2022年01月03日

停電への備えとして必要なもの9選と夏の停電対策として備えておきたいものを解説!

by DCM 編集部

公開:2022.01.03 07:00 更新:2022.01.05 11:37

停電への備えを何からスタートすればいいか分からないかたは意外といます。とくに夏の停電対策では、暑さ対策を含む備えが必要となり、混乱することも多いでしょう。

いつ起こるか分からない停電に対して、普段から備えておくことは、とても大切なことです。

本記事では、停電への備えとして必要なもの9選と夏の停電対策を解説します。記事を読むことで、停電に備えておくべきものが分かるので、ぜひ最後までご覧ください。

停電への備えとして必要なもの9選

地震や台風などの災害で、長期停電になった場合、以下9つのものを備えておくと安心です。

①水

②食料

③医療・衛生用品

④防災トイレ

⑤ラジオ

⑥乾電池

⑦モバイルバッテリー

⑧懐中電灯・LEDランタン

⑨家庭用蓄電池

1つずつ順番に解説していきますので、普段から停電に何を備えておけばいいのか気になるかたは、ぜひ参考にしてみてください。

①水

水は、1人1日当たり3リットルを3日分(1人当たり9リットル)備えておきましょう。

そうすることで、避難するほどの災害に遭った場合でも、国や自治体の支援が始まるまでの間を乗り切れます。

また、あわせてカセットコンロなどを準備しておけば、停電で電気が使えない状態でも温かい食事をとることも可能です。

②食料

食料も水と同様に、人数×3日分を目安に備えておきましょう。缶詰や乾パン・アルファ米など、冷蔵・調理不要な長期保存できるものがおすすめです。

③医療・衛生用品

停電時は、普段の環境と違う環境で過ごすこととなるので、体調を崩しやすくなります。そのため、医療・衛生用品なども備えておきましょう。

たとえば、ウェットティッシュや風邪薬・除菌スプレーなどが挙げられます。また、普段から服用している薬があるかたは、停電時でもすぐに持ち出せるように備えておきましょう。

④防災トイレ

停電でトイレが使えなくなってしまう場合も考えられます。また、地震などの災害で避難した際に、トイレができないと不便ですよね。

そこで、防災トイレを普段から備えておきましょう。防災トイレには、「簡易トイレ」や「携帯トイレ」といった種類があります。

⑤ラジオ

災害の状況や支援などの情報を得るために、停電になっても使える電池式のラジオを1台備えておきましょう。手回し式であれば、電池が無くても使えるのでおすすめです。

⑥乾電池

乾電池は、ラジオや懐中電灯、モバイルバッテリーなどを操作するのに必要なエネルギー源です。災害時や停電時に困らないように、普段から多めに備えておきましょう。

ただし、乾電池には使用期限があり、液漏れする場合があるので、1年に1回は液漏れしていないかなどをチェックするようにしましょう。

⑦モバイルバッテリー

スマートフォンは、停電時や災害時の情報収集に役立ったり、慣れない環境でのストレス解消になったりします。

そのため、スマートフォンのバッテリーも普段から備えておきましょう。なお、ソーラーパネルが搭載されているものであれば、長期停電でも安心して使えます。

⑧懐中電灯・LEDランタン

夜間に停電が発生した場合、照明の代わりになるものが必要になります。そのため、懐中電灯やLEDランタンなどの電池式の照明器具を用意しておきましょう。

一方で、ロウソクは火災の原因になるため、なるべく使わないようにしてください。

⑨家庭用蓄電池

モバイルバッテリーよりも多くの電気を蓄電しておける、家庭用蓄電池を導入しておくことで、停電時でも安心して電気が使えるようになります。

また、太陽光発電と組み合わせることで、日中に電気を貯めておき、停電した際に昼夜問わず電気が使えるようになるのでおすすめです。

夏の停電対策として備えておきたいもの

停電が夏場に起こった場合、熱中症や脱水症状などになる可能性があります。そこで、夏の停電対策として以下のものを備えておきましょう。

瞬間冷却パック

瞬間冷却パックは叩くと一瞬で冷えるので、急速に体を冷やしたい時や、熱中症の応急手当になります。一般的に、約10〜15分の間、冷たさが持続可能です。

冷感シート

冷感シートは、停電時の暑さをしのいだり、熱中症対策にしたりできます。普段から冷蔵庫などに入れて冷やしておくことで、冷却効果を上げることが可能です。

冷感タオル

冷感タオルは、ホームセンターやドラッグストアでも購入でき、水(常温でも可)に濡らして振るだけで冷たくなるため、熱中症の症状がみられた際にすぐ対応できます。

ポリエチレン詰清涼飲料(アイスキャンディー)

凍らせると半分に折って食べられる棒状アイスのことです。普段から冷凍しておけば、停電時には保冷剤として使えたり、脱水症状を防ぐための水分補給になったりもします。

まとめ:もしもの停電に必要なものを備えておこう!

今回は、停電への備えとして必要なもの9選を紹介しました。それぞれ生命維持や身の安全のために必要であるとともに、使用期限が存在するものもあります。

定期的な確認をして、停電に対応できる万全の備えをしておきましょう。

また、夏の停電時の備えとして、暑さ対策を考える必要があります。

いつ起こるか分からない停電に備えて、本記事を参考に、停電対策として必要なものを準備しておいてください。

新着記事