイミングです。
天井と壁の両方を塗る場合は、天井から塗り始めてください。塗装の道具はローラーやコテ刷毛などがありますが、天井を塗る際のおすすめはコテ刷毛です。ローラーだとローラーを転がしたときにペンキがはねて、壁や床、そして塗っている自分自身に塗料が降ってきてしまいます。これがコテ刷毛ならば、水平に動かすので塗料が降ってきません。
高いところでも、長い継ぎ柄と一緒にコテ刷毛を使えば簡単に塗れます。塗料はあまり付け過ぎず、余分な塗料をしごいてから塗り始めてください。
提供元:DCM株式会社
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